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<読書録14>西洋の自死

著:ダグラス・マレー
解説:中野剛志
訳:町田敦夫

面白かった!というより色々考えさせられました。500頁超えの大作でしたが、スラスラ~と吸い込むように読めました(とはいえ遅読なのでそれなりに日数はかかりましたが)。最近はコロナ感染拡大でバタバタなのでダラダラした感想文になりますよ~。

まずは著者のダグラス・マレーさんは西欧・東欧隈なくちゃんとフィールドワークしてたのね~、いいな~、大変だろうけど。まぁいいか。本題、本題。

西欧は過去を引きずりすぎ、リベラルという幻想に踊らされ大変なことになりましたね。飯山陽さんもノートに書いてある通り、フランシス・フクヤマさんの「歴史の終わり」的な幻想は幻想のまま終わったということです。
多様性が大事だとか人種差別主義には反対だ!グローバリズム!など言っている間に自分達で作ってきたもの(西欧近代啓蒙思想)で自分達の首を絞めるという大惨事な内容。いずれ移民は同化するとメルケルさん始め多くの西欧諸国のトップが言い続けましたが、彼らは同化しない。特にイスラム教は穏便な宗教とイメージ操作が大手を振るっていますが、イスラム教の最終目標は世界のイスラム化ですからね。(このあたりは飯山陽さんの「イスラムの論理」「イスラム2.0」がわかりやすいです)
それゃあんた、イスラム世界の移民を大量に受けれ入れればそうなりますよ!って話なわけでした。

印象的だった言葉を抜粋。
「世界の人々を移入すれば、世界の問題を移入するということだ」


しかし疑問も残った。なぜ欧州各国の首相やトップはひたすら移民政策を推し進めたのか?もちろんリベラリズムや人道主義、はたまた過去の歴史の負い目などの名目で推し進めたのだ、という記述や考察は十分に記載があったけど、このような状況はある程度のところで予測はできたはずだ。なぜ各国トップはそのまま大量移民を受け入れ続けたのか?
そこにはイスラムオイルマネーが流れていたのか?もしくはアメリカ民主党系の軍産複合体の力が働いていたのか?つまり彼らディープステイトの思惑だったのか?とはいえNATOもディープステイトだったよな、確か。
どういうことなのだろうか?ちょっと簡単にイメージしてみることに。


移民が増える
→当然意見(世界)の違う者同士は仲良くできない
→争いが増える
→軍産複合体がもうかる?

ちょっと簡単に飛躍しすぎか?(笑)
いずれにしろ自国内で争いが増えるんじゃ元も子もないじゃないか!派兵して自国以外でドンパチやるなら理解できるけど、、、
うーん、わからない!誰か教えて!中の人!!

メルケルさんもコロナに関し力強いメッセージを発して国民を励ます、その反面、日本の菅首相はメッセージを発していない、、、なんてのも昨今見聞きしますが、その前にメルケルさん相当お門違いのことしてましたらからね。日本も移民政策や外国人参政権の問題は早急に手を打たないとなりませんね。やはり鎖国が一番!ってことで。
まぁこんなの見せつけられたらトランプさんだって壁!壁!って言ってたのもよくわかりますね。アメリカも非白人やヒスパニック系の人種が南部から物凄い勢いで増えていますからね。で追い打ちをかけるようにイスラム国からの移民も増えるでしょうから。もう共和党は勝てないんじゃないか?どうなるんでしょうね~?とはいえまだトランプさん敗北宣言してないよね?(この記事は2021年1月2日に書きました)どうなるんでしょうーね~?トランプさんはツイッターで1月6日に全てが明かされる!とか言っていましたが。ツイート保存するの忘れましたは(笑)楽しみですな~♬

しかし東欧は最後まで反発して移民の流入を拒否続けたのは、最近まで苦しんできた経験からこの状況を拒否できたんですね~。「地獄への道は『善意』で敷き詰められている」ってのを身に染みていたんでしょうね~。

ということで超雑なまとめですが以上になります。なんでかって?だって今大変なんだも~ん!!

とは言ってもね、こうなるのは分かっていたので新しいツアーを作ってますよ~!3月位までには形にできるように進めてます。ここでも紹介できたらいいなと考えています。


最後にこの本を紹介してくださった藤森かよこ先生に感謝したいと思います。ということで先生の新著の宣伝を(笑)
「馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。」

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あのベストセラー『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』の続編です。97%の人間が在庫!?「無用者階級」になってたまるか!世界はあなたを必要としなくてもあなた自身が世界に居座れ!学校では教えてくれない未来予測と対策!

はい、私もこれから読みますよ~!楽しみですね~。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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