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煉獄杏寿郎に学ぶチームビルディング入門

こんにちは!
「鬼滅の刃」という沼に嵌り、映画「無限列車編」に通算9回”乗車"してきたノースサンドのちーさんです^^
本当に、、、奇跡の作品です、、、
まだ見てない人はぜひネトフリでアニメをみてください、全世界に感謝すること間違いなしです。

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そんなオタク活動順調なわたしですが、一応本業は「ITコンサルタント」に従事しております。
今回は、敬愛なる煉獄さまから学んだチームビルディングと目標設定について書きます!


といいますのも、わたくし29歳、コンサルタント3年目。
巡り巡って立場が変わり、ついに自分でチームを持ち、チームビルディングを意識するポジションとなったのでございます、、(大感謝


恥ずかしながらノースサンドに入るまで、「チームビルディング」という言葉すら知らず、意識したこともありませんでした、、、😳


どうすればメンバーの強みを磨きながら、チームとして一致団結し、最大限のパフォーマンスを出せるのか、、、


チームリーダーやプロジェクトマネージャー等、いわゆる「メンバーをマネジメントする側」の立場で同じ悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
何から始めていいのか、何を改善していけばいいのかわからないという人もいると思います。


わかります、わたしもそのような状態でした、、、(そして現実逃避でアニメを見る


今回はそんなチームビルディング初心者のわたしが、チームの何に問題意識を持ち、改善したのか、世界の兄貴(?)煉獄さんの模範を交え、情熱をこめて書いていきたいと思います🔥🔥🔥


同じ悩みを持つ方にどうか届きますように😌


チームビルディングに迷走。「わたしだけ病」発症。

みなさんは、自分が所属する「チームの目標」を具体的に言えますでしょうか?

かつてのわたしは言えませんでした。そして、個人目標はあっても「チーム目標」はありませんでした。
しかし、ある時チームにおいて「目標」と「共通認識」の2つが重要であることに気づいたのです!

わたしはリーダーという立場になったので、通常のプロジェクト業務に加え、「メンバーマネジメント」という「ヒト」をマネジメントする時間が必要になりました。


稼働管理、進捗管理、品質管理、1on1等、エトセトラ、、、、


メンバーマネジメントする立場になって気づいたことは、
人に関するリスクマネジメントが一番肝」ということです。(キリ
チームは人の集合体なので「ヒト」に関する変動的なリスクが付きまといます。


風邪、ご家族看病によるお休み、退職。
リスクではないですが、チームメンバーの追加といった変動要素もありますよね。


「鬼滅の刃」で炭治郎と一緒にいる善逸も、怖がりなのでいつ逃げ出すかわからないし、突如「任務中に寝る😴」という変動要素がありますよね👀
寝たほうが彼は強いんですけど(笑)

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「人が増えるなら、その人への導入に割く時間を取る必要があるな、その時間を捻出するために〇〇さんのタスクを少し巻き取ろう、スケジュールも代わりに立てよう」

「〇〇さんのご家族の体調がすぐれないって言ってたな、いつでも看病休暇取れるように早めにフォローに入ろう」

上記のような、リスクマネジメントに伴う「全体最適」を常に意識して働いていました。

なにより

「メンバーがお互い支え合い、少しでも業務面、精神面の負荷が軽い状態で楽しく仕事をしてほしい。そのうえで、お客様に感動を与えられる仕事をしていきたい。」

という気持ちからでした。
そういう気持ちを、メンバーにも持ってほしいと、わたしは思ってしまったんです、、


これが大きな発端だったと今では思います。


そんな「他人への期待」は少しずつ、少しずつ、わたしをこんな気持ちにさせました。


いつもわたしばっかりやってるな、、、、、

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いい歳してこんなこと思うなんてほんと恥ずかしいし、
承認欲求強めか?正気か?と思いますよね。

でも、当時は本当にそんな風に思っていました。


もっと他人の仕事に興味を持って、
もっとみんなで声を掛け合えばいいチームになれるのにな、、、
ずっと悶々と悩む日々でした。


でもある日、そんな悩みを会社の先輩に相談したら、言われたんです。

「みんなで支え合えるチームにしたいって、ちーさんはメンバーに言ったの??」



、、、、、、言ってない。(ちーん

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チームに足りなかった「目標」と「共通認識」

「チームとは支え合って当たり前、みんなで全部共有しあって当たり前、そういうチームでありたいし、したい🔥」
という自分の価値観と目標を勝手にメンバーに求めていました。


