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孤独とは人類が獲得した自由そのもの


こんにちは、のろっこです。

本日は、「孤独」について呟こうと思います。



一般的な「孤独」の価値観


一般的に、「孤独」はあまり良い印象を持たないように思えます。

「孤独死を増やさない」という意見をテレビで聞いた覚えがあります。

「寂しい」「可哀そう」などの「哀れみの対象」であることが世間的な認識なのでしょう。


しかし、筆者はそうは思いません。

むしろその逆で、孤独とは人類が得た自由な環境そのものだと考えています。

かなり極端な物言いになりましたが、そのくらいに孤独は素晴らしいものだと筆者は感じています。

その理由を説明していきましょう。



孤独は「理想」を具現化しやすい


孤独であることは、すなわち、「他者への干渉」や「他者からの干渉」が少ない状態と言えます。

言い方を変えると、「自分以外の何者にも支配されていない状態」と言えるでしょう。

ここで、特に強調したいのが「自分以外」という部分です。

つまり、「自分」は支配できるのです。

自分自身をコントロールすることは、自分自身を理想へ近づけることでもあります。

それについては過去の記事をご参照いただければと思います。

要するに、他者からの干渉が無い分、自分自身をコントロールすることが比較的に簡単で、それはつまり自分自身を理想へ誘導しやすいということなのです。

一般的な孤独の価値観と、かけ離れてきましたね。



孤独とは自由の一種である


少し視点を変えてみます。

今度は、「自由」について考察してみましょう。

フランス人権宣言第4条によると、自由は次のように定義されるようです。

" 他人を害することのないもの全てをなし得ること "

平たく言うと、「他人の迷惑にならないことなら、なんだって出来る権利」という風に聞こえます。

一般的な「自由」という認識も、これに近いように思えます。

ただ、「何でも好き勝手にやる」というニュアンスの自由も日頃から見受けられますが、ここでは上記に則って「他人の迷惑になること」を除外しておきます。


ここまで「自由」について言及しましたが、「孤独」との関係性を薄々察してきた頃ではないでしょうか。

少し整理してみましょうか。

・孤独は他者との干渉が少ない
・孤独は自分自身をコントロールしやすい環境
・自由とは他人に迷惑をかけない範囲で何でも出来ること

孤独と自由を結びつけるキーワードは、「他人に迷惑をかけない」という点でしょう。

孤独は他者との干渉が少ないため、他人に迷惑をかけることも少ないと言えると思います(一概に言えませんが)。

つまり孤独であることは、多くの場合「自由」を含んでいることになります。

さらに、孤独は自分自身をコントロールしやすいため、理想へ自分を近づけることもしやすい環境と言えます。

孤独とは、自由であると同時に、理想を具現化しやすい環境であると言うことが出来るでしょう。


どうでしょうか。

一般的な「孤独」は、偏見や先入観を孕んでいることをお気付きになられたでしょうか。

ここまでに記してきたような理由から、私は「孤独は素晴らしいものだ」と思っています。

もしあなたが「孤独だぁ」と嘆いているのであれば、「孤独の価値」をしっかりと見出し、存分に理想を具現化してみても良いのではないでしょうか。


また、これまで私が読んできた「孤独」についての本を紹介させていただきます。

私はこれを読んで「人生の在り方」を見つめ直すことが出来ました。


では、本日も孤独に良い一日を。

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