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先に結論。 杳子は小説である。 これが私のこの作品の読み方である。 直後の感想 まず、この…
やっぱりシャーロック・ホームズが好きだ。 ロンドンの寒空、背の高い男女がコートの襟を立て…
さてわたしのり子が、ここ二ヶ月続けていること。 『よみかけ』なるエッセイシリーズ。 本シ…
思わぬ再発見があったりして、文学の細部がもつ奥の深さを思い知る。 最近、金を使うという快…
今日もまた本の話をしてしまう。 毎度変化も、芸も、工夫もない手前味噌な話題作りである。 次…
明日、家を出る。 行き先は和歌山県。祖父母の家だ。 五日間滞在することに決めている。 居心…
アニマル浜口が飛び出した。 私のスマホの中。 「気合いだ!気合いだ!気合いだ!気合いだ!」 わざわざ今頃こんなものをオススメしなくてもいいんだぞYouTubeさん。 しかし、この「気合い」という言葉に、私は胸を突かれる。 そうだ……私は意気地無しだ。私は半端者だ。堕落者だ。 のり子に「気合い」はいちばん縁のない言葉である。 また、この性根の腐敗を解消するためには、いちばん必要な言葉でもあるのだろう。 『薔薇の名前』 ウンベルト・エーコのデビュー作であり、現代小説の中
わたしはよく本を読みかけでやめる。 最後まで読めた本というのはそれだけで名誉である。のり…