見出し画像

【おしらせ】2022.08.06(土)20:00~22:00「しのばZooゼミ」第10回読書会を開催します!

 皆さんこんにちは。「しのばZooゼミ」事務局です。

 前回第9回の読書会で取り上げた『動物園を考える』は多くの論点を含んでいますが、深夜の開催にもかかわらず、2時間の枠を超えて活発な議論が行われました。
   事務局のミスによりアーカイブを残せなかったことが悔やまれますが、様々な意見に触れることができ、良い時間だったと感じています。


今回、第10回となる読書会でも前回に引き続き佐渡友陽一『動物園を考える』(東京大学出版会,2022)を読みます。
 日時は8月6日(土)の20時から2時間の枠、アーカイブを(今回こそは!)残す予定です。もし議論が白熱した場合は別枠で「二次会」を開催するかも知れません……!

今回の範囲は第3章「欧米の動物園」と第4章「動物園の歴史」です。

今回も読書会参加者のへいさんと協力し、事前に作成したレジュメに沿って進行します。(へいさん前回に引き続きありがとうございます!)

 論点は下記の2題です。各論点についてのご意見、ご感想は、ハッシュタグ #不忍ゼミ をつけてTwitterにぜひ投稿下さい。読書会の中で取り上げさせていただくことがあります。

① 「友の会」の組織が動物園の支援に大きな役割を果たしているドイツ語圏の動物園の事例(74~75頁)が掲げられているが、こうしたサポーター組織は日本の動物園ではどのような形で育っていく可能性があるだろうか。政府や地方自治体が取り組む「関係人口」拡大の文脈でも動物園や水族館は果たせる役割があるのではないか。
② 欧米の動物園で主流の考え方として「動物園を現代的な基準に持っていくための巨額の投資の必要性」(82頁)が述べられているが、「巨額の投資の必要性」を自治体の首長や議会、投資家、大企業に訴えるならば、あなたならどうやって説得を試みるか。

今回はアーカイブなどの設定確認も万全にして、いっそう良い読書会にできたらと思っています。
多くの方のご参加をお待ちしています。