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スキルにも寿命はありますよ?という話

のしんです。

昨今のコロナ禍の影響による「在宅勤務の推進」「残業の禁止」などの流れを受けて、巷では「大副業時代」と言われているのを皆さんご存知ですか?

副業にしても本業にしてもそうですが、スキルを伸ばして仕事に活かすという姿勢は非常に大事!ですが、個人的な考えを言いますと、

スキルの寿命を考えてくださいね?

このことについて、少しお話していきたいと思います。

しばしお付き合いください。

先日のツイートです。

僕はスキル=商品と同じで寿命があると考えています。

一般的な商品の場合「プロダクトライフサイクル」という「導入期」「成長期」「成熟期」「飽和期」「衰退期」の5つの過程を踏んで、最終的には他製品や市場にシェアが取られるという現象が起きます。

この考え方ですが「スキル」に関しても同様の道筋をたどるのでは?と思います。

僕はTwitterやインスタなどSNSをよく見るんですが、最近は「プログラミング」「WEBマーケティング」「ライティング」といったスキルが注目されてますよね?

「今はプログラミングで稼げるのか!よし頑張ってみよう!」
「WEBマーケティングのスキルを上げて、副業しよう!」

素晴らしい考えで頭が下がりますが、注意して欲しいことが2つだけあります。

1. スキルの需要と供給は意識して選択する
2. 1つのスキルに固執しない

それぞれ説明していきます。

①スキルの需要と供給は意識して選択する

先日のツイートです。

スキルの習得を考えている皆さん。仕事に活かすという考えにおいては、「好きだから」もしくは「興味があるから」に加えて「需要と供給のバランス」も意識しなければならないと思います。

*「好きだから」「興味があるから」の気持ちも絶対必要です。いくら需要が高いスキルでも、好きや興味がないと継続して学ぼうとしません。

例えば僕の場合、20代で「英語」のスキルを伸ばそう!と決めて、全く話せないレベルにも関わらず、海外営業に的を絞って就職活動をしました。

海外営業に配属された当初は、海外の顧客から電話がかかってきても「相手の名前を確認する」+「Just a momentと言って英語ができる人に代わる」という2つのことしかできず、落胆する日々が続きました。

ですが、紆余曲折あって結果的に今は英語を使って海外で仕事をすることができています。(まさかタイ語も使うことになるとは夢にも思ってなかったのですが 笑)

もともと英語に興味を持ったのは、中学の英語の先生のおかげです。だいぶ変わった先生でして、

・マイギターを持参。授業中にビートルズの演奏をする
・月一で海外ドラマを鑑賞。そこで英語表現を覚える
・生徒は皆あだ名で呼ぶ

「漫画に出てきそうな先生」じゃないですか?笑
ただ今となっては、その先生には感謝しかありません!

加えて英語スキルを身に着けると、当然社会に出たときに戦える市場が大きくなります。周りにまともに英語が話せる人もいなかったので、需要は多いが供給は少ないスキルなのでは?と思い頑張る決意を固めました。

ただ、僕が今から語学を学ぶとするなら「英語」ではなく「インドネシア語」を選択するかもしれません。

今は、英語系YouTuberも多いですし、インターネットの翻訳技術もかなり高いレベルにあるなと思います。僕が社会人になった時には、まだ考えられなかったことですね。

※余談ですが「DeepL」という無料翻訳サイトは皆さんご存知ですか?非常に高精度な翻訳サイトですので、ご存知ではない方は是非使ってみてください!「英語スキル」という価値が下がってくるな~と強く思いました…

なのでインドネシア語とかどうかな?って思います。

理由は、「人口規模」に対して「話者」が少ない言語だからです。後は平均年齢が29歳。これから若い世代が牽引して成長していく国だと感じます。

*僕自身、インドネシアは出張で10回程行ってますが、活気ある国だなと思います。高速の渋滞はもう少し改善してほしいですが 笑

今後、インドネシア語スキルの需要が高まる可能性があるのでは?と感じています。

②1つのスキルに固執しない

またまた先日のツイートです。
今は「VUCA」と呼ばれる時代に突入しています。

Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)

4つの単語の頭文字をとった造語。
読み方は「ブーカ」です。

一言でいうと「将来予測が困難な時代に突入した」という意味です!

今がVUCAという時代であることを考えると、1つのスキルに固執して能力を上げていくより、色々なスキルが習得できるように時間を使っていくことの方が良い考え方なのかなと思います。

僕自身、冒頭のツイートに書きましたが、20代で英語スキルを磨けたことに感謝しつつも、このスキル1つに固執している状態はよくないかなと、ある種の危機感を持っています。

なので、30代になった今は「会計」と「マーケティング」の勉強に力を入れています。

20代で習得した英語スキルのように、30代でも自分の核となるようなスキルを身につけ、VUCAの時代でも生き抜いていきたいと思っています!


いかがでしたでしょうか?

ご参考いただければ幸いです!

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