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”オープンマインド”で開くあなたの可能性。

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:プロファイリングの思考戦略その2、オープンマインドを持つこと、の概要。自分自身の能力をオープンマインドできてないがゆえに、自己肯定が低すぎる日本人の問題点。

オープンマインドが真実を暴く

昨日「アメリカの本質はプロレスだ」と申し上げました。

とんでもないことを言うと、気に触った向きもあるに違いありません。

しかし、それが今日お話する「オープンマインド」の結果だとするならば、少し許してもらえるかもしれません。

今日は先日”プロファイリング”でふれた、プロファイリングの思考戦略の続きで、オープンマインドの重要性について考えてみましょう。

これはプロファイリングに限ったことでなく、あなたのビジネス、日常生活全てにおいて役に立つ心得だと考えます。

オープンマインドを持つことの重要性

オープンマインドを持つということと、クリティカル・シンキング(批判力)を持つということは矛盾しません。

オープンマインドはあらゆる偏見、思い込み、推測に影響されない心のあり方です。

それはどんな前提も排除し、あらゆる可能性に心を向ける態度のことです。

プロファイリングにおけるオープンマインドの重要性は、二つの重要なリアリティからきています。

最初のリアリティとは、世の中には異常なことに性欲を催すものが存在するという現実です。それがどんなにおぞましくても、ひどく不快に思えても、考えられないような行為でも、です。

二番目のリアリティとは、異常な価値観、快楽の感覚を持つ一部の人々がいる、ということです。

例えば人を傷つけることに快楽を感じたり、気分が良くなるといった感覚です。
このような傾向を専門用語では"alternative morality別の道徳心”と表現することがあります。

オープンマインドを持つことは、こうした異常性癖、思考、感覚に軽重や優先順位をつけるという単純なことではありません。

まず、我々が正常だと思っている感覚、つまり我々の偏見ですね、それを捨てなければ、真実は見えてこないのです。

現実に起きたことをオープンマインドでプロファイリングすることで、はじめてクリティカル・シンキングができるようになるのです。

Brent Turvey, Criminal Profiling Academic Press 1999, Criminal Profiling Academic Press 1999, P37

思い込みがあなたの可能性を閉ざす

思えば日本人は、常識や思い込みといった”偏見”に縛られて生きています。

「そんなことがあるはずがないよ」「そんなことできっこない」「オレには無理だ」「私には音楽の才能がない」とかという具合です。

やってみないとわからないのに、チャレンジをしない。

向き、不向きだとかで自分を枠にはめて、そこから出ようとしない。

他人の評価に身を委ねて、自分をわけもなく劣る存在だと思いこんでいる。

これは、学校という単純にテストの点数で、人間の優劣をつけるシステムのせいです。

それは、テストの点数が悪ければ、自分はダメだと思いこませるしくみです。

教師にも、親にも責任があります。

「お前は○○に向いてない」これは最大の禁句だと思いますが、平気でこれを子供に放つ大人が多い。

自分の可能性を阻む、偏見をここらで開放しませんか。

http://blog.livedoor.jp/kmiu0711/archives/51979091.html

オープンマインド羽ばたくあなたの可能性

あなたには、思いがけない才能があるのです。

第一回のプロファイリング講義の際、「プロファイリングとはまずは犯人を特定する前に、自分のことを知ることだ」と申し上げました。

もう一度、今日上に書いたオープンマインドの項を読んで下さい。

真に偏見のない心で、あなた自身を見つめて下さい、そうすれば本当のあなたには、可能性が満ちていることがわかるはずです。

年齢なんて関係ありません、自分の可能性に気づく時に早いも遅いもないのです。

https://camp-fire.jp/projects/142596/activities?page=3

気づいたときが、ベストタイミング、なのです。

じゃあ、また明日あなたとお会いするのを楽しみにしています。

                             野呂一郎
              清和大学教授/新潟プロレスアドバイザー



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