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目的と目標

はじめに

みなさん、こんばんは。
ニュースでは、今日から冬本番と話をしていました。ここから、寒い日が続き、冬らしさが増してくるようです。

よく学級経営において、魔の11月という言葉を使います。
これは、11月に学級が荒れたり、ダレたりすることを言っています。
では、なぜ11月に学級が荒れるのでしょうか?
それは11月頃、多くの学級で目標を見失うからだと思います。
目標を見失ったチームは、機能が低下します。それと同じことが学級でも起こっているのです。

今日は、チームにおける目標・目的の大切さについて記事にまとめました。
ぜひ、お読みください。

チームとは

みなさんは、生活の中で様々なチームに所属している、もしくはしていた経験があると思います。
スポーツクラブや部活もチームですし、もっと身近な所でも職場や家族、趣味のサークルなどもチームにあたります。
学校で言えば、学年団、部活、学級等があります。

では、何の為にチームが結成されるのでしょうか?
それは、「共通の目標・目的を達成するため」です。
1人では成し得ない目標や目的を協力して成し遂げるのがチームです。
ですが、学校のことを考えると、目的や目標を見失っていることが多いように感じます。

目標と目的を見失わない

では、目的・目標を見失わない為にはどうすれば良いのでしょうか?
その為には、学級目標が大切だと考えています。
みなさんの教室で、学級目標は風化してしまってはいませんか?

年度初めに決めたこの学級目標に向かって行動を積み重ねようとする意識を持つことで、子供達の意識は高まります。

そして、各行事での目的もこの学級目標を達成するためのステップになるのです。
担任は、この学級目標を常に子供達に意識させる工夫が必要です。

よく4,5年生で荒れていた学年が、6年生でまとまったという話を聞きます。
6年生という学年は、小学校生活最後の学年ということで、比較的目標の持ちやすい学年でもあります。
また、行事も多く、その都度目的も明確に示すこともできます。

目標に向かって進んでいく意識を高めることで、チームとして成熟していくのです。

そこには、担任の先生を始めとする学校全体の努力があったことは間違いありません。

担任が目標・目的という意識があるかないかで学級経営のあり方も大きく変わってくるのではないでしょうか?
そして、担任はリーダーとしてこの目標・目的に向かって意識をまとめていくことが最大の役割です。

ぜひ、明日からの学級経営で目標と目的を意識してみてください。

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