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職場のストレスとうまくつきあっていくにはどうすればよいか?

少し間が入ってしまいましたが「社員の心のマネジメント」をテーマにした記事の紹介を再び始めたいと思います。今回は「職場のストレスマネジメント」についてです。

コロナによってリモート勤務が日本でも一気に広がりましたが、「孤立感」を感じる従業員が増えているというデータもあるなど、会社として社員のストレスレベルが上がっていく状況にどう対応するか、というのは経営的にも大きなテーマです。

その上で、この記事で紹介した「職業性ストレスマネジメント」のモデルは知っておくと役に立つ概念です。この構造をもとに、自社組織のどのあたりに問題が潜んでいそうかを考え整理することで、適切なストレスマネジメント施策を立案するヒントになるかと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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厚生労働省の安全衛生調査(平成30年実施)によると、現在の仕事や職業生活で強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は 58.0%と過半数を超えている。職場でのストレスは従業員の健康だけでなく生産性にも影響しており、その構造を理解しておくことが、企業として適切な解決策を講じていく上で重要となってこよう。

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