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夏の心霊シリーズ①怪奇現象が経営学を変える!

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:心霊写真より怖いのは人間、だ。人間という不可思議な存在を理解するには、既存の経営理論や経済学では無理だ。新しいワインは新しい革袋が必要さ。

経営学とオカルトの関係

きのう、経営学はオカルト上等、みたいなお話をしたんですが、その意図は「自由な発想、タブーなき探求」のブースターになるのが、オカルト的な視座だということです。

経営学はいろいろな定義がありますけれど、僕のそれは「人間という不可解な存在を追い求める学問」というものです。

経済学は、あくまで僕の理解ですが、人間行動を数式で表そうとする学問で、そこで展開される基本的な人間観は「人間はよりトクをする方向に動く」というものです。

しかし、経営学、なかんずくマーケティングは、人間の思考や価値観はすぐに変わり、それに対応する新しい理論が必要、と考えます。

特にテクノロジーが変わると、人間の感じ方、行動も変わり、新たな理論が雨後の筍のように出てきます。

経営学、マーケティングにたずさわるものは、常にその変化についていかなくてはならないのです。

特にマーケティングの変化は文字通り日進月歩で、僕のコンサルティングの師匠は「オレはもう体力的についていけない」と言ってマーケティングのコンサルタントを降りてしまいました。

何でもあり、が経営学

新たな発想、新たなアプローチが常に求められる経営学ですが、経営学の研究対象を新しくすることで、経営学自体が新しくなる可能性があります

その一つのジャンルが「怪奇」です、オカルトというとネガティブなイメージがあるので、こう言います。

そして僕は、まだ完成途上ですが、「怪奇経営学」を提唱しています。

怪奇とは、これです。

野呂大学講義より

この図は、「人間ってまだまだ未知の存在だよ、常識で動くこともあるけれど、理論の通りに動くわけない不思議の生物だよ」という真理をしめしたものです。

怪奇経営学の考え方は、こうです。

野呂大学講義より

怪奇経営学の体系は、こうなります。

野呂大学講義より

怪奇経営学の主な目的は、偏見から自由になること、視野を広げること、アタマを柔らかくすること、そして「科学的論理」を磨くこと、です。

この科学的論理性云々は、オカルトを是認している態度と違うと責められると思いますが、非条理な現象が起こった時、まず「論理的に考えてみようよ」という学問の王道はやめないよ、という態度の表明であります。

さて、この新しい学問は、MCの役割の僕と、参加者の学生との楽しく、フランクなやり取りで、大きく発展するのです。

題材は、たくさんありますよ。

舞台設定も重要ですね、お寺で合宿して、みんなで一人ずつ「恐怖の百物語」をやったり、とか。

100話が終わると、本当にすごい怪異が出てくるのか、実証実験にもなります。

でもこの”授業”は、興味がなければ何の成果もでないんです。

いつか皆さんと、オフ会みたいな位置づけで、「野呂noteリアル怪奇経営学」みたいなことをやれるといいなあ、と思っています。

明日は、「本当にあった心霊写真」というテーマでやりましょう。

野呂 一郎
清和大学教授


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