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AIを活用した薬局向け在庫管理サービスの発注UX改善 番外編:オンボーディングプログラムの体験設計

AI在庫管理の発注UX改善プロジェクトで、プロダクトの他にオンボーディングプログラムの体験設計にも取り組みました。 オンボーディングプログラムのハードルを下げるには? まず、既存のオンボーディングプロセスで使用しているスライドやジャーニーマップを確認。メンバー内でも既に共通理解となっていることですが、とにかくユーザーへの負荷が高いことが課題でした。 AIの仕組みやプロダクトの使い方のインプット、そしてAIを機能させるための初期データ準備など難易度の高い作業もあり、めちゃく

    • AIを活用した薬局向け在庫管理サービスの発注UX改善 仮説検証〜リリース結果編

      前回は、仮説構築までをお伝えしました。完結編の今回は、仮説検証〜リリース、その結果やユーザーの反応についてもお伝えできればと思います。 仮説検証のゴールと手段の検討 今回のテストでは、以下の3つを明らかにすることをゴールとしました。 1 プロトタイプの画面上の情報で、発注判断か可能か 2 一連の作業負荷(ステップ、時間)が、実運用に耐えうるか 3 AIおすすめを利用しようという気持ちになっているか そして、これらを明らかにするため、前段で構築したユーザータイプ別の

      • AIを活用した薬局向け在庫管理サービスの発注UX改善 ペルソナ見直し〜プロトタイピング編

        前回の記事では、AIの精度別に実現したいUX、そして今回のプロジェクトのゴール設定について書きました。 今回は、下記のUX改善プロセスの、仮説構築の部分を中心にご紹介します。 課題は、AIに対するユーザーの2つの不安 薬局訪問中、現在AI発注を使っているには現状の不満点を、AI発注を使えていないユーザーにはなぜ使えないのか、ヒアリングを重ねていきました。そうして見えた課題は、主に2つに集約することができました。 課題1:自分たちの状況に合わせた活用方法がわからない 課題

        • AIを活用した薬局向け在庫管理サービスの発注UX改善の取り組み 顧客理解〜ゴール設定編

          こちらの記事はカケハシ Advent Calendar 2022 の4日目の記事です。 カケハシでプロダクトデザイナーをしているKitaokaです。 医薬品物流の最適化をミッションとするサプライチェーンマネジメント(以下SCM)領域に所属。サービスデザインチーム(PO&PdM&Designer)の一員として、AIを活用した医薬品の在庫管理サービス「Musubi AI在庫管理」のデザインを担当しています。 これから3回に渡って、AI在庫管理の発注UX改善の取り組みについてご

        AIを活用した薬局向け在庫管理サービスの発注UX改善 番外編:オンボーディングプログラムの体験設計

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          Google UX Design Certificateを完走した感想とまとめ

          オンライン学習サイト「Coursera」で受講できるGoogle UX Design Certificateを完了し、受けてよかったと思ったので、受講前に知りたかったことなどを共有できればと思います。 実際の制作内容や、カリキュラムなどについて質問があればお気軽にお声がけください。 Google UX Design Certificate(グーグルUXデザイン プロフェッショナル認定)とは 未経験者を対象とした、UXデザイナーの職業訓練プログラム。 10時間/週の学習で

          Google UX Design Certificateを完走した感想とまとめ