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新規事業を立ち上げる際に感じたこと


はじめまして。
株式会社NoSchool、マナリンク高等学院事業部でエンジニアをしております、大嶋友貴と申します。
12月末にリリースしましたマナリンク高等学院は、通信制高校に通いながら大学進学を実現するというコンセプトの通信制サポート校です。この事業を立ち上げる際に、私は主に開発側の業務を担当しました。そもそも株式会社NoSchoolには新卒で入社しており、このような経験自体は初めてでした。
そこで今回の記事では、この新規事業の立ち上げを通して、感じたことに関して書いていこうと思います。
この記事ではエンジニアではない人向けでもあるので、可能な限り難しい表現は避けて書いていこうと思います。

まずは基本的な形でリリースする

Webサイトのデザインや資料に関する話なのですが、いきなり100%の出来を目指すよりも、70%の出来を目指して、それに改善を加えていくといった進め方の重要性を学びました。例えば、Webサイトのデザインの話なのですが、70%の出来で一度リリースを行います。その後Google Analyticsでサイトを訪れたユーザーがどのページをよく見るのかの数字を参考に改善を加えていくみたいな流れでしょうか。一方で、最初から100%を目指す進め方の利点は、公開が早いことでしょうか。成果物が誰が見ても完璧なものであれば、作ってすぐに公開できます。ですがこの進め方だと、レビューに弾かれたときや、ユーザーの反応が悪かったときのダメージが大きいです。リリース日なども決まっていたため、このようなことはなくすべきだと思いました。

個人開発の重要性

個人開発とは言葉の通りに「一人で、アイデアの立案から開発、アプリなどのストア公開を全てやる」という感じです。この流れは新規事業に似ていますよね。この個人開発を私は去年の夏頃していたのですが、この経験は新規事業の立ち上げを行う上でとても役に立ちました。もちろん新規事業に比べて、アイデアの質などの問題はあったものの、その流れを経験しておくことで、開発の面での不安を少なくすることができ、意識をアイデアの立案などに向けることができました。
また、エンジニアとしても個人開発を通じて、慣れていない言語や、新しい単語を学ぶ機会があり、少しレベルアップしたと思っています。

本当に今やる必要があるのか

現在のマナリンク高等学院事業部は責任者と私という二人の構成になっていて、その二人でサイトのデザインやどのような機能を追加するのかなどを議論して進めています。そのため、リソースが限られている中で機能を追加する際には、慎重に進める必要がありました。
なので、議論をするときには「本当に今やる必要はあるのか」を意識しています。例えば、一時期クレジットカードによる支払い機能を実装しようという話になったことがあります。ですが、銀行振込で対応する方針に切り替えました。このとき、考えたのは「現在のユーザー数がこれくらいなのに、こんな実装期間がかかる。今やる必要ないのでは」ということです。
施策ができたインパクトと実装期間を天秤にかけて、銀行振込という結論になりました。
目標もあるため、その目標に直結する施策をやる必要があり、時間を無駄にすることはできません。そのためこのような点を意識するようにしています。

最後に

新規事業を通して感じたことを上げましたが、どうでしたか?自分の感じたことなため、あまり役に立たないかもしれませんが、立ち上げ初期の新規事業に関わりたいと考えている方は、ぜひXのダイレクトメッセージなどで連絡していただければと思います。


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