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負ける事で生き残ったサヤエンドウ

サヤエンドウは野生では、さやの部分が弾けて中の種を飛ばす事で繁殖するようです。

しかし、私たちが普段食べているサヤエンドウは、さやの部分が弾ける事が出来なくなってしまった突然変異種らしい。

自然界にいたら、腐ってボトリと落ちるだけの生存競争で言えば負け組さん。

しかし、それを美味しく頂きたい人間には好都合だった為、さやが弾けて中身が飛び出さないものが栽培され、結果野生では負け組のサヤエンドウさんは結果多くの子孫を残す事に成功した。

自分的にはカッコよくなくても、子孫を残すという本来の目的を達成させる為にあえて負けたサヤエンドウが、逆にカッコイイと思うのは私だけだろうか。

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