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爬虫類を飼えばビジネススキルが成長するかもしれない話

こんにちは!ノースサンド のまっつんです。

夏も終わってずいぶん寒くなってきましたね。変温動物な爬虫類には厳しい季節がやってきました。暖房必須。

今回は僕が好きな爬虫類の飼育が、ビジネススキル成長の一助になるのでは、と新たな視点で書く記事です。ドヤ。

かなり趣味要素も強いと思いますが、爬虫類が苦手じゃない方は読んでいってください。

(爬虫類の画像がたくさん出てくるのでご注意を!)



爬虫類を飼うにはスキルが必要

爬虫類の飼育って、イメージつかない方が多いと思います。

最近は爬虫類マンガとかも増えつつあり、ポピュラーになってきた雰囲気もありますが、それでもまだまだマイナー……


犬猫など人気なペットと比較して、飼育方法が調べ辛かったり、種類によってはそもそも飼育方法が確立されていなかったりします。そこをクリアしてお迎えしても、爬虫類反応薄くて何考えているかわからないし。

そこで必要になるのが……

「調査力」

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「想像力」

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です。

なんだかビジネスに繋がりそうですね!



僕が飼っていたトカゲ

こんな記事を書いているくらいなので、僕は以前トカゲを飼っていました。

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こんな

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こんなトカゲです。

名前はロンくん。かわいいですね。


飼育目的ではかなーりポピュラーな、フトアゴヒゲトカゲという種類です。

怒るとあごが黒く膨らんであご髭に見えることが名前の由来です。

(予想以上に黒くなるのですが、ちょうどいい写真がありませんでした。ぜひ検索してみてください。)


生息地はオーストラリアの真ん中ら辺、暖かい気候の土地です。

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出典|Wikipediia

オーストラリアに行くと、普通に野生で見ることができるようです。こんな愛らしい生き物がその辺にいるなんて信じられない。


フトアゴヒゲトカゲに限らずですが、オーストラリアでは生物の輸出が厳しく制限されています。そのため、市場に出回っているのはフトアゴヒゲトカゲ は基本的にCB(Captive Breed)と言われる繁殖個体です。

つまりオーストラリア外にいるフトアゴヒゲトカゲ は全て飼育下…難しいことを考えたくなりますが、とにかく飼育する時は大切に愛情を持って接しましょう。

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現地では虫や野菜を食べているので、飼育下のエサやりもそれに倣う形になります。

野菜はスーパーで買えるもので問題ありませんが、タンパク質は虫(コオロギなど)をあげることが多いです。これが爬虫類飼育のハードルをあげている大きな要因ですね。


あと、お金的な話をすると、フトアゴヒゲトカゲは1万円〜10数万円で購入することができます。金額のブレはモルフと言われる種類の違いや、健康状態などに影響されます。

モルフというのは、ざーっくり言うと色違いポケモンみたいな感じです。交配が難しい、市場に登場したばかり、などのレアなモルフはべらぼーに高かったりします。

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(上を見たらキリがない金額……)


また、他の動物と同様、爬虫類も生体以外のイニシャル/ランニングコストがそこそこかかるので、買う際はそこも予算に入れたいですね。

種類にもよりますが、イニシャルコストとして、機材などの購入に安くて数万円〜きっちりやると10万円くらい。

ランニングコストでいうと、エサ代、電気代で月千円〜数千円確保できれば大丈夫と思います。

うん、愛のあるビジネスマンなら許容できる範囲ですね!


さて、ここからが本題です。爬虫類飼育は、普通のペットと気をつけるべき点が異なります。その差こそ、僕が爬虫類を飼うとビジネススキルが向上するのではと言っている理由です。

実際にどうビジネススキルと結びつくか、ご説明していきます!



爬虫類を迎えるために必要なスキル

入門種と呼ばれるくらいなので、フトアゴヒゲトカゲの飼育は爬虫類の中では簡単な部類です。

でもやっぱり基本的なところはおさえないと、健康に育ってくれません。

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爬虫類の飼育環境は「生息地域の再現」が基本的な考え方です。

爬虫類は変温動物なので、想定外の環境に適応することが苦手です。オーストラリアに住んでるのに日本に連れてこられても、そりゃあ無理だぜってなります。

また、自然界では天敵が多いため、ストレスにかなり敏感です。なので、少しでもストレスを感じない環境を用意することが大事。


では、どのように生息地域を再現するかというと。

ここで「調査力」「想像力」が必要になってきます。


爬虫類飼いたいなーと思ったら、まず基本的な飼育方法を調べる必要があります。

とにもかくにも、ネット検索です。「○○トカゲ 飼育」「○○ヘビ 飼い方」なんて調べると、意外と出てくるので見てみましょう。

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ここで必要な機材、エサ、掃除の仕方などを頭に入れておきます。


