見出し画像

34歳で妻子持ちが仕事辞めてデジハリ大阪に入ってcg業界を目指した事_02

↑の続きです。

入学式では広い部屋に集められて今後のスケジュールや1人1人自己紹介をしました。
聞いていると年齢、仕事などバラバラで大学とのWスクールの方から自分みたいに結婚してる人までバリエーションゆたかでしたね。

なんと、自分が最高齢でしたね笑

ここで少し不安になります。

自分、孤立しそう、、、と。

でも、そんな不安はなくなりましたね。
入学式の後は軽食をつまみながらの談笑時間だったのですが、皆んなフランクに喋ってくれてボッチにならずに済んだ。
結局、自分が一番はしゃいでいたかと思います。
遅くきたキャンパスライフです笑

入学式の1週間後から本格的に授業が始まります。
そこで、デジハリに入る前に自分自身に課せた事があります。

コンセプトは「絶望と背水の陣」ですw
クラスで1番を取って当たり前、それ以上を目指す。
※その頃、九州デザイナー学院の生徒の作品がSNSで流れ出した頃で「これを超えないと就職なんかできない」と決意。

思った事は先生に必ず相談する。質問する。
※これのおかげで他のクラスメイトより知識・技術的に色々知ることが出来ました。
色んな人に意見をもらう。意見をもらったら必ずお礼を言う。
※先輩やら周りの人たちを巻き込んで講評してもらったり。
傷の舐め合いはしない。
※その人の考え方によるかと思いますが自分は遊びに学校行っていたわけではないので。
どんなクオリティになっても必ず提出する。
※これは常識ですよね。
キャラやアニメーションは捨てて背景に全振りする。
※めぐみん並みに全振りしましたw
この1年間 は3dcgを趣味にする(没頭する)。
※今でも趣味の一部です。

と、今に思えばしんどい事を自分に課せていたなと思います。
毎日、吐き気をもようしておりましたw

デジハリの課題は大きく分けて3つあります。
初めの課題は部屋課題(3か月課題)。
架空の部屋を想像してモデリング、テクスチャリング、ライティング、レンダリング、レタッチをします。
たまに、部屋ではなくフィールドを作る猛者なんかもいます笑

中間課題。アニメーションです。
1分程の物語を考えて、キャラクターにアニメーションを付けて制作します。

最終課題。卒制と呼ばれています。
1〜2分の3dcg映像作品を自由に制作します。モデリング志望なら街1つ作ったり、アニメーター志望なら動きに特化した作品を作ったり。


※ それぞれの課題に、その時々の難しさがあり、どれも簡単な課題制作ではありません。
実際に提出が遅れる方や、提出が出来ないという方も例年必ずいます。
しっかり時間を確保して課題に取り組むようにしましょう!

また提出が難しいと感じた時点で、すぐに先生やスタッフの人に相談するようにしてください!
報・連・相はどの業界にも関わらず、社会人は当たり前のことです!
まぁ、この当たり前の事が出来ていない人が毎年ちらほらおりますが、、。


卒制を経て卒業式で作品を発表してデジハリが主催するクリエイターズオーディションの選出メンバーが決まります。
クリエイターズオーディションと言うのは自分達の作品を企業の方に見てもらって、良かったらお話するイベント。
企業の目に止まってお話して気に入って頂ければそのまま内定になる事もあったりなかったり。
ただ、就職への最短切符なので狙って損は無いと思います。

が…、、、、

全員が全員選ばれる訳ではなく、今までの課題の提出状況(期限を守ってるのか?)やクオリティ等総合して選出メンバーが決まります。
自分の時も、入学当初30人程いたのが卒制まで残ったのが16人で選出されたのが10人辺りだったかと。
※この年の大阪のクオリティは高かった気がします。

入学→課題→中間→卒制→合同発表(修了式)→クリエイターズオーディション→就活→業界人!

