きたのくちから

健康で文化的な最低の生活 https://twitter.com/no_exit114

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最近の記事

天は丼の上に丼を造らず丼の下に丼を造らず

されば天丼と他丼との別は米と共に食うと食わざるとによりてできるものなり。 今週久しぶりに天丼を食べまして。 わたし、天丼を食べる度に思うことが一つありまして。 「これって丼ものとして成立してるのか・・・」 って、どうしても毎回思っちゃいまして。 誤解しないでほしいのは、天丼自体は大好きなんですね。とても美味しい食べ物。So f**kin delicious 食べ物。 でもなんかね、他の丼ものと比べたときに、 なんかこう、丼ものとしてのクオリティというか、丼ものとして

    • 半休について

      おかげさまで、随分ホワイトな会社で働かせてもらってる私。 30過ぎまで、千切っては舐め千切っては舐めた人生を送ってきた身には、勿体無いほど恵まれた環境でお仕事をさせてもらっており、 会社は基本的に有給・代休消化を推奨してくださっています。 先月、ちょいと休日稼働する機会がありまして。 そこで生まれた代休を、午後休という形で取らせてもらったのが先週金曜のこと。 諸用で午後休を取ったことはあれど、なにもなく金曜の午後休を取ったのは、多分現職では初めて。 これがまあ、いいん

      • それでも寿司は廻っている

        最低週一(月4回) × 一年52週 × そんな暮らしも気付けば早15年 のべ780回。 時に飽きながら。 時に疑問を挟みながら。 以前にも書いた寿司noteのペース宣言通り、ついに「一般的な日本人(月1ペース)の生涯寿司数= 月一回 × 12ヶ月 × およそ60年 = 720回」を、去年中で超えた気がしてる私です。 今年からは、流石にもう何か違うものを食べるようにしようと考えていたのが年末のこと。 のはずが年明けから半月で既に3回行ってしまっているので、もうこの病苦

        • 欲しいものは、おだやかな暮らし

          あたりまえの、太いネオ林。 引っ越しましてん。 自分引っ越しましてん。 上京してから16年住んだ部屋から、自分ついに引っ越しましてん。 まぁ、大変でしてん。 屋敷の外へ! 何から話せばいいんだろう。 まぁなんせゴミ屋敷に住んでおりましてん。 散らかってる、とか汚部屋だとか、そんなチャチなもんじゃ断じてねえ。 もっと悍ましい部屋に暮らしておりましてん。 例えるなら、外飼いの犬が犬小屋にゴミ的なものを持ち込むのを放置する。 それを人間がやったら、って感じの部屋でした。

        天は丼の上に丼を造らず丼の下に丼を造らず

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        • 考察
          26本
        • 体験
          10本
        • 小話
          10本

        記事

          シュレーディンガーのスマホケース

          どんな業種職種であれ、プロのお仕事ぶり、その内幕を見るのは楽しい。 去年だったか、いつも切ってもらってる美容師さんに「師匠が切りながらレクチャーをしてくれるのでカットモデルになってくれないか」と頼まれ。 まぁ、それで無料になって美容師さんのスキルアップにも繋がるならと、何も考えず引き受けたことがあり。 正直、浅学のど偏見で「美容・理容のお仕事ってのは、センスや才能が占める割合が大きい世界」だと思い込んでいたのですが、 レクチャーしながら切り進めていく師匠のプロフェッショナ

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          欲望の転換〜昇華され続けてきた半生〜

          今年頭から身分がちょっとだけ変わって。 ようやく人並みの収入を得ることができるようになり、変わったことがもう幾つか。 まず、自炊の回数が極端に減りました。 スーパーの弁当とか平気で買っちゃうし、なんなら夜も外食で済ましちゃったり。 また、面倒を嫌い、スーパーで少し高いものを平気で買うようになってしまったり。 例を挙げると、カマンベールチーズってあるじゃないですか。 あれ、食べやすいサイズにカットして個包装してあるのもあって、そっちは50円高いんですよ。 切るのと包丁洗

          欲望の転換〜昇華され続けてきた半生〜

          35 STONES

          わたしこの春で35歳になりましてん。 斉藤和義がタイトルのタイトルのアルバム出した時と同じ歳になってしまいましてん。 なんも残せてねぇなぁ。 この日本で、普通めに暮らしてると、 35歳を機に、ほとんどの人に訪れる試練があります。 なんだと思いますか? 厄年だとかのスピリ系ではなく、 結婚や昇進など個々人の人生にて、それぞれのタイミングで起こりうるものでもない。 一体なんだと思いますか? そう、バリウムです。 30からは任意、35からは強制の、胃のX線検査に伴う、あのバ

          ススメズノススメ

          画像はスズメ。 中学22年生なので、好きなものは未だに漫画と音楽。 少しオタクくさいものから、とてもオタクくさいものまで、狭く浅くをモットーに掘り進むそれらの趣味は、なかなか同好の士に巡り合う機会が少なく。 そんなこともあり人に漫画を、音楽を薦めることがあるのですが、実はこの「イイ(と思っている) ものを人に薦める」って行為に、少なからず抵抗がありまして。 そんな共感を呼ばない独自観念を、今日も描き散らかしたい次第。 印象、その人 画像は印象、日の出 「共感を呼ば

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          選ばれし者の恍惚と不安

          長らく彼女がいません。 という話をすると、私と同じくらい他人に興味がなく、適当に聞き話す人が 「ナンパでもすればいいじゃん!」 などと宣います。 わかってない。まるでわかってない。 私のような人種は、最もナンパをしてはいけないのです。 だっておっかないから。 第一印象逆転現象 過去に書いたことがありますが、私はやたらお年寄りをはじめ、知らない人に気軽に話しかけられます町辻などで。 他人にこの話をすると、 「いい人そうだもん」とか「無害そうだから」と返ってくるので

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          俺みたいな奴は百人くらい居るんだろう

          毎週更新を途絶えさせてしまい悔しい私です。 だって先週はなにも思いつかなかった。 でも今日は思い付いた!から書きます。無駄な文章を! 東京都内に点在する俺 三人どころかもっと多い。本当にそう思う。 今日の退勤帰り道、向かいから歩いてきた女性が、私の方を「偶然知り合いを見つけた」ときの表情で捉え、よく見たら違ったのか目を逸らす、ということがありました。 東京で暮らして早16年、これがまぁ本当によくある。 たしか先月も最寄駅からの商店街であった。 今のご時世はマスクで

          俺みたいな奴は百人くらい居るんだろう

          広い肩

          戦後の食生活の大幅な変化により、日本人の体格の欧米化が著しいって話。 あれ本当なんですかね。 私は典型的な日本人・中肉中肉体系なので、どうも信じ難い気持ちもあったのですが。 でも確かにここ10年くらいは、すわ高校生かと思うような体格の子がランドセル背負ってたりして、真実味を感じざるを得なくもあり。 すんで、この「体格の欧米化」っつーのが顕れ出して、その「欧米化体型」の割合が多数派を超える、というか超えたタイミングってどっかであるはずなんですよね。 私最近とみに感じるのは

          ようこそここへ

          昨今よく耳にする、と言いつつ大分周回遅れの感はありますが、「サウナで整う」ってやつを、ようやく体感しまして。 昨日はありあまる時間を使い、温泉にて「サウナ→水風呂→外気浴」を6周してしまったのですが、有識者の方曰く「身体に負担がかかるから、3周くらいで止めといた方がいい」とのこと。 確かに今朝は寝起きから怠かった。 でも、ほんとに気持ちいいんですよあれ。 こういった流行り物にはノータイムで懐疑的、かつ捻て穿った目線を向けてしまう中二病なのですが、体感してこれはなるほどなと

          ようこそここへ

          本当にすごい人

          食いもんの話ばかりする。 食いもんの話ばかりしている。 よく、○○を始めに食った人はすごい!みたいな論調があるじゃないですか。 わたし、あれにはちょっと反対派で。 その理由を、そう言われる○○ごとに、小出しに語っていきたいんですよ。 ※いつもどおりの稚拙で浅学な偏見邪推が目白押しですので、やはり真面目な方は読まないでいただけますと幸いです 納豆 まぁ一番引き合いに出されるやつですよね。 納豆を始めに食べた人はすごい! いや、多分ちょっとおかしい人だよ。 よっぽど食

          本当にすごい人

          寿司道は死狂ひ也

          写真は、とあるOZEKIの外観。 壁面に書かれた謎の抽象画。 寿司に狂い、寿司に生きる私には、 壁面に描かれた赤と白のこれらが全て「抽象的に描かれたマグロの握り」に見えてしまい、 またそう見えてしまってからは、本当はこれらは何を描いているのかにも辿り着けなくなってしまいました。 今週は本当に疲れ果ててしまい。 書くネタも思い浮かばなかったので、ついに私のパーソナリティの1/3を占める、寿司について考え、向かい合い、そしてまた中身の無い駄文を垂れ流したいと思います。 寿司

          寿司道は死狂ひ也

          GoldenなWeekにしてくれ

          流石に飽きたよ。休み飽きたよ。 一昨年の夏、いっとき無職だった頃のこと思い出しちゃったよ。 時間はあれど金はなく、この時勢で遠出も考えられず、ただただ無為に休日を持て余す日々も、金曜は出勤なので一旦明日で終わり。 思うに、特に予定とかない人間には、連休なんて3日もあれば十分なんだなと。 今週月曜有給入れずに仕事減らしとけばよかったなと。 このnoteに書くネタも思い浮かばぬほどの退屈を経て、なんとか無駄話を放り出しながら、またも貴重な連休の夜を無為に塗りつぶしてやります

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          双子 the グラフィティ

          シュハキマセリダロウ? こないだ下北で双子の男児を見ましてん。 年の頃、未就学児。 片や優男のようなミディアムカット、片やスポーティーなワイルドカットで。 あれは多分親御さんの意思の元でやられてるんだと思うんです、子らの歳から察するに。 双子を育てるってどんな感じなんだろう。 きっと二倍以上の難しさがあるんだろう。 今回は過去一くらい偏見と視野狭窄に塗れた一本になりそうなので、そういうのがお嫌いな人は、どうか読み進めずにいただけますと幸いです。 「キャラ付け」如

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