当然ながら、言わないとわからないし、伝わらない。
ちゃんと言わないと、誰もわからないですよね😪(なんて重い女なんだ、、


優しく、思いやりがあり、圧倒的当事者意識のあるメンバーに、わたしは恵まれました。
本当に幸せなことです。だからこそ「みんなもこの気持ちわかってくれているはず」という論理性0な思い込みがあったのだと思います😢

ずっと「他人への期待」を勝手に抱いてモヤモヤしながら、
「情報連携ちゃんとしてね」とか、
「もっとコミュニケーション大事にしよう」とか、
その場の改善ばかりに目がいっていました。
わたしには本質の問題が見えていなかったのです。


チームのベーススキルが問題なんじゃない。

みんなの歩み寄りが足りないんじゃない。


みんなはちゃんと自分に与えられた仕事をこなしてくれていました。ただ、「みんなで同じ方向に向かって歩く」ための「目標」と、その「共通認識」がなかっただけだったんです。

そしてこれはリーダーである私が、メンバーに目標を伝えてこなかったから必然的に起こった出来事でした。


そうと決まれば早速目標設定だ!!!!

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自分の一方的で適当な目標設定を伝えるわけにいかない!と思い、チームビルディングの本を読み漁りました。

いろいろ見ていくうちに「THE TEAM」という本に出会いました。(これも会社の先輩のおかげです😌)

「THE TEAM」では、「目標設定」は3つに分けられると述べています。

theteam_目標設定

・行動目標が一番具体的で、アクションがし易くなる。意義目標が一番抽象的でアクションがとりづらい。
・行動目標だけだと、数を熟すだけになり視野が狭くなる。意義目標だけだと方向性がまとまりづらい。

個人的に非常に納得感のある内容でした。
成果目標は両面のポイントを押さえているので、取り入れやすいと思います。


だがしかし自分でやってみると難しい_( _´ω`)_ペショ


3つ設定するのは難しいかもしれない。
設定したら逆にがんじがらめになってしまうのでないか。
もはや真ん中の成果目標だけでいいのかもしれない。
でも成果だけでチームを作りたいわけじゃないし、、、とまた悶々と悩み始めました。


そして、そんなとき!!ついに!!!!
煉獄の兄貴が圧倒的模範を見せてくれたのです!!!!(大興奮🔥


煉獄さん、一晩でチームビルディングしていた。

(以降、鬼滅の刃のネタバレを含むため注意願います⚠

煉獄さんは、映画「鬼滅の刃 無限列車編」において、炭治郎、善逸、伊之助、禰豆子の4人とほぼ初対面に近い状況、かつ一晩という短い時間のなかで、チームビルディングを実施しました。
その上で鬼を倒し、自分以外の誰一人も死なせない圧倒的偉業を成し遂げます。

その偉業達成には「目標設定」が大きく関係していると思っています。
無限列車編における煉獄さんの目標設定は以下だと分析しています。

意義目標:悪鬼滅殺、鬼のいない平和な世を作る
成果目標:無限列車の乗客200名を守り切る
行動目標:全体最適をした役割分担を実施し、鬼を倒す
(炭治郎たちには鬼を追わせ、自分は車両にいる一般市民約200人を鬼の攻撃から守る)

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そもそも鬼殺隊員はみな、「意義目標」についておおよそ同じ認識を持っているので、根本的なズレが起きづらいのだと思います。

なので、煉獄さんは「意義目標」の共有は割愛し、圧倒的スピードで目標を決定しました。
同時に、具体的な「成果目標」と「行動目標」をくそでかボイスで叫び、炭治郎たちと「目標の共通認識」を果たしたのです。

すごいですよね、、、

ちゃんと目標設定をおこない、それを共通認識にすることの大事さを煉獄さんは大スクリーンで教えてくれました、、、😢

ありがとうございます煉獄さん、さすがもうすぐ400億の男、、、、


心を燃やして目標設定🔥

成果目標だけ、とサボりかけていたわたしですが、煉獄さんを見て反省しました。
ちゃんとチームのために目標を設定して、メンバーに情熱をもって伝えよう。新しいチームとしての船出を切ろう、と誓いました。