これがデジハリの1年間のスケジュールです。

で、自分の先生の場合ですが最初の授業から3回目辺りで簡単な課題が出ます。
それはプリミティブ(キューブ、スフィア、シリンダーetc)を使用して作品を作る事。

↑プリミティブについてはここのサイトで詳しく書いております。

禁則事項としてはvertex、face、edgeの移動が禁止されています。なので、プリミティブ自体の移動、縮小、回転だけを駆使して何か作品を一つ作ります。
自分はこの時、やる気に満ち溢れていたんでしょうね。
3作品制作しましたw
1つは、架空の都市。
2つ目は、映画「ダークナイト」のトラック横転シーン。
3つ目は、映画「ミッションインポッシブル」の最後のトンネルのシーンを。

画像3

画像3

↑プリミティブだけで制作してます。
ダークナイトのシーンの画像がどっかいってしまいました。

これで、クラスメイトからこの人は何か違う感を植え付けることが出来たかもしれませんし、この人なにはりきっちゃってるの?と思われたかもしれませんw

話は戻りまして、、、、、。
自分の3ヶ月課題の方向性は入学する前から決まっており、入学してから2週間後くらいから着手しました。

部屋課題で心がけた事があります。
・3dcg臭くならない事
・空気感、生活感、世界観を表現する事
・学生作品と思われない事
・どこをきりとっても絵になるような作品にする事
※これまた、しんどい事考えてましたね。

自分は、「調剤師の部屋」を作ります。
インスピレーションは、ジブリ(魔女の宅急便、借り暮らしのアリエッティ、ハウルの動く城)、ロードオブザリング、ハリーポッターから受けてます。

作業スタートです。

まずはその部屋の中にはどんな部屋なのか?の資料が必要です。

ピンタレストと言うリファレンス、資料集めに最適な画像検索サイトを使用して部屋課題に必要な資料を集めます。

↑資料集めに重宝します。

部屋の雰囲気や天井、床、家具、部屋に置いてある物全てのリファレンスを集めます。
資料集めは大変ですが、説得力のある作品を制作するならばここは怠らない方が良いです。

画像2

↑ピンタレストだけでも結構集めました。
これでもまだ一部です。

が、、、
部屋の大きさが決まらない。
当初は、地上から半地下までの工房みたいなのを制作しようとしていたんですが、これに物量を備えようとしたらスケジュール的にやばい。
半地下はやめて、路面店に変更しますが制作していて面白味がないという事でバッサリ切ります。
※スタートダッシュが早いとこういう時に方向展開がしやすいです。
で、シンプルに四角い部屋に天井までの中身がぎっしり詰まった棚を並べたら物量感でるんじゃね?という事で普通のシンプルな四角い部屋に路線変更。

画像10

↑最初に描いた半地下のデザインです。

最初は積み木の様にプリミティブだけを置いてスケール、位置関係を大体決めていきます。
物の位置関係やスケールが決まったらここから細部のモデリングが始まります。

最初の授業から1カ月半辺りで課題に対してブレストが行われます。
自分の時は10月から授業が始まって、11月半ば辺りにブレストだったと思います。
簡単に言うと、クラスメイトの前で「自分、こんな作品(今回はお部屋)を作ります。いかが?」と自分がどういった作品を制作するのか発表します。
堅苦しい発表とかではなくフランクです。発表する人以外はお菓子など食べたりしながら、その作品に対して意見やアドバイスを言います。
先生もアドバイスくれます。が、クラスメイトの自主性を尊重し頭ごなしに無理とか辞めろとかは言いません。
技術的に無理だったら言われますが、、、。
これが結構面白く、他の人がどういった作品を制作しているのかが初めて分かります。
自分以外の方の意見も聞けるので、設定とか煮詰まっている時や技術面で壁にぶち当たっている時なんか良い意見、アドバイスに出会ったりします。
ただ、一日がかりなので終わると頭がヒートアップしてました。
このブレストの時で、モデリングの進捗は7割程完成していたかと。

ブレストが終わると課題制作もスピードアップしていきます。
モデリング期間はとりあえす1カ月~1カ月半程で終了したかと思います。
それに伴い、モデルに対しテクスチャ作業をするのですがここで問題が起こります。
この大量のモデルに対し、テクスチャ作りやばくね?となってきます。
しかも、UV展開も量的にまだまだある。
自分はPhotoshopで作成するテクスチャの大変さを知っていたのでこの量のテクスチャを作成するのに心底ぞっとしておりました。

