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町にはお肉屋さんだとか、演劇ステージなどもありますが、大通りの交差点の角には、「カクゼン」という書店もあります。 カクマゼンイチという人の立ち上げた書店で、そのカクマゼンイチが店主で、シカックスというバイトの少年が働いている店となります。 あまり広くはないけれど、二階があるということで珍しがられているお店。 一階はピロティーと言って良いでしょうか? (一応夜になるとシャッターで閉じることはできるのですが、開店中は開けっぱなしです。この場合の名称を知っている方はぜひコメント欄
ワールドザワールドの女神は誇らしげにルービックキューブを掲げた。 ルービックキューブは六面きれいに揃えきってある。アイは足が18本あるミツバチを見つけた時と同じくらい驚いた。 「すごいよ。なんでそんなことができるの。僕には一面を揃えるのだって無理なのに。だってね、最後の一つを持ってこようとすると、三つくらいどっか行っちゃうの」 「まあ、これくらいできないと、わたしの仕事は務まらないわね」 ワールドザワールドの女神は自慢げである。仕事とルービックキューブ はまったく