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妄想アパートメント、出店してきました

Facebookでは写真を投稿できないから結局こっちになったか!ってことで、簡単に今回の出店を振り返ってみる記事です。

知らない人にざっくり話すと、令和市として群馬の覚えにくい県庁所在地として有名な前橋市の広瀬団地にて開催された文化祭に出てきたって感じです。

お祭りはやはり出展者側に限る。

出店までの経緯

令和市のメンバーの1人がこの文化祭の主催者であるODD SCHOOLに最近ジョインしたらしく、是非とも令和市にも出てほしい!となったらしいので、一部令和市民が声をかけられた。(後ほど令和市公式ラインからも公募)

群馬か〜遠いな〜と思っていてゆるゆると観察していたけど、文化祭に参加を決めていたメンバーが「インプロをやりたい」と言っていたので、「ならば俺の出番か」ということで参加を決める。

なぜなら、当方のファーストキャリア(初めて何かをして人からお金をいただいた仕事)が舞台俳優なもので、2016年から何やかんや今日に至るまで毎年インプロワークショップを開催していたのだから!

大人も子供もごちゃ混ぜになってやるスタイルが大好きだぞ!

やると決めたらあれもこれもやりたくなって、結果的に実にいろいろなものをつくることになった。

今回作ったものたち

新規に作ったものたちはこんな感じ。

年表作りワークショップ
展示用の年表のデザイン
超能力ガチャ


令和市開発に関する資料作成


メタバースタワマン
メタバースタワマンのチラシ
みんなでつくる令和50年の年表アプリ

準備期間は1ヶ月。作ると決めたらぶっ通しで作り続けるので、なかなかに多作。

その他過去に作ったものを展示。

不平等条約をきっかけに作った令和市の教科書


令和市営地下鉄の路線図

令和市に関する動画のプレイリスト(つくったの、半分もないけど)

出展当日、心に残ったことたち。

おばあちゃん、Stable Diffusionを触る。

AIお絵かきブースを別の旧令和市民が用意してくれていたが、そこに70代くらいのおばあちゃんがやってきた。

その際、「AIでお絵描きするんですよ〜」と僕が適当に説明してたのを見て、元令和市加工センター長・けんごさんが「何か書いてほしい絵の言葉を入れてみたら、それに近い絵が勝手に出てくるんですよ〜」と説明していたのが印象的だった。

言葉の力ってすごい!と思った。そして、そんな人材が非常に貴重であるとも。ちなみに彼が作った新しい名刺の肩書きはコミュニティマネージャー。
マジで適役だと思う。
↓そんなけんごさんによる令和市ブースの説明。

謎に人気な超能力ガチャ

ガチャガチャってすごい!!!とりあえず回してみたくなる不思議な魅力があるよね。

実はこのアイデア自体、シェア街文化祭に令和市が出店していた際に稼働していたNFTガチャが源泉なのだけど、ガチャガチャってとりあえず回してみたくなるらしい。

中には遊び研究所で募集した「えたのかどうかよくわからない超能力」とモテアマスとの不平等条約の際に話題が出ていた「年齢を売る薬」をヒントにその日限りの年齢を。

小学生の女の子が引いたのが「人生5周目の人」一番先輩になっちゃったね。

5畳の空間でのエチュード

今回の会場があまり広い会場ではない上に団地ゆえにあまり大きな声が出せない制約があったので、どうしようかなと結構迷った。

今回は円座になって目をつぶるスタイルのエチュードをやった。

未来のモノしりとり、令和今昔物語、エチュード・イン・ザ・ダークなどなど。

目を瞑ってても、体そんなに動かさなくてもエチュードってできるじゃん!って思ったのであった。

ホヤおじさん

「お前ら!ホヤを食え!」「ホヤ貝というヤツを許さない!」

ホヤの輸入国は韓国で、その韓国が震災以降ホヤを輸入しなくなったため、国内で生産される50%のホヤが廃棄されているとのこと。しかも、ホヤが育つには3年かかるし、なんだったら3年目にとらなきゃいけないというかなり厳しい制約。

そんなホヤを救うべくひたすらホヤを無料で振る舞い続ける謎のブースがあった。

とある大学の先生らしく、話すトピックが面白すぎて素敵。

「ホヤとうずらの相性は最高!」ということでうずらをご購入いただけた。

うずら料理する配信、みたかったけどみそびれた。ごめんよ。


全体的な感想

創作のエネルギーを発揮できてよかった。いろいろあったから、これだけ夢中になれるものがあってよかったなぁと。

不思議なことに誰一人欠けていてはこうはならんかったやろうってくらいにみんながみんなそれぞれの役割を果たしていた感がすごかった。

あと、作ったものをたくさん楽しんでもらえたのが何よりも嬉しい。

主催のODD SCHOOL代表ワタナベシンヤ氏が「いろんな世代の交流する場を作りたい」って言葉通りの感じになった気がする。みんなガチャガチャ回してたしね。

団地って、どちらかというと高齢者の方が多いイメージだからこそ、団地でこんな催しをやれたのがとってもよかった。

次は団地丸ごと使ってそれぞれの生活を展示するみたいな企画をやってみたいなぁと思う。全員1日限りの住民。その生活とは?みたいなの。似たようなものがあったら是非教えてほしい。

終わった翌日(そもそも帰ってきたのが朝の四時だけど)に、それまでの労いをこめて草津温泉に行った(というか連れて行ってもらった)


なんと草津温泉のこのオブジェ、岡本太郎先生の作品!!


岡本太郎の作品なのに美しく綺麗。

「人間解放のレクリエーションの場」

ずっと目指している場所に来れてよかった。

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