デジハリにはフリースペースなるものがあり、空いていれば誰でも何時間でもPCを使用して作業する事が出来ました。
教室の横がちょうどフリースペースで先輩達が課題ないし就職活動用の作品制作にまい進する姿を見ることができました。
たまに、めっさうるさい時がありましたがw
ある日、先輩の作業画面にふと立ち止まります。
その画面ではモデルに直接テクスチャをペイントしている光景があり、「なんだ、これは?」と思ったのを覚えています。
そこで思い切って喋りかけました。
まずは丁寧に自己紹介からのそのソフトはどういったソフトなんですか?と聞きました。
その時初めてサブスタンスペインターと言うソフトの存在を知りました。
その後は先輩が簡単にサブスタンスペインターの使い方などを教えてくれました。
あの時はありがとうございました。K先輩。

さて、このソフトを使いこなせればテクスチャ作業はいける!と確信した私。
ただ、どのように手っ取り早く習得しようか?と悩みました。
モデリングなどはMayaの操作を一通り学習していたので海外の方のチュートリアルでもニュアンスでいけたのですが、触ったこともないソフトは基本操作も分からないのでそこで時間的にロスになる。
そこで出会ったのがCGWORLDのOnlineTutorialで販売が開始された鬼木拓実さんのサブスタンスペインターのチュートリアルです。
見つけた瞬間にこれだ!とポチっておりました。

※チュートリアルを探す時は、無料でも良いものがあるのですが有料のを購入する事をお勧めします。
自分の欲しい部分が飛ばされたり、見つけるまでの時間がもったいなかったり等等。
ソーシャルゲームに課金するなら3dcgに課金しましょう。

ソフトを触りながらチュートリアルを視聴し1日で終わらせ、とりあえずサブスタンスペインターの基本操作を習得。
モデリングしながらテクスチャ作業にも本格的に入ります。

↑公式とsteam版での買い切りがあるのですが、ここのサイトが結構詳しく説明されているかと。

↑今だと分かりやすい参考書が出ているのでこちらもオススメです!

大体、作業の8割方終わった辺りから部屋に小物などを配置していきます。
その部屋の主人公になった気分で配置していきます。
これが楽しかった。
どんどん配置していってデータが大変重くなって後々苦労します。が、学生なのでとことんやりましょう!!w

画像7

画像8

↑今見返しても良くこんだけ置いたものだと、、、。

配置が大体終わったらライティングに入ります。
本当は最初にライティングを決めるのが定石らしいのですが自分は最後に回しました。
ある程度ライトの調整をしたらレンダリング作業に入っていきます。
ここが、1番長い作業です。
物量・テクスチャ量が多く、PCでのレンダリングに相当時間がかかります。
しかも、ライティングによるライトの当たり方も計算されるので更に重たくなります。
確か、1枚レンダリングするのに6~7時間掛かっていたと思います。
物量多かったしね。。。
後で聞いたのですがレンダリング設定の数値を自分は凄く贅沢な設定にしていたのを聞かされます。
その時の自分は贅沢に行こうぜ!!状態だったかと思います。
なので、皆さんはテストレンダリングの時は画像サイズを小さくしてレンダリングの数値も最少にしましょう。

レンダリングしてはライティングが少し変だったりオブジェクトがめり込んでいる等、それを修正して再レンダリング。

レンダリングして初めて気づく事もあります。
その時は「やっちまったな…」状態です。

家で1枚レンダリングして学校行って学校のPCで違うシーンをレンダリングして授業受けて家に帰って来たらレンダリングした画像を確認して、、、家と学校をフル活用してました。

で、レンダリングしたら終わりではありません。
ここからレタッチ作業が始まります。
Photoshopと言う画像編集ソフトを使用してレンダリングした画像に対して様々な効果や修正を加えていきます。

画像4

↑レンダリングしたての画像です。

画像5

↑Photoshopでこねくり回すとこうなります(自分はPhotoshopでこねくり回す前にAfterEffectsと言うソフトで色味調整や埃の追加などを行って、最終調整でPhotoshopを使用しております)。←ここは人それぞれです。
これが、最初の提出作品です。

※ここで、専科・本科生の違いが出てきます。
専科では週1回の3dcgのコア授業しかなく専門授業がありません。本科では専門授業がり、デッサン・デザインの授業があったりPhotoshop、AfterEffects、Zbrush、UE4などの授業があります。
なので、専科の人はAnyなどを使用して自分で自習しないといけません。

