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今週のキッズドクター通信📬【2024/6/28】

こんにちは。キッズドクター編集長のわたなべです😊
暑い日が多くなってきましたね。夏の暑さ対策グッズを使い出したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

熱中症予防のためにも暑さ対策はとても大切なことですが、商品の使い方を誤ると思わぬ事故につながることもあります。今回は子育て家庭が気をつけたい事故についてご紹介しますね。

消費者庁からの注意喚起💡携帯用扇風機での事故に気をつけて

お出かけの際、携帯用の小さな扇風機(ハンディファン)を持ち歩く方も多いですよね。便利なグッズではありますが、使い方を間違えると大きな怪我や火災につながる可能性があり、消費者庁も注意喚起を行っています。

以下は実際に消費者庁に寄せられている、危うく大きな事故につながる可能性があったシチュエーションです。

・満員電車でハンディファンを使っている人の近くにいたところ、髪の毛が吸い込まれる形で引っ張られた。

・携帯用扇風機を使用中、床に落とした。回り続けていたので、引き続き使っていたところ、数分後に煙が出て焦げ臭くなり、破裂音がした。

・パソコンのUSBケーブルに接続し、充電しながら机の上で使用していた携帯用扇風機から焦げ臭いにおいがしたため、電源を切った。

1歳のこどもにスイッチの入った状態のハンディファンを渡したところ、こどもがそのハンディファンをなめて唇を切ってしまった。

参照:消費者庁vコラムVol.10 携帯用扇風機の扱いにはご留意を!

いずれも大事には至っていないとのことですが、一歩間違えると大きな怪我や火災につながりかねません。
最後の項目にあるように、乳幼児は危険であることがわからず、舐めたり指で触ろうとしたりする可能性もあります。思わぬ事故につながらないよう、次のようなポイントに注意しましょう。

💡携帯用扇風機を使うときの注意点

ここからは、消費者庁が発表している携帯用扇風機を使用するときの注意点をご紹介します。

① 周囲を確認してから使用する

周囲の人の髪や衣服などを巻き込まないように、使用する際は必ず周囲を確認するようにしましょう。
子どもは無意識のうちに振り回してしまうこともあると思うので、振り回さないよう正しい使い方を教えてあげてくださいね。

② 衝撃を与えない

リチウムイオンバッテリーが搭載された携帯用扇風機の場合、落とすなどしてリチウムイオンバッテリーに衝撃が加わると、ショートして発火するおそれがあります。使用時や持ち運びの際には、衝撃が加わらないように注意しましょう。

③ 充電しながら使用可能かを確認する

充電しながら使用すると、電池が劣化して発熱や破損につながるおそれがあります。取扱説明書を読み、充電中にも使用が可能かどうか確認するようにしましょう。

④ 他の人に渡すときはスイッチを切る

羽が回っている状態で他の人に渡すと、指を挟むなどして怪我をする恐れがあります。

⑤ 巻き込み防止ネットを使用する

子どもは大人よりも皮膚が柔らかいため、指などが羽根に巻き込まれると大きな怪我につながる恐れがあります。子どもに持たせる場合は、巻き込み防止ネットなどの使用を検討しましょう。そもそも小さな子どもには持たせないのが1番安全です。

⑥ネックストラップを外す

首からストラップでぶら下げておくと便利ではありますが、ストラップで首が締まり、思わぬ窒息事故につながる可能性があります。ネックストラップは外すことを検討しましょう。

おたよりお待ちしています💌

今週もお読みくださりありがとうございました!

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キッズドクター編集長/わたなべ