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「みちしるべ」第2回サークル活動

12月4日(水)に、学び直しサークル「みちしるべ」の2回目の活動をしてきました。

今回も、会場は匝瑳市の八日市場公民館。部屋は視聴覚室にしました。というのもですね・・・

匝瑳市社会福祉協議会のご助言を受けて、ボランティアサークル登録をしたのです! そのため、減免申請ができるようになりました! つまり、会場費がかからなくなったのです。

だから、広々と勉強できる部屋にしてみました。

(polcaでご支援いただいたお金の使い道については後ほど説明することにしまして・・・。)

今回は、中学3年生7名が集まりました。前回来た子もいるし、今回初めての子も。全員が同じ中学校なので、雰囲気は和やかです。

部屋に入り、レンタルwi-fiの使い方をスタッフから教えてもらって、eboardにつなぎます。子ども達は、もう慣れたものです(笑)。ノートを広げて、eboardの映像授業を見ながら、時には一時停止しながらポイントを写していく子、問題集を解いていて、わからなくなったらその単元に関するeboardを見る子、それぞれに勉強を始めていきます。さすがは受験生、黙々と机に向かっています。ここに来る子ども達は、「勉強が、ただの作業になっていない。きちんと考えて学習している」という印象を受けます。

1時間ほどたったところで、今回は強制的に「休憩タイム」。スタッフとお喋りしたり、友達と雑談したり・・・と、ここへ、オンラインでゲストが来ました(笑)。お世話になっているeboardのスタッフさんが、会議アプリzoomで繋がってくれたのです。子どもたちとお話もしてくれました。人生の先輩として、大人からのアドバイスや励ましをいただくのは、子どもにとっては嬉しいものだと思います。また、子ども達からは「こんな教材があったらいいな」というリクエストも飛び出し、なかなか面白い休憩時間となりました。

休憩が終わり、もう30分頑張ろう!ということで、またそれぞれに勉強開始。スタッフも、子ども達の勉強の進み具合を見ながら、入試の過去問題を解く生徒には、「その問題を解くには、eboardの○○の単元の理解が必要だね」など、具体的なアドバイスをしていました。このアドバイスが、「みちしるべ」の持つ付加価値なのではないかと私は思っています。サークル活動は、月に1~2回しかもつことができません。だから、家で一人で勉強する時に困らないように、eboardの使い方を含めてアドバイスをしているわけです。終了時間の20時20分には、みんな清々しい表情で帰っていきました。

今回も、保護者の皆様に送迎の協力をいただいて、無事に活動を終えることができました。お迎えに来た保護者とあれこれ喋るのも、スタッフにとってはなかなか有意義な時間でした。ありがとうございました。


さて、polcaで集めているお金の話ですが。

公民館のwi-fiがあまりに脆弱なので、今回はwi-fiのルーターを2台レンタルしてみました。これが大成功。子ども達のスマホがスリープモードに入ってしまうと、パスワードを入れ直したり、という作業が入ってしまうこともありましたが、とにかく前回よりはずっと学びやすくなりました。2台借りれば、10人繋ぐことができます。ですから、実は今回は「10人以内」で募集をかけていました。

レンタルのwi-fiルーターは、公民館で活動を続ける限りはどうしても必要になります。2台で、3500円ぐらいです。polcaでいただいた支援金は、主にこの代金に充て、他に、宣伝用に作った「紹介カード」代にしたいと思います。

今やっているpolcaは、あと2週間ほど募集期間があります。このまま続けさせていただいて、第3回活動(12月18日)の活動報告の際に、まとめて収支報告とご支援いただいた方々のご紹介をさせていただきたいと思います。

「みちしるべ」のpolca

「みちしるべ」のtwitter


「みちしるべ」の活動に興味を持ってくださる方がたくさんいらっしゃって、「見学したい」とか「取材したい」とか、それはもうありがたいお言葉をいただいております。polcaやtwitterで出会った方々との繋がりも嬉しいです。まだまだ課題も多い「みちしるべ」ですが、「誰でも安心して学び直しできる環境づくり」で地域に根ざした活動ができるように、そして、中学生だけでなく高校生や大人の皆さんにも安心して「学び直し」に参加していただけるように、宣伝活動をしていきたいと思います。

次回も楽しんで、頑張ります!

特別支援教育に興味を持つ教員です。先生方だけでなく、いろいろな職業の方とお話して視野を広げたいし、夢を叶えたいです。いただいたサポートは、学習支援ボランティアをしている任意団体「みちしるべ」の活動費に使わせていただきます。