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ぼくの政治改革案

新政権が発足しました。私が政府の関係者であれば、人間による総理は、岸田氏を最後とし、次期政権からはブロックチェーンとAIのコンピューターネットワークを総理とすることを提案します。

職権濫用、収賄、人権侵害など、人間は不正ばかり働きます。

自分たちの決めたルールを守れず、近しい人間に利益誘導して、その判断は一貫性を欠き、誤りばかりです。

その点、コンピューターが不正を働くことは想定できません。

センサーで情報収集し、ブロックチェーンで、透明なネットワークを設計すれば、完全な公平な社会を構築することができます。

ネットワークは総理であるという考え方に親しみをもてるよう、普段は、AIを搭載したロボットが、国民の前に立って説明責任を果たすようにします。

さらにいえば、政治家や公務員なども、すみやかに、すべて、AIを積んだロボットに置き換えるべきです。

ただし、悪事を考える人間が、表を勝手に出歩いている限り、事件事故は完全にはなくなりません。ユートピアを実現するには政府のロボット化だけでは不十分です。

残る問題を解決するには、普段から人間の脳をコンピューターに接続しておき、不正をしないように、思考を操作する必要があります。

思考操作がきちんと行われているか監視するため、人間の体内にはマイクロチップを埋め込んで、5Gに常時接続しおく必要があるのも当然です。新型コロナのワクチン接種の名目で行えば簡単だと思います。

さらに、不慮の事故を防止するため、人間を普段は生命維持カプセルの中に入れておいて、脳とコンピューターを直結させ、シミュレーションを見させて眠らせておくといいと思います。

