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クァシンとアイの冒険

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設定をフリー素材にしました。 キャラも世界観も自由に使ってください。 どんな形式でも大歓迎です。 小説でも詩でも音楽でも絵でも良いです。 #ワールドザワールド
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#掌編小説

「檸檬の上」

町にはお肉屋さんだとか、演劇ステージなどもありますが、大通りの交差点の角には、「カクゼン」という書店もあります。 カクマゼンイチという人の立ち上げた書店で、そのカクマゼンイチが店主で、シカックスというバイトの少年が働いている店となります。 あまり広くはないけれど、二階があるということで珍しがられているお店。 一階はピロティーと言って良いでしょうか? (一応夜になるとシャッターで閉じることはできるのですが、開店中は開けっぱなしです。この場合の名称を知っている方はぜひコメント欄

「彼女の譲れないもの」

 ワールドザワールドの女神は誇らしげにルービックキューブを掲げた。  ルービックキューブは六面きれいに揃えきってある。アイは足が18本あるミツバチを見つけた時と同じくらい驚いた。 「すごいよ。なんでそんなことができるの。僕には一面を揃えるのだって無理なのに。だってね、最後の一つを持ってこようとすると、三つくらいどっか行っちゃうの」 「まあ、これくらいできないと、わたしの仕事は務まらないわね」  ワールドザワールドの女神は自慢げである。仕事とルービックキューブ はまったく