着物にドハマリ中 城下町で着物着ませんか?
最近、着物にハマっています。
今年の夏頃に、浴衣ではしご酒で友人たちや旅行関係者と一緒に楽しんでいたら、だんだん寒くなってきたので、着物に挑戦してみたら、これが面白いのなんのって、着物の奥深い世界の扉を開けてしまったことに気がついたときには遅かったです。
pinterestで見つけた帯を買いに、銀座に行き、実家からもらった着物を着て七五三に行き、お茶会に誘っていただき、着物で参加して、先日は、youtubeの撮影でも、着物ではしご酒をおすすめしてきました。
どっぷりと、着物沼にハマってしまっていました。
私は幼少期から時代劇が好きで、剣道もしていたので、着物には、昔から興味があったのですが、着物は高いというイメージや着る目的もないため、なこれまで着ることはありませんでした。
着物との出会いは、3年前。
はしご酒イベントで着るために、浴衣を探していたところ、ハードオフで4000円くらいのアンサンブル(格安)が、売っていました。なんだか分厚いなと思いながらも、その重厚感がかっこいいと思って買ったのが着物でした。
当時は、着方も、何が必要かもよくわからず、とりあえず帯巻いとけばいいやぐらいの感覚でした。
それが、今年、旅行関係者を案内する際に着物の小いけさんに浴衣をレンタルさせてもらい、ちゃんと着てみたら、めちゃくちゃかっこいい。
その後も、プライベートでもレンタルして友人たちとはしご酒。
それ以降も、小池さんに色々と教えていただき、実家から着物をもらってきたり、少しずつ必要なもの(帯紐、襟芯、白足袋、羽織紐)を買い揃え、だんだんと自前で揃えられるようになると、日常の中でも着物が着られるようになりました。
着物だと日常が特別に
着物でこの街を歩いたり、飲食店に行ったりすると、同じ街が全く違った表情を見せてくれることに気が付きました。
例えば、日常の例として
・神社にお詣りに行く
・地元のお寿司屋さんに行く
・ハレトケ(イタリアン)→お茶漬け幸子にはしごする
これに、着物を足すとどうでしょう。
・着物で神社にお詣りに行く
・着物で地元のお寿司屋さんに行く
・着物でハレトケ(イタリアン)→お茶漬け幸子にはしごする
あら、不思議。
全く違った体験になるのです。
実際に、一緒に着物ではしご酒をした方は、心から楽しんでいただいているようでした。
着物で出かける魅力
個人的に、着物を着てみんなで出かける魅力は、以下3つです。
・着物同士の一体感
これは、着てみないとわからないと思いますが、着物同士は一瞬で仲間になれます。初対面でも、一気に打ち解けることができます。
・着物の着心地の良さ
帯は別として裾や襟元など締め付けられるところがありません。さらっとして着心地最高です。
・思い出に残る特別感
とにかく、着物を着るだけで特別な体験になる。みんなの記憶に残る。
KIMONOは究極のエコでクール
デザインの流行り廃りで着なくなる洋服と違って、着物は、シンプルイズベストで、飽きのこないデザイン。多少サイズが違っても調整できることで、おじいちゃんから孫に残すこともできます。
私も、父が仕立ててもらった着物を着ていますが、究極のエコなんだなと実感しています。
着る文化財として、日本文化を代表する着物は、今や世界からも注目されています。外貨獲得やインバウンド観光にとっても、非常に重要なコンテンツがKIMONO。
一方で、全国的に、着物人口は高齢化、更にコロナで打撃を受けて件数が減っています。
可能性があるのに、なんとももったいない状況。
そんな中で、鶴岡市の銀座通りには、城下町の名残で、4軒の呉服屋があります。
この文化資源を活かして、老若男女が着物を着て楽しむ街になったら、なんだかワクワクしませんか。外国からのお客様も、一緒に着物を楽しんでくれたら、地域の経済も回り、住んでいる私達にとっても、地域への誇りが増える。そうなったら、最高だな。
そんなことを夢見て、和装ではしご酒に行きたいと思います。
追伸
さて、着物を着てみたいという方におすすめなのが、まずは、レンタルです。そのあとで、着物を着てみたいと思ったら、何が必要なのかは、こちらにまとめました。
必要なもの
着物:最初から買うと高いので、まずは、実家にあるもの、ハードオフで格安のものがおすすめです。3000円〜5万円ほど。実家にあったものが2着、1着をハードオフで買いました。
羽織:ハードオフに行くと、セットで売っているものもあります。ピンキリです。最初は、無難にセット売りで良いかと。
羽織紐:羽織を留める真ん中にあるアレです。知りませんでした。小池さんに教えていただきましたが、新品だと、1万円近くします。これも美しい工芸品です。メルカリで1000円で購入しました。
帯:帯も、ピンキリ。これも、ハードオフで格安で買えますが、私は気に入ったものがあったので、孫の代まで使うと決意し買いました。これが、めちゃくちゃ良い決断でした。みんなに褒めてもらえます。
半襦袢or長襦袢:これは肌着です。Vネックシャツでも可ですが、見えるとちょっとテンション下がるので、早めに買うのがおすすめ。むらまごさんで買いました。
衿芯:これは全く存在を知りませんでした。襦袢の襟に通せる薄いプラスチック製の板状のもので、襟がピンとしてかっこよくするために必須のアイテムです。小いけさんで購入しました。2つセットで数百円。
ステテコ:和装用は、あまり好きなデザインがなかったので、ホームセンターで気に入ったもの買いました。1000円弱。滑りが良くなり、着心地アップです。冬は、あったかタイツでもOK
雪駄:飲み歩きの場合は、歩きなれたサンダル、スニーカーでもOK。白足袋と雪駄を履けば、少しかっちりした場にもいけるようになります。
白足袋:お茶会に行くために買いました。カジュアルに飲み歩くのであれば不要です。安ければ、1000円程度なので持っていて損はしません。
和の小物入れ:なかなか売っていなかったので、ネットで買いました。財布や携帯、カメラなどをこれに入れておくと、乙です。
扇子:むらまごで素敵な扇子があったので購入しました。これも、お茶会に行くにはあると良いですが、なくても困りません。でも、帯に差すとかっこいいですよ。
参考)
鶴岡市の銀座通りにある呉服屋さん
着物の小いけさん
https://kimono-koike.jp/
むらまごさん
https://www.muramago.com/
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