意義目標:どんな時も支えあい、尊重しある最高のチームとなり、お客様に感動を与える
成果目標:チーム連携をより駆使し、単価アップ且つ継続契約を勝ち取る
行動目標
①定量的なコミュニケーションの確保
②効率的かつ効果的なMTG設計(情報交換だけだとすぐ形骸化する、より深みのある時間になるようにPDCAをまわす)
③パーソナリティの相互理解と実践(されてうれしいことは率先してやる、いやなことは絶対しないという誓い)

文字にしてみるとすごくしっくりしました。

ああ、これがわたしが目指すチームなんだな、これが実現できたら最高だろうな、と改めて気が引き締まる思いでした。


上記の目標について、メンバーにも素直に伝えることもできました👍

「こういうチームにみんなでしていきたい、みんなで同じ方向を見ながら、たのしいこと、つらいこと、苦しいことをもっと共有しながら頑張っていきたい」ということを伝えました。

メンバーは快諾してくれ、「そうだね、そういうチームになっていきたいね。みんなでがんばろう!!」とわたしの目標に賛同してくれました。


本当に涙がでそうなほど、うれしい体験でした😌

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自分の考えや、価値観に基づいて決めた目標に対し、別の人間が同調して、こんな風に賛同してくれることはなかなかないと思います。
改めてメンバーへ感謝し、縁があり今のメンバーと巡り合い一緒に働けることが本当に幸せだと感じる機会となりました。

今でこそ、もっと早く言えばよかったと思いますが、わたしの経験としても、この紆余曲折すべてが自分の糧になったような気がしています🌱


目標の共通認識を持って以降、チームは前よりずっとよくなったと感じています。みんなお互いに声を掛け合い、助け合い、思いやりをもって働いてくれています。言葉だけでなく、行動にも移せています。


本当に、目標とその共通認識における重要性に気づけてよかったと心から思います。

メンバーと立ったリーダーとしてのスタートライン

最初、わたしは「自分ばっかりチームのことを考えて、チームのための仕事しているな」と考えていました👀


でもそれもメンバーがわたしに気づかせてくれたのだと思います。


メンバーの動きをみて、自分ばっかりって勝手に悲観して、このままじゃだめだ!変えなきゃ!って気づけました。
リーダーという立場になってから、本当の意味でわたしを「チームのことを考えるリーダー」にしてくれたのは大好きなメンバーたちなのだと、今は思っています😌


目標設定」はチームビルディングする上での入門編です。
みんなで同じ目標に向かって走り始めたばかりです。
これからきっと「方向性の違い」とかよくある問題にぶちあたることもあるでしょう。


それでも最終的に目指す「意義目標」が同じである限り、みんなで腹を割って話して、お互い納得感をもって一緒にがんばっていきたいと思います💪


おわりに

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わたしのチームの目標はとてもきれいごとで、無謀かもしれません。
自分でも7年の社会人人生でこんな目標を立てたことがないので実現できるかわかりません。

それでも

「できるかもしれない、やってみたい、叶えてみたい。」

とチャレンジする気持ちにさせてくれる環境と、マインドがノースサンドにはあります。
「やってみましょう!」と支えてくれる仲間がノースサンドにはいます。


そんな会社の一員で、大好きなメンバーと、大好きな仕事ができている自分がなにより誇らしく、そんな自分が好きだと思えます。


わたしは「目標設定」というトリガーから多くのことを学び、気づけました。
「自分のチームに一体感がない」「もっとチームでの成果をあげたい」等、チームビルディングのことでお悩みの皆様、まずは「目標設定」とその「共通認識」からはじめてみてはいかがでしょうか?😄

きっと、やる前とやった後では違う景色を見られるはずだと信じています。
ぜひ一緒にチームビルディングにチャレンジしましょう!!!!


以上、

チームビルディング初心者であるわたしが、煉獄さんの模範を目の当たりにし、心を燃やしてチームビルディング入門を始めたお話でした🔥
ご清聴ありがとうございました!!(8888888


#次回は「お館様に学ぶ圧倒的リーダーシップ編」です。

【引用】
吾峠呼世晴, 2017, 「鬼滅の刃」, 通常版8巻, 集英社




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