ただ、ネットだけだと調査としては少し心許ないです。爬虫類はまだまだマイナーなためか、ネット上には不正確だったり曖昧だったりな情報も多いです。

ではどうするかというと、ヒアリングが大事になります。


実は、爬虫類専門のペットショップなんてものがあるんです。

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意外と数もある。


爬虫類はホームセンターなどでも購入できますが、できれば専門店での購入をおすすめします。専門店での購入時、店員さんに育て方をヒアリングしちゃいましょう。

何事もその道のプロに聴くのが一番です。

爬虫類は種類によって育て方が大きく違ってくるので、お店で育て方を質問するのは普通のことです。なので気負わず。


難点は見た目がいかつめの店員さんが結構いることですね。キャップor坊主、黒T、シルバーアクセが標準だったりなかったり……。聴きづらい人に聴く力、ビジネスでも必要な力ですね。

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僕も黒キャップのいかつめ店長に恐る恐る話しかけて買ったので、ビジネスでもその時のハートが活きている気がしないでもありません。

でも話してみると、僕が話した店長含め(だいたいの)みなさんはお優しいので心配せず!



フトアゴヒゲトカゲのような入門種であれば、ここまでで育てるための知識は一通り揃うはずです。


しかし、人の業は深い。


爬虫類は設備さえ整えれば、そこまで手間がかかりません。なので、色々な種類を飼ってみたくなっちゃう。しかも、あまり流通していないレアな種類を。

でもレアな種類ほど育て方が確立していないので、調査力だけでは賄いきれないのです。そう、そこで想像力です。

その種の本来の生息地の温度/湿度、餌となるような植物/生き物なんかを調べて、日本で飼うならこうすればいいって想像するんですね。

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僕はそんな難しい種類は飼ったことがないので本当の苦労はわからないのですが、話だけ聞くと論文や学術書、海外のサイトなんかを見ながら試行錯誤してたり……。マニア魂……。


でもこういう情報収集の過程って、仕事に通じるところがありますよね。特にコンサルタントであれば、知らない業務に携わることも多いです。

そんな時はネットなり本なりで調査して、書いてないところは想像して、あとは実戦で試してみる。そうして早くから期待以上の成果を出すことが大事です。

なんと、爬虫類を飼うとその訓練になるんですね!爬虫類、さすがだ……!



爬虫類を健やかに育てるためのスキル

さあ、ここまでで爬虫類を家にお迎えすることはできました。

でも生き物を育てる事において、お迎えはゴールではなくスタートです。どれだけ健康に育てられるかが最重要。


育てる上で気をつけることは多々ありますが、ここでもポイントは「想像力」です。


爬虫類は病気になると治すのが難しいので、特に予防が大切です。

なのですが……とにかく爬虫類はリアクションが薄い!鳴かないし無表情です。体調不良でもぱっとわかりません。それでも、察することができるのは飼い主だけです。

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活動量、食べる量、体色(体調によって色が変わる種が結構います)、便の頻度/質感、なんてところから、現在の体調を想像する必要があります。


フトアゴでいうと、体調が悪いとお腹に黒い点々が出たりするのでまだわかやすいです。これが、普段土の中にいる潜り系の種類だと、多分本当に難しい気がします。


(すごく余談ですが、サンビームヘビというヘビの見た目がとても好きです。こんなに綺麗なのにほぼ土の中にいるなんて……)


日々爬虫類に接する際にどのように過ごしているかを見ておき、いつもと違うところはないか、何を欲しているか気にする必要があるんですね。


ここで言いたいのは「相手の状態を察して、求めるものを与える」ことは、ビジネスマンの基本スキルと共通しているということです。

お客様や上司が本当に欲しいものを伝えてくれるとは限りません。むしろお客様、上司自身が気づいていないことすらあります。


そんな時、爬虫類飼育で鍛えた察する力、「想像力」があれば?

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そうです。
爬虫類を飼うあなたはもう、
優秀なビジネスマンになりつつあるのです!



優れた飼い主は優れたビジネスマンになる

爬虫類を飼うとビジネススキル向上の一端になることがわかっていただけたと思います。ですよね。


飼うまでの事前調査で「調査力」と「想像力」を、さらにお迎えしてからも日々「想像力」を鍛える。さらに、爬虫類の愛らしさで日々のストレスも消える。

一石何鳥になってしまうんだ……


愛情と責任を持って接することができるビジネスマンに、爬虫類、おすすめです!



爬虫類好きなビジネスマン(そうでない方も)お待ちしてます



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