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あきらめてきたことを、あきらめなくていいんだよと伝えること。

それをモチベーションに
オストメイト(人工肛門・人口膀胱保有者)として
モデルになったエマ・大辻・ピックルスさん
(少し前の『ザ・ヒューマン』)。

患者さんたちを、
「みんな病に打ち勝ってきたじゃないか」と
元気づけると共に、
だから、やりたいことをやっていこうという
メッセージを届ける。同時に、
まだよく知られていないオストメイトへの
理解促進も目指す。

生まれた翌日から人工肛門をつくって
オストメイトとなった4歳の女の子が
ピックルスさんの画像を見て、

「おんなじ。これ、おんなじ。
私だけかと思ってた。
私だけじゃないんだ」。

と驚きと喜びのまじった表情で言っていたのが
いまもまぶたに焼き付いている。

エマ・大辻・ピックルスさんの
決意の重さと勇気、そして尊さ。

21万人と言われるオストメイトの皆さんが
少しでも生きやすくなる社会を
私自身も目指して生きていきたい。


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