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「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」 (chapter one)

新作(chapter two)を観るための復習として、流して見ようと思ったのに、全く飛ばせなかった。

やっぱ大好きだな。

主役が属するのは「負け犬クラブ」というダメキャラのあつまり。

グーニーズが好きなので、この7名が愛しくてしょうがない。

・どもり-弟亡くす
・ド近眼-下品
・病弱-潔癖-マザコン
・バカ-ビビリ
・デブ-転校生
・屠殺業-黒人
・いじめられ-父から虐待

と、まあ、なんというか、全くイケてるキャラがいないけれど、スイミーじゃないが、一人ひとりは無力でも、みんなで集まること、力を合わせること、で邪悪なものと戦うことができるようになる。

ホラーはホラーなんだけど、ていねいにキャラを描く部分が好き。
サニーも7人だったね。
7人、ってむずいよ。

***

観るのは2回目だけど、いくつか発見。

・デブのベンが最初に持って帰ろうとしてる模型の建物(三角屋根の上にアメリカ国旗)が、途中で実際に出てくる。特別な意味はなさそうだが、あー、自分の街の模型だったんだな、と。

・ベバリーの部屋に「The Frog Prince」という本がある。キスによってカエルから人間になる童話で、後半ベバリーがベンのキスで目覚めることの伏線となっている。

・クライマックス。ビリーはジョージがなぜ偽ものだと気づいたのか、が、何かセリフにヒントがありそうだ。

・27年後に集まろう、という約束かとおもってたが、27年後に「またピエロが出たら」集まろう、という約束だった。まあ当然でるわけだけど、ずっとその約束を覚えながら生きていくんだな、この人らは。しびれるわ。

***
さて、新作は明日にでもみる。

※追記コメント

「血の誓い」シーン

Swear it.
Swear if It isn't dead, if It ever comes back, we'll come back, too.

[2020.04.13 facebookから]

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