新しくアプリを作ろうとするときの注意点10選
iOS/Androidアプリを開発している野瀬田です。
最近新しくアプリを開発するという話に若干関わりがあったので、そのときの反省も含めて次からは注意しようと思う観点をまとめてみました。
1. 開発に入る前に
・MVPの構築を目指すこと(必要最低限の機能に限定して作ること→Worse is better)
・検証サイクルが短い期間で回せるようにNoCodeやSaaSの利用などを検討すること
・プロダクト要件がセキュリティや法務、Apple/Googleのガイドラインなどの観点で問題がないか確認すること
・資金や人員、スケジュールなどのプロダクト外の制約について認識をメンバー間で一致させること
2. 設計に着手するとき
・初期はシンプルで最小限の設計にすること(→YAGNI、KISS)
・求める設計に合わせた組織構成にすること(→逆コンウェイの法則)
・過度な完璧主義、時期尚早な最適化は避けること(→Perfect is the enemy of good)
3. 開発に着手するとき
・できる自動化は先に済ませておくこと(PRで警告のコメントをつけたり、コミットにテンプレートを追加したり、linter/formatterの設定をしたりは先に済ませる)
・命名規則を定義し、各機能の英語名の認識をすり合わせておくこと
・開発中に決めた要件をPull Request時にドキュメント反映するフローを決めておくこと
まとめ
ということで、まずは思いついたものをまとめてみました。新規アプリを開発する際に、少しでも参考になったら幸いです。
原則としては、作らないで済ませる、認識の齟齬を減らす、というところに注力するのが大事だと思います。
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