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大学生の息子たちへ伝えたいこと 結婚は戦略である編

私の夢は、小さい頃から「ママになる」でした。

その前提に、結婚するというステップがありました。

私にとって、「好きな人ができる→結婚する」ではなく、「ママになる→結婚する必要がある→どんな相手を選べばいいのか」という流れでした。

小学生の頃から、漫画や小説を読みながら、理想の結婚相手を探求していました。


恋人なら、簡単に選ぶことができます。

優しい、顔が好み、話が合う、一緒にいて落ち着く、尊敬できる、頭がいい、気が利くなど。

いいなと感じる相手なら、お試しで付き合うのはアリです。


でも、結婚相手は、少なくとも20年くらいかけて子育てという壮大なミッションを共同で行う人です。

求める条件は、恋人のように曖昧でファジーなものではありません。

必須条件は、誠実で、心から信頼できること。

そして、健康、安定した経済力、学歴、コミュ力、家庭環境、外見。

そういう相手を得るために、学生時代、私も勉強や家事、お茶や生け花など努力しました。


就職後、2度目に参加した合コンで夫に出会い、ひと月後に恋人になり、1年半後に結婚しました。

決め手は、彼の育ちの良さと、「小学校から大学までずっと学校が楽しかった」という彼の言葉。

私にはないものを子どもたちに渡してくれるんじゃないかと期待しました。


下の子に、上記のごとき私と夫のなれそめを話した時、「ママは合理的すぎて、ふと、AI搭載のアンドロイドじゃないかと疑う時がある」と言われました。

確かに、私は、特定の人に特別な関心や感情を向けることがないんですね…。

その時々、縁のある人と仲良くし、私にとって必要なくなれば会わなくなるという感じです。

恋多き人を見ると、はた迷惑な面もあるものの、総じて羨ましいとは感じます。

死ぬまでに1回くらい恋に落ちてみたいです(^-^;


人によって、「結婚」の定義は違います。

自分にとって、「結婚」とは何か、一度じっくり考えてみて下さい。

結婚は、他人と家族になるという達成困難な人生課題です。

私としては、失敗してもいいから、一度はトライしてみることをお勧めします。

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