【Band】人生四度目の結婚式in逃げBarのふりかえり
2019年5月19日
元号が令和に改められて1ヶ月も経たない時期に結婚をしたその日から「毎年結婚式をやろう!」と決め、ついに4回目を迎えることに成功しました!
出会い始めの「その人」でなく、今年の「この人」と改めて結ばれる大切な儀式。
今年はそんな「儀式」としての側面をかなり強めたある意味結婚式らしい結婚式になりました!
事前準備
今年は東京でやるぞ!と決めた去年。
東京での開催にあたって、奈良から2人で移動してくることを考えると持っていけるものをキチンと決めて、当日の段取りを決めてスムーズにことを進める必要性がありました。
今年は妻・マチマチのプロデュースで進めたい!と言われていたので、マチマチにどんな式にしたいかをヒアリングしていきました。
その結果、マチマチの前世のトラウマや未来のイメージを再現するようなストーリーに。
当初は少し怖い感じに仕上がりそうだったのですが、だんだんと優しい感じに生まれ変わりました。
本格的な準備は四月の中旬からスタート。
会場の予約が遅れてしまったために、夜開催になってしまいましたが、後にこれが式に大きな影響を及ぼすことになります。
今回の会場は横浜にあるレンタルスペースの逃げBar。
全てが真っ白な会場は新しい夫婦として生まれ変わることをテーマにした今回の式にぴったりでした。
儀式の演出や内容について友人とオンラインミーティングを重ねることで、今回の結婚式の意味を深めることができました。
夜開催なので、食事の準備も必要です。
ここ最近の流れから、今年のキタキタの人生のテーマを「調和」と設定していたこともあって、個人的な調和の象徴であるスパイスミンチカレーを提供することに決めました。
5/6、新しい結婚式用の衣装を手に入れるために名古屋へ。
思えば、僕自身の結婚式用の衣装というものがなかったので、これを機に導入することに。
また、マチマチのドレスも本人による改造によってより美しいものになりました。
儀式に必要な材料が揃った5/12、ついにキタマチは会場の関東に向けて出発することに!
本番!
当日の朝はカレー作りからスタート。
滞在していたシェアハウス・ノアの家主である林原琢磨さん&まりこさんたちにカレーを振る舞い、2人からの結婚祝いとして当日来場者のみなさまにお届けするお米をいただけました!
当日夕方6時に会場入り。
慌ただしく準備を進めながら夜7時から来場者を迎える。
本番15分前くらいに準備が完了し、待機。
無事に夜7時半に式をスタートさせることができました。
新婦・マチマチと共に新郎キタキタは去年同様の格好で入場。
マチマチを棺桶に埋葬。棺桶の蓋を閉じる。
来場者のみなさまに4枚のお札を入れてもらいます。
4枚のお札は以下のものです。
この中から日常的に「逃れたい」と思っているものを選び、花嫁の眠る棺桶に共に埋葬していただくことに。
その後、棺桶が再び閉じられしばらく音楽が流れる。
キタキタが衣装を変え再入場。
壇上のお水の入ったボウルにソーラーブルーウォーターを注ぎます。
その後、祝詞を読み上げ
しばらくこれまでの結婚式をふりかえる映像が流れた後に
マチマチを棺桶から迎えます。
そして、マチマチの新しい絵をお披露目。
その後、4回目のプロポーズを果たし、無事に今年もマチマチと共に夫婦になれました。
拍手の後に式を終え、懇談会をスタートさせました。
懇談会の最中に気づきましたが、この会場は国道沿いに面していることもあって、時間によっては非常に交通量の多いエリアでした。
しかし、式の最中は驚くほどの静寂が広がり、その立地を忘れ去れるほどだったので、大変にラッキーであったと思います。
感想
結婚式の1週間前に「今年はどんな自分になりたいか?」を考える機会があったので、そのときに「調和」というテーマがでてきました。
目の前に起こること、ハッピーやハプニング。
それら全てが調和してより良い未来になっていくだろうと信じ、歩む。
歩んできた道・進んでいく道が調和していくように、真の平和を実現していく。
そういう存在になりたいと考えるようになりました。
目の前をありのままに受け入れ、全てが本来の姿に還り、それを美しいものとできるように。
全てが土となり、水となり、それらが花を咲かせるように世界が調和していく。
この日、そんなことを思い浮かべながら式を進めていました。
式中に唱えたひふみ祝詞は、その効能が全く未知であるために、邪な気持ちを持ちながら唱えると危険であると聞いていました。
ただ、今回唱えたときには、驚くほどに心がクリアーになっていたようで、純粋な平和と調和を願えていたと思えます。
そんな祈りは大変に心地よく、今思い出しても人生最高の瞬間の一つに数えられるほどに良い体験になった気がします。
みんなで儀式をつくる。
音響だけでなく急遽照明もお願いした友人には大変な負担をかけてしまい申し訳ないなと思うけれども、その中で彼女が生み出してくれたものを振り返ると「これで完成したな」と思えるようなものに仕上げてくれていました。
また、儀式のとき、僕自身のミスで思っていたものと違うものを届けることになってしまったものの、会場のみなさまの機転でうまく進めていただけました。
テーマが「Band」だったので、一人一人の音や糸を重ね、「帯(band)」となるような演出を考え、実行をしていったのですが、最後は会場にいた全員で式を彩れたのでとても嬉しいです。
文句なしに人生で最高の式になったと心から思える式になりました。
過去はより美しく、今は彩に満ち、未来は光で見えないほどに輝く。
この日から新しい夫婦生活のスタートをでき、新しい自分として歩めることを心から幸せに思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました! サポートもらえると、テンション上がって更新ペースが上がるかもしれません。