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最近の悩みってどんなの?

運営の方は、最近Twitterの方でもちょくちょく教育関係について呟いたり、noteも運営させたりとそれなりに「#学校に行かないパターン」のある生活が慣れてきた頃です。

その最中にも色々な反応があって・・・嬉しくてまとめちゃいました!


今回は、個人で普段活動しているココトモについて少し語ってみたいと思います。

そもそもココトモとは?


「悩みを話せる友達が見つかる」がコンセプトの無料悩み相談サイト

①web・リアルでの相談サービス
②安心できる「友達」と出会えるサービス
③一緒に頑張る「仲間」と出会えるサービス

私は、①のWeb・リアルでの相談サービスの中の無料メール相談の依頼を受けています。

依頼は1日に20〜30件ほど送られてきますが、
その中で自分が答えられそうな依頼を選んで担当になります。

(メール送ったらもしかしたら小林さんが担当するかもです…)

「3日以内に対応できるメンバーがいるかどうか」で判断していますので、返事がない場合は対応出来ませんといったメールが届くはずです。

これは、3日以内に答えられない場合は今の段階では答えられないことを判断していち早く伝えた方が送った側にとって良いからなのです。

そのメール相談を受けていくうちに若者の悩みということがわかってきました。「#学校に行かないパターン」の話も含めて、若者の悩み相談をいくつか紹介していきます。
(個人情報にもなり兼ねますので、大雑把に)

私が答えられたジャンルが一番多かったのが、学校関係です。
(まあ、そうですよね。今までの活動的には)

意外に不登校の原因って学校の先生が多いということココトモには学校に行けていない、保健室登校をしているといった方の悩みを聞くことが多いです。

その中でその人なりに悩んでいるなぁと分かる文面で、自分自身も泣きそうになったことも…その中でいじめなどの人間関係が大きいです。
(意外に学力面が落ちて不登校になったという人が少なかったです。)

多分、ココトモに相談してなんとか解決しようという自分の意思が強い人ほど真面目で人間関係を悩んでしまうという方が多いのかなといった印象を受けました。

その中で、学校の担任の先生(顧問の先生)で悩んでいるという悩みが多かったので個人情報もあるので事細かには出来ませんが紹介していきます。

事ある毎に部員をクビにする先生で、以前5mほど離れた場所から挨拶をしたら「距離が遠すぎる」と部活をクビにされ、その後3時間ほど説教されました。言っている事がコロコロ変わり、どの様な対応をすれば良いか分からず、苦しいです。

事あるごとにクビにすると、部員数が減って成り立つんかどうか?が率直に気になりましたが…

たとえ5mほど離れた場所からの挨拶が遠すぎるとなっても、クビにされて3時間も説教というのは…行き過ぎているように感じました。

感情的な先生もいますし、それも一つの性格として尊重はしますが、客観的に見て行き過ぎな様に感じました。

あとあと、やめさせ続けると部員が減って困るのは自分だということを分かっていながらも感情で怒るタイプなのでしょうか?

学校の先生もただでさえ学校の雑務や授業に追われていながら、部活動の顧問もしなければならない余裕がないことはとても分かりますが、そんな諸事情は部員には関係ありません。

和気あいあいと楽しむことが部活の醍醐味なのではないでしょうか?(不登校で部活なんてやってない人が言うことでもありませんが…)

高校生で不登校、学校の単位が足りず留年しそうです。
学校に行けなくなった理由ははぶりが原因です。話しかけようと頑張っても無視されたりとてもつらい思いをもうしたくない思いが強く、通信制高校に転校するか、留年するか悩んでいます。部活が楽しいので留年してやり直そうかなと思っていますがまた学校に行けなくなるのが怖いです。

中学校までは義務教育なので、たとえ1日も通わなくても卒業は出来ます。しかし、高校はそういう訳にはいきません。

「単位」が足りなかったら卒業できずに留年や退学をしなければなりません。

最悪、高卒認定試験で合格すれば高校卒業と同等の学力があると認定されて、大学を受けることも出来ますがあくまでも高卒認定試験に合格しても中卒にはなります。私は高卒認定試験を受けて合格しているのですが、その時も単位という言葉の柵を抜け出すことは出来ませんでした。

「はぶり」が原因で不登校となり、通信制の高校に行くか留年するか個人的な感想としては1年間のレポートを頑張れば2ヶ月で終わらせることもできます。そうすると、学年をダブらずに3年間で高校を卒業することもできます。

体育の女の先生が自分には体調が悪くて座っていると怒鳴られ、みんなの前で怒られたのに対して、他の友達は優しく「大丈夫?」って声をかけてもらっていました。明らかに差別しているように感じました。

この文面からでしか判断できず、投稿者が過敏になっているかどうかは分かりませんが…

そのように生徒が感じるような言動をしている体育の女の先生に対して「本当に大人なのだろうか?」といった疑問が多く残りました。

体育の女の先生も人間だから、生徒に対して好き嫌いはあると思います。

重松清の「せんせい。」短編集の中に出てくる「にんじん」先生目線でどうしても「にんじん」が嫌いだった。何もしていなくてもいるだけで、不快感を覚えた。

この依頼内容を読んだ時に、「にんじん」が頭の中で蘇ったのを覚えています。このことは、何も学校の先生だけに言えることではありません。私たち人間全てに当てはまることだと思います。

学校に関して、いじめやはぶりが原因で悩んでいる人もいますが、学校の先生との関係で悩んでいる人も多いです。多分、教職員の人たちは「そんなことない」と言い張っている人もいるかもしれませんが・・・

文部科学省の不登校の原因調査に関しての問題点として不登校経験者たちに話を聞くと、

「調査目的で不登校の理由を聞かれたことは一度もない」学校調査では教師が原因であるとの回答は1.6%(学校調査のなかでは、もっとも数値が小さい)にすぎないが、本人調査では26.2%にもなる。学校と本人の間に16.3倍の開きがある。
「不登校は先生のせいだ」ということが言いたいのではない。大事なことは、認識のギャップを認識するということだ。本人と学校が、まったく異なる「不登校の理由」を思い描いていては、会話さえ成立しない。

不登校になった生徒本人は学校の先生が原因だと考えている場合があったとしても、学校側はそれを認識していないという点がいちばんの問題点です。

私も全ての学校の先生が悪いということは感じていません。

多忙な業務をされてとても凄いなと、私には到底出来ないだろうなと、思っています。

しかしながら、認識の違いに関しては改善されるべきだと考えています。

もし、自分がそうなった場合を考えてみる私の場合、依頼文を読んだ時に考えることは

「もし自分がそのようなことをされたら・・・どう思うか、どうするか」です。

「もし、いじめられたら・・・」
「もし、はぶられたら・・・」
「もし、先生に嫌なことをされたら・・・」

このような「もし」を考えることによって依頼者に対して寄り添えるのかなって思っています。

そして大体の依頼に共通して言っていることは、

嫌なことから逃げるという手段も自分を守る上では立派な選択なんだということです。

「逃げる」という行為は一見すると「負け」「マイナス」のイメージを持ってしまうかもしれませんが、嫌なことを我慢して自分を傷つけるよりかは、新しい環境で精一杯頑張る方がよりやりがいを感じるし、充実した生活を送れると思います。

今悩んでいる人に対してこの記事が頭の片隅に残っていれば幸いです。

ライター @kobayashinitya

現在、高校2年
大阪大学SEEDS3期生
ココトモ相談員
きっとみつかるカフェライター
「学校に行かないパターン」で活動中

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