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ウェブマーケティングに吹く逆風。

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:自社製品のウェブ・プロモーションにいつも余念がないあなた。ビューだとか、フォロワーの数だとかをいつも気にし、SEO対策に大金を投じている割には、商品の認知度も、売上も振るわないのはなぜか。ウェブマーケティングをやるまえに、やるべきことがあったのだ。トップ画はhttps://qr1.jp/85OQLM

SEO詐欺の横行

水のトラブルで、サイト上位だからその業者がいいと思って頼んだら、詐欺業者でトラブルは直せず、大金をとられた・・・

それでも、サイトを上位にもってくるために、SEO対策をやってます、って会社が多いんです。

でも、それは本末転倒じゃないか、と思うんです。

ドラッカーじゃないけれど、ビジネスの目的は信用を創造することなんですよ。

製品の信用を高めることをせずに、SEO対策なんてやるバカいるかよ(アントニオ猪木)ってもんです。

https://qr1.jp/kzHOAE

本末転倒

結局、ウェブだとかオンラインだとか、SNSだとかは、世間に信用されてなく、極めて不確かな存在なんですって。

それなのに、ビューだとか、イイね、だとかフォロワーだとかの数ばかり気にして一喜一憂している企業が多い。

note界隈では、「どうやったらフォロワーを増やせるか、フォローすることだ、そしたらフォロワーが増える」なんて、教え合っています。

そうじゃないでしょ、製品や記事のクオリティを上げることでしょ

それだって、いいねやフォロワーが増えるとは限りません。

仮に増えたところで、本当にあなたの記事を評価しているかなんて、わからないんですって。

気まぐれに好きしたり、フォローしたりすることだってあるし、あなたがスキをしたり、フォローするからお返しすることだってあるわけです。

こんな不確かなツールやシステムを信じて、業者やコンサルタントに大金を払っても、売上は増えません。

仮に数百万を払って、きれいなサイトを作ったところで、肝心の製品やサービスがよくなければ、結局大金をドブに捨てたことになるのです。

ウェブマーケティングへの逆風

ディープフェイクという技術が発達し、ニセ画像が出回り、ニセ池上彰が投資の宣伝をする動画が出回っています。

ニセ池上彰 https://qr1.jp/K4990f

本物そっくりの人物が、本物そっくりの声で、フェイク商品の宣伝をする時代です。

ウェブサイトを精巧に作り込むほど、消費者は「これ本物かな?」の疑念が強くなる、時代はそういう流れです。

情報商材のウェブサイトでよく見かけますが、色んな人が写真付きで、その商材を盛んに持ち上げています。

でも実名の実在の人のはずが、フェイクだったら・・・

だまされてその情報商材を買うのは、ディープフェイクすら知らない、まさに情弱じょうじゃく(情報弱者)の消費者しかいない、のではないでしょうか。

結局、ウェブマーケティングが功を奏するのは、大企業やすでにブランドを確立した製品だけとなります。

システムの不備は見えにくい

ウェブ・マーケティングでは、知らないうちにユーザーの不興をかっていることがあるのです。

たとえば、ピザのデリバリー注文。

https://qr1.jp/MHeUdA

これはどうしてもウェブ・マーケティングで宣伝から販売まで、自動化するしかありません。

でも注文までこぎつけて、消費者から「もう二度と使わないと」愛想を尽かされることがあるのです。

昨日の僕がそうでした。

ピザの注文画面で半額セールをクリックしても、ピザのラインアップが出てきません。

それどころか、突如サイドメニュー格安、の画面がでてきて、そちらに誘導しようとします。

もう一度ピザ半額のタブを押すと、今度は1190円~割引のメニューが出てきて、仕方ないので、画面に誘導されるまま、そのラインアップにあるピザを頼んだのです。

半額ピザは結局、頼めずじまいでした。

消費者は、直接文句を言わず、黙って去っていきます。

売上が上がらない?

もしかして、注文システムがわかりにくいのかもしれません。

しかし、そのピザチェーンが感心なのは、お客の苦情を聞くシステムを持っていたことです。

詳しく、注文の際のトラブルを書いて送信したところ、丁寧な返事と謝罪が来て、全額無料ピザのプレゼントクーポンもくれました。

ウェブマーケティングも、常にお客様からのフィードバックを受け入れる双方向のシステムにするならば、少しは救いようがあるのかもしれません。

結論として、まずはウェブマーケティングの前に、いい製品、サービスを創るべき、そういいたかったんです。

野呂 一郎
清和大学教授



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