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今治里山スタジアムに行ってきた

 なんか行ってみたかったのです。里山スタジアム。岡田さんのやっている事が具体的にどうなっていくのかが気になってしまうのです。
 思えば2019年にも今治には行きました。その時もどうしても今治の新しい「ありがとうサービス夢スタジアム」が見たかったのです。そして今度は二つ目のスタジアム。いやいや・・・普通に考えて凄いですよね。サッカー専用スタジアムを二つも作ってしまうなんて。武蔵野なんて一つも出来ないし・・・と、言うか武蔵野陸上競技場を改修すらままならない状況。そして今やJリーグは目指さない(目指せない?)という状況。もちろんJリーグが全てではないというのもきちんと理解しています。生まれ育った街に武蔵野というチームがあって本当に幸せなのです。それは間違いないのです。でも、どうしてもどんどん欲が出てきてしまうのです。
 で、肝心のスタジアム。本当に素晴らしかったです。ピッチと観客席の近さはもちろんですが選手席と観客席がほぼ一体化されているので、目の前の座席だと(僕は選手席の真後ろ(ななめ横?)の座席でした)選手たちが何を喋っているかまで丸聞こえでした。凄い臨場感です。

座席から

 今回はFC今治vs奈良クラブの試合でした。JFLの一つ上のカテゴリー(もう上のカテゴリーと言って差し支えないでしょう)であるJ3です。前回の2019年は武蔵野との試合でした。当時はJFLですね。
 凄く思った事があったのですが、2019年との一番の違いは新しいスタジアムでもFC今治の選手でもなくて、試合を観に来ている観客であるという事です。Jリーグに上がって、新しいスタジアムが出来て、それを観に来ている観客がもう2019年のそれとは段違いでした。もう観客全員に支えられてる感じ。新しいもの見たさに来ているのではなくFC今治がちゃんと街に溶け込み、しっかりと観客に後押しされている感じ。もうこれが一番羨ましかったです。あー、FC今治はちゃんと地に足付けてやってきたんだなと思いました。

試合終了


 翻る必要もないのですが翻って武蔵野は・・・
 東京ユナイテッドと必要性のないユナイトをしてみたり、案の定離れてみたり、そしてあの当時の武蔵野よりもなんか後退している感じ・・・(気のせいでしょうか・・・)武蔵野を支えてくれていたサポート企業もこの最近のごたごたで減ってますよね・・・
 話が右に左に飛んでしまいました。
 とにかく里山スタジアムは素晴らしかったです。日本の地方にこういうスタジアムが増えていくのは本当に良い事だなと思います。今治駅からスタジアムまでは行きも帰りもタクシーを利用したのですが運転手さんも当然FC今治を認知していて「今日は何時キックオフだっけ?」とか「なかなか勝てないんだよなぁ」なんてぼやいたり、帰りの運転手さんは乗り込んだ途端に「今日は勝った?負けた?」でした。
 FC今治は街にしっかりと溶け込んでいます。
 武蔵野もそうありたい。

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