このレタッチ作業をする時間が多ければ多いほど画像のクオリティは半端なく上がります。
が、最悪提出時間前までレタッチ作業してる人もおります。
スケジュール大事です。
自分も提出枚数揃えられたのが提出期限の1~2時間前だったかと。
当時は早々に提出してスターウォーズを見に行きたかったんですけどね。。。。
とりあえず、3dcgって本当に大変なんですよw
無事に提出できた日は久しぶりにゆっくり眠れました。

□ここに、自分の1日の作業スケジュールを覚書で書いておきます。

[学校のある日(コア授業)]
6:30 起床、朝の支度
7:30 朝食(学校の近くの喫茶店のモーニング)
9:00 学校到着、授業まで課題制作or先生に朝一で質問
10:30 授業開始
12:00 昼休み、皆んなで情報共有
12:45 授業
16:00 授業終了
:
夜ご飯は自分が担当
:
23:00 家での課題制作
3:00 就寝

[学校ある日(専門授業)]
6:30 起床、朝の支度
8:00 奥さん仕事、娘は保育園
9:30 学校到着、作業開始
12:30 昼休憩
13:30 作業再開
17:30 夜ご飯
19:00 専門授業
22:00 授業終了
23:30 帰宅
24:00 家での作業開始
3:00 就寝

[学校ない日]
6:30 起床
8:00 奥さん仕事、娘は保育園
9:00 作業開始
13:00 昼ご飯
13:30 作業開始
15:00 作業中断、昼寝
16:00 作業再開
18:00 作業終了
:
夜ご飯は自分が担当
:
23:00 作業開始
3:00 就寝

※大体最初はこんな感じです。
まぁ、体が持つ訳がなく1回体壊します。
なのでメインを夜作業から朝方作業にシフトしていきます。
夜もはかどりますが朝方も結構はかどるのでお勧めです。今でも朝作業してます。
清々しく作業できますよ。
それと、学校がない日などは子供と公園に行ったり電車乗ったりと家族サービスしてます。


3カ月課題発表当日を迎えます。
事前に発表順が決められ、当日はその順番通りに画像をスクリーンに映しながら作品の説明をしていきます。
その後で先生からの講評があります。プラス、クラスメイトも自分以外をS~Cとランク付けして感想を書いて講評しなければなりません。
自分の場合は他のみんなが優しく書くと思ったので自分がプロになったつもりで結構厳しく書きました。
卒業するまで自分が書いたことはバレませんでしたが1人最後まで厳しい講評があったと噂されていた時は内心ドキドキもんでした。

先生やクラスメイトの評価は概ね良かったのでホッと一安心です。
皆も疲れ果てていたのか終了と同時にそそくさと退散していきポツポツと残っている人が数人いたので、残った人たちで打ち上げに行きました。
いやぁ、とても楽しかったな~。
課題に対し意見を言い合ったり、将来の夢、恋愛の話など色々話ました。

後日、自分の講評シートだけまとめられて配られます。
先生とクラスメイトの講評シートを元に自分の部屋課題を手直し、ブラッシュアップをしていきます。
プラス自分はSNSでプロの方の意見をもらおうとDMを解放している方に送ります。
自分も後輩達に色んな人の意見をもらった方がええよ!と言うのですが、その時は「わかりました!」と言うのですが実際に行動を起こした人はいないのではないでしょうか。
で、こんな1学生なのに丁寧なフィードバックを返して頂けました。
今でもお守り代わりに見返してます。

常識的な事ですが、DM等で送る際は必ず失礼のないようにお願い致します。あと、返信が来たら必ず、必ず、必ずお礼の返事をして下さいね。
相手もお仕事の合間を縫って作品を見てくれているので。

画像9

↑専門授業のデザイン授業で制作。
先生が気さくなおっちゃんで部屋課題にタイトルを付けると言う課題で制作。
先生から「お前、ジ〇リ好きやろう?」と良い意味で笑われましたw
で、この画像がとても評価が高かったですw
会う人会う人に、「あの画像、良かったよ」と言われました。

