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今週のキッズドクター通信📬【2024/6/14】

こんにちは。キッズドクター編集長のわたなべです😊
まだ6月ですが、暑い日が続いていますね💦突然の暑さに体がびっくりしているかもしれません。冷房や扇風機などを適切に利用して、体調を崩さないように気をつけていきましょう。

今週のピックアップ💡劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは?

最近ニュースで「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の感染者が増えていると耳にする機会が多いかもしれません。実際に今年の感染者数は過去最多のペースで増えています。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症は発症すると急激なスピードで症状が進行するのが特徴で、死に至ることも多い病気です。

子どもの間で「溶連菌感染症」が流行していることから、「子どもが感染したらどうしよう」と不安に思っている保護者の方も多いかもしれません。

ここで大切なことをお伝えしますが、子どもが感染しやすい「溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)」と話題になっている「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、別の病気です。このことを知っていただきたく、今回この記事を配信しました。
また子どもよりも大人の方が発症しやすく、特に30歳以上の発症が多いという特徴があります

感染者数が増えているとはいえ、インフルエンザや手足口病のような流行が起きているわけではありません。情報を知っておくことは大切ですが、どうか不安に思いすぎないでくださいね

症状を知っておきましょう

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の特徴的な症状は、手足の急激な痛みや腫れです。ほかに発熱、悪寒、喉の痛み、筋肉痛、下痢などの症状が現れることもあります。気になる症状がみられた場合は、早急に受診しましょう。救急車を呼んでかまいません。

基本的な感染対策が大切です🤲

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の原因菌は、子どもが感染しやすい溶連菌感染症と同じ、「A群溶血性レンサ球菌」です。この菌は飛沫感染や接触感染によって感染するため、手洗いや消毒、咳エチケットなど、日常の基本的な感染対策が予防につながります。基本的な感染対策は、ほかの感染症への感染を防ぐためにも大切ですよね。改めて意識していきましょう。

また傷口から菌が入ることで起こるケースも多いので、怪我や虫刺されで傷ができたときは放置せず、水で洗って清潔に保ち、包帯や絆創膏で保護しましょう

おたよりお待ちしています💌

最後までお読みくださりありがとうございました!

ショッキングなニュースを見てびっくりしたり不安になったりすることもあるかもしれませんが、特徴や症状を正しく知って、正しく予防していきましょう。どうかむやみに怖がりすぎないでくださいね。

今後より役立つ情報を配信するために、取り上げて欲しいテーマや子どもの健康についてのお悩みなども募集しています。下記のフォームよりぜひお声をお寄せください。感想もいただけると励みになります😊

また来週お会いしましょう!

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キッズドクター編集長/わたなべ