【13日目】僕の日記〜紅茶が不味い編〜
今飲んでいる紅茶がすごく不味い。
僕はそれだけを原動力に筆を取っている。
今日伝えたいのは、この紅茶が不味い。それだけだ。
フルーツティーという名のそいつは、いわゆるコンビニで買えるプラスチックの容器に入った飲み物だ。
レモンスライス入りのアップルティー。
セイロン茶を使用していて、果汁は22%、果肉は12%の割合で配合されている。
リンゴとレモンのオシャレなイラストと、半透明な容器から覗く果肉。
サングリア的なオシャレみを感じる。
丸の内OLがデスクに置いていそうなオシャレみ。
そんな外身情報から、僕は美味しそうだと受け取った。
しかし実際はどうだ。
一口飲んだだけでわかる。これは不味い、と。
口に入った瞬間のキンとする甘み。
駄菓子屋で買うチューペットを凍らせずに飲んだみたいな、お祭りの屋台で売ってる謎の色水のようなチープな甘み。
思ってたのと違う。
ここでひとつカミングアウトをしよう。
僕はもともと紅茶が苦手だ。
といっても、最近はミルクティーやストレートティーも飲めなくはないなレベルまで達していた。
それこそ、ストレートティーの飲み比べをしてみて「セイロンティーは飲みやすいな」とまで思えてきていた。
にも関わらずだ。
これは不味い。
というかこれは紅茶なのか??
幼少期にイキがってファミレスのイチゴティーを飲み、口に合わなかったことから紅茶が嫌いになった僕だが、その時の感覚が戻りつつある。
紅茶に対する好感度が急降下。
同じ作品が好きで知り合ったのに開口一番に古参発言をされたときぐらいの急降下。
もー飲みたくない。
けっこう無理して飲んだけどむり。
慣れたら癖になるのでは?と飲んでみたけどむり。
でもこういうのに限ってちょっと量あるんだよな。
はぁ、ミルクティー買ってこようかな。
特に利用するあてがありません。ごめんなさい。