文章を書くのは筋トレと同じ？

noteで文章を書いていると、筋トレと同じだと思うことがあります。
理由は、使わないと衰えるからです。

でも今はChatGPTをはじめ生成AIのツールがたくさんあるから必ずしも文章を書くというスキルは重要視されなくなってくるかもしれません。

しかし実際は真逆で、人間が使うスキルとしての文章力の重要性はこの上なく高まっていると感じます。
例えばプロンプトで命令を送るためには、言葉を使う必要があります。
そのプロンプトで使う文章を組み立てることがなかなか難しいのです。

言語化することは簡単ではありません。
自分も5年以上ブログを書き続け、かれこれ数十万字を書いてきましたが、それでも簡単じゃないと感じます。

日常的に言葉にしていくということをしていかないと、自分の中の語彙力や表現の幅がどんどん衰えていくように感じるのです。
それは、年齢と共に衰える筋力とある程度似たようなものだと思います。

たとえ自分が拙いと思う文章でも、言語化する価値はあります。
ChatGPTに任せるにしても、なんでもアウトプットの工程を頼ってしまえば、どんどん自分の能力が衰えていきます。

運動不足を例にしてみましょう。
現代人とひとくくりにしてしまうのもどうかと思いますが、運動が少ないと感じている人は多いと思います。
そんな中、運動不足を解消するために存在するのが筋トレであり、トレーニングジムです。

これまでの時代で運動不足にあたる人達の割合がこれほど多い時代もないでしょう。
自転車があり、自動車があり、電車がある現代。
ネットショッピングがあり、宅配サービスがあり、リモートワークがある現代。
便利になった一方で、本来日常生活で足りていたはずの運動を補うようにジムに通う人が増えました。

話を文章力に戻しましょう。
文章力もChatGPTによって便利にそれらしい文章が書けるようになった一方で、安易に頼ってしまえば衰えてしまう可能性もあります。

今でこそ筋トレが多くの人に理解されるようになってきて、健康意識の高い人や富裕層だけのものではなくなりました。

文章と思考は密接に結びついています。今はまだ文章力を鍛えるようなトレーニングを積む人は意識の高い人や富裕層かもしれません。かつての筋トレのように。

それでも近いうちにその重要性が理解され、多くの人にとって文章力を高めることはなじみのあるトレーニングになるに違いないと私は思うのです。

ということでトレーニングの一環と思い書いてみました。
あなたはどう思いますか？