ブラッシュアップの期間も設けられております。
自分の時は年末年始などが重なり1カ月ありましたが大体2週間は期間を設けてくれているかと思います。
で、再度ブラッシュアップしたものを先生が講評していきます。
自分はこの1回目のブラッシュアップで少しやらかします。
レタッチ作業をやり過ぎてしまい提出前より悪化してしまったのです。
前のモデルが気に食わなかったので結構な数のオブジェクトをモデリングし直して良い感じにしたのですがレタッチでそれが台無しになっていたのです。

先生からも「悪くなっている」と。。。

一度原点に立ち返り講評シートとフィードバックを見返し作品に反映していきます。
レタッチも大袈裟に掛けずにほんの少量を心掛けながらいれていきます。
プラス自分の譲れない拘りを入れていきます。
で最終的に4枚の構図の画をブラシュアップ第三弾で提出。
後輩君達は何でこの人ブラッシュアップ3回もしてるの?と思われたかも知れませんがこんな事情があったからですw
※デジハリでは過去の先輩たちの課題を自由に見ることが出来ます。学校でしか見られませんが。

画像6

↑最終的なブラッシュアップになります。who'snextに提出したのもこの作品。

で、ちょうどcgworld主催のwho'snextと呼ばれる3dcgのコンテストの締め切りが間近だったので出そう!と。
デジハリでもコンテストに出すことを推奨しております。
1枚しか提出できないのでどれにしようかと迷います。
結構思い入れのある4枚だったので相当悩みます。
学校に3ヶ月程いると先輩達と顔馴染みになっていたので意見を貰います。
最初的にこれだ!の1枚を選びます。
で、作品に対しタイトルも付けないといけなかったので同い歳の先輩とああだ、こうだ、英語よりもカタカナの方が良いんじゃないか?など言いながら無事に提出。

↑年末締め切りと初夏締め切りの年2回開催さております。今のところ。

締め切りから1ヶ月後だったかな?に結果が発表されました。
その時、ちょうど髪を切っていてクラスメイトが結果が出ている旨をLINEで教えてくれました。
恐る恐る覗きます。
1ページ目は、1位〜4位まで載ってました。
そこでクラスメイトが3位、4位を取ってる!と心の中で喜んだのを覚えてます。
その時は、自分は載るだけでも万々歳と思っておりました。

5位に見知った作品を見つけました。
応募するまでに何十回と見てきた作品です。

自分の作品が5位です。

自分の名前が書いてありましたよ。

その時は飛び跳ねて喜んだりはせずに美容師さんに「載ってましたわ、ははっ…」くらいのテンションで話してたのを覚えてます。

奥さんにラインします。「5位だったよ」と。

で返ってきたのが「えっ、1位じゃないの?」と。

ウチの親の場合は「えっ、3位じゃないの?」と。

親ないし妻も結構ストイックなんですよね。
なので、喜んで良いのか迷いますよね。
学校に行って歳も近いC先生に「5位だったんですけど喜んで良いですかね?」と聞きます。
これ、マジの話ですからねw
C先生は「喜んで下さい。凄い事です。」と言ってくれ、クラスの先生にも同じ質問をして同じく「存分に喜んで下さい!」と言われたので、その日1日はクラスメイトや先輩達からもチヤホヤされたので存分に喜んでおりました。

コンテストに出す出さないはその人の自由ですが自分は出せるなら出す事をオススメします。
それで賞なんか取ったらポートフォリオに箔が付きますし、取らなくても第一線で活躍されている方からの貴重なフィードバックをくれたり良い事尽くめなので恥ずかしがらずに出しましょう!!

業界に入ったら否が応でも見せないといけなくなりますので……。

※話は少し逸れますが、クラスメイトの作品の中でコンテストに出せばいい所までいくと思った作品があったんですよ。
で、会うたびに「コンテストに出そうよ!!」「出そうよ!」「出そう。」と言い続けてたのを思い出しました。
とても、ウザがられてたと思います。。。反省です。

喜びも束の間、待ったなしの中間課題が前に立ち塞がります。

ー3ヶ月課題編終ー

※この記事は2019年10月~2020年2月辺りまでの事を書いております。
現在だとカリキュラムや制度が少し変更になっている可能性がありますのでご了承下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?