今年は東スポの年になる。
この記事であなたが得られるかもしれない利益:経験価値理論とは何か。エモーショナル・ブランディング理論とは何か。東スポが今年くる、という根拠。本邦初公開!これからの企業の成功モデルとしての”東スポ六角形”解説。
” 点”じゃなく”面”の時代
さて、新年予言シリーズ😁まだ続きますよ。
いや、そんなつもりはなかったんですが、ケアラー、仮面ライダー、黒澤明、武藤敬司と論じてきて、デジタルはダメだとの帰結です。
要するに、今年からはデジタルみたいにちまちました“点”じゃなくて、相手の五感に身体ごとぶつかる”面“のような攻撃を仕掛けることこそ、経済に、日本に、企業に、そしてあなたに求められていると言いたいのです。
新年からのこの一連の記事をみると、偶然にもそうなっています。いや、勝手にそうしたのかもしれないけど・・😁
しかし、あながちこれは偶然とは言えなくて、最新経営学であえて読み解くと、2つの理論と合致します。
それはこのところ出している“経験価値理論”と“エモーショナル・ブランディング理論”です。
宣伝するつもりはないですが、僕の昔書いた「ナウエコノミー -新・グローバル経済とは何かー」という本に両理論は紹介しました。
でもね、この記事では学問的な説明なんかしませんよ。Noteは僕にとってエンタテイメントのつもりなんです。
学問をいかにわかりやすく説明し、それを現実の社会に応用して役に立てていただくか、これが目的で記事を書いているんですが、学術論文的になっては、皆様に読んでいただけません。
エンタテイメントなんて大見得を切ったけれど、まあ僕のレベルでは、読みやすいことを心がける、くらいなんですけれどね。
だから、学問はやりませんよ。
で、2つの理論ていうのは、まさにさきほど僕が言った“点”じゃなくて、相手の五感に身体ごとぶつかる”面“のような攻撃、ってことなんです。
エモい経験をさせてくれる製品/サービスこそ最強
経験価値理論は、日産のCM「モノより思い出」っていうことです。お父さんとドライブ行って楽しかった、その経験が思い出という価値になったわけです。
エモーショナル・ブランディング理論っていうのは、若者が最近「エモい」って言ってるアレです。
エモつまりエモーショナル(感情的)に刺さる、ということです。
僕が昨日主張したデジタルよりもアナログ広告というのは、ビルボードやテレビCMや雑誌広告のほうがエモいってことです。
で、結論として、これからは「エモい経験をさせてくれるモノやサービスが天下を取りますよ、ってことです。
なぜ、東スポが現代最強のメディアなのか
その筆頭候補が東スポ、です。
そういうと、東スポ周辺のウォッチャーであられる読者の皆様は、「えっ、おまえなに言ってんの。東スポ経営危機くらい知ってるよ」とおっしゃるでしょう。
でもそれは、昨日そしてそれ以前にも散々話してきた、デジタルという間違った方向に行っちゃっている我々のせいなんですよ。
でも大丈夫、我々はその悪しき誤解から自らを解き放ちつつあるのです。
僕が今まで散々言ってきた、デジタルの時代が崩壊しつつあるからです。
さて、この2つの理論を合体させた理論を、仮に「エモ経験価値理論」😁と名付けましょう。
その理論で、なぜ一部で経営危機も叫ばれる東スポが今年、大逆転をして天下を取るのか、説明しましょう。まずは、エモ経験価値理論の図解です。題して
「最強のメディア戦略としての東スポ六角形」
東スポ六角形の解説
あくまで概要の説明ですので、極力みじかく行きますね。各項目詳しくは、明日以降にまた。
まずてっぺんのプロレスから行きます。”闘”という字を宛てています。もう説明の必要はありますまい。
明日また詳しく解説しますが、格闘技よりもずっとエモいのがプロレスですね。プロレス=東スポで面目躍如。
競馬。これも東スポ得意のジャンル。”賭”という字をあてるのはこれしかありませんね。賭けは人間の本性であり、まさに感情そのもの。競馬は行動することでもあります。
UFO東スポ一面に突然飛来。数ヶ月に一回ですがあります。字はもちろん“怪”。あやしさこそ東スポの真骨頂であり、人間の感情をひきつけて止みません。
ツチノコ。古代生物というよりもロマンの象徴ですよね。”探”という字を宛てました。ロマンのために苦労をするという動き経験こそ探、です。
お色気。ここではセクハラの非難を恐れ詳しく書けませんが、男と女ほど世に感情を掻き立てるものはありますまい。無論”色”です。
東スポ餃子。”食”の字が当てはまります、当然。巷を騒がせている、にんにくの効いた東スポ餃子。東スポ最大の財産、ブランドともいえる”非常識さ“の新しい象徴でもあります。
さて、今日はこのくらいにして、明日から各項目を解説し、東スポ六角形を読み解きます。
明日はプロレス、です。お楽しみに。
野呂 一郎
清和大学教授/新潟プロレスアドバイザー
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