【思考の整理学】を読む その1

思考の整理学。
外山滋比古さんの名著であり、考え方を学ぶことができる本です。

このnoteは、私がインプットした結果をアウトプットする。
それだけのものですが、誰かの参考になれば幸甚でございます。


この本はまず『グライダー』という話から始まります。

グライダーとは、滑空機。私は実際のものは見たことがありませんが、グライダーは空を飛べるけれど、どうやらウィンチと呼ばれる装置や軽飛行機を利用しないと空を飛ぶことができないようです。ようは自力ではなにもできないのです。
比較として出てくるのは、飛行機。こちらはご存じ、エンジン等積んでいるので自力で飛ぶことができます。

このグライダー、なんの例えで使われているかというと、私たち日本人の学校での学び方。
独力で知識を得ようとするのではなく、学校に頼り、受動的に学ぶということです。学ぼう、という姿勢が自発的であっても、その手段として学校を選んでいるのであれば、ある種、人から与えられているだけ。

それに対し、飛行機はというと、自力で飛ぶことができる、自力でものごとを発明、発見していく学び方。

では世の中で求められている人材はどちらの能力が秀でていると評価されるのかというと、後者でしょう。

もちろん何も知らないのであれば、グライダー的に学んでいかないといけないし、管理者としても勝手に飛行機飛び回ってもらっても困ります笑

ただし、飛び方を学んだ人たちは、まだ見ぬ未来に挑戦していかなくてはいずれ衰退してしまうことになるでしょう。
そういったときに、飛行機のような学び方、考え方のできる人こそ活躍できると思います。

守破離という考え方もありますが、個人的にはこれに近いかなと。
人にいわれてどうこうなるようなロボット人間になるのはいけない、答えは自分で見つけにいくものだな、と感じた内容でした。

あと実践できているなと思ったことは、『寝させる』。ようは煮詰まったら考え過ぎず一度時間を置いてみる、と捉えています。
私は業務上文章を作成することが多いのですが、上司に確認してもらう前に、数時間〜1日寝かすようにしています。そうすると、自分で作成したものですが、あら不思議、その時まで納得していたはずのものの粗が見えてくるのです。ある種考えていた時の自分と異なる自分になっているからなのでしょう。
これに関しては引き続き意識すべきだなと感じることのできる話でした。

まだ途中までしか読んでいませんので、今日はここまで。
なるべく毎日noteを書くように、細かいことにこだわらずどんどんいこう!

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