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吉野交流会〜山伏女将片山さんを迎えて

先月からスタートした第2期「吉野アンバサダー」。10月11日(月)にオンラインでの交流会がありました。私も仕事の都合をつけて参加させていただきました。

今回の交流会のゲストは吉野町でゲストハウス「KAM INN」を運営していて。ご自身も金峯山寺の行者として修行をされている片山文恵さんを迎えてのイベントでした。

まずは自己紹介を兼ねて「身近な秋」についてみんなと語り合いました。10月になっても都内では真夏日が続くなど、なかなか秋を実感しずらい日々が続きますが、参加者それぞれ思い思いに感じた秋について語りました。吉野では既にコスモスの花が咲き誇っているところもあるとのこと。まだまだこれから見頃を迎えるというコスモスのお花スポットが多い中、吉野では秋の訪れも早いのだなと実感しました。

続いて、片山さんへの質問コーナー。事前に集められた質問に対して、片山さんが一つ一つ丁寧に答えてくれました。修験道の「祈り」は私たち日本人の日常生活における「祈り」に通じるところがあるとのこと。修験道における「祈り」は自然の中でそこにあるものに対して「祈り」を捧げること、私たち日本人は神社や寺院、時にはクリスマスの時などは教会で「祈り」を捧げたりしているが、それは決して日本人が無宗教であるからではなく、そこにあるものを「祈る」という修験道における「祈り」に通じるものがあるとのことでした。修験道の「祈り」は私たち日本人の「祈り」につながるものがあるのだと感じました。

他にも修験道に関心を持ってゲストハウスに宿泊した外国人の話、行者の修行についての話、そして片山さんが「KAM INN」を立ち上げた経緯など話は盛りだくさん。時間が過ぎるのが名残惜しいひと時でした。

奈良大学在学中からどこか心が惹きつけられるところがあって気になっていた吉野の魅力を改めて感じることができました。

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