見出し画像

客にへつらうと、客は離れていく

現代の戦いの主役は「カスタマー」

高校生の皆さん、こんにちは!
さて、もうすこし孫子の兵法を続けよう。

今の企業戦略と似ているところは、ここに書いたように、勝利とリーダーシップに重きをおいているところだ。

画像1


しかし、現代における勝利とは、単に敵を打ち負かすことだけではない。

そう、現代の戦いには、カスタマーという存在が不可欠かつ、それが主役だ。


現代の戦いをビジネス、と考えると、ビジネスはカスタマーと企業との戦いということになる。企業がカスタマーに勝つとは以下のことである。

AIDMA(アイドマ)の法則
まずカスタマーのAttention(注意)をひいて、Interest(興味)を持たせ、Desire(欲しいという欲望)を抱かせ、Memory(記憶)に留めさせ、Action(購買行動)をさせるという一連の流れをAIDMAの法則と言う。この流れを上手く作れれば、モノが売れるといわれる。

NoteのAIDMA

有料Noteを書くさいも、読んでくれる人がカスタマーと考えれば、このAIDMAの法則が応用できる。


Attention(注意):カスタマーの目に止まりやすい工夫をする。改行、ヘッダーや本文に挿入する絵や写真。簡潔な文章等。
Interest(興味):興味を持ってもらうような見出しとサブタイトル。著者の魅力
Desire(欲望):絶対に面白いに違いないから、読みたいという強い印象づけ。
Memory(記憶):間違いなく、面白いはずという気持ちが消えない
Action(購買行動):ついに買ってしまう

Noteにおけるカスタマーとは、潜在的にあなたの書く作品に興味を持ってくれる人、だと言っていいでしょう。

しかし、カスタマーをどう捉えるかによって、あなたとカスタマーの関係は変わってきます。

カスタマーにおもねるな

Noteにも「好きを増やす方法」「フォロワーを倍にするやり方」「1万PVを目指して」などの投稿を頻繁に見かけます。

しかし、見に来てくれるカスタマーの数を増やしたいなら、それでいいでしょう。しかし、あなたが、カスタマーの数じゃなくて、自分の納得する記事を書きたいんだ、といえば、両者の関係はまったく違ってきます。

あなたが、PVや好き集めやフォロワーなんて狙わない、と考えて、上に述べた小賢しい工夫なんて、そんな邪道は嫌いだ、絵なんて入れない、改行なんて却って文章を不自然にすると考えれば、そうしたらいいのです。

そう、今の風潮はみんな「カスタマーにおもねりすぎている」のです。

結果、みんな同じようなnote、製品、サービスになって、かえって売れなくなる。

そろそろ、カスタマー中心発想から抜けでませんか。

あらら、なんか今日はキミたちに、です、ます調を使っちゃったな。
僕も、読まれたいという、カスタマーにおもねっている気持ちがある証拠かなあ。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

じゃあまた明日ね。

                           野呂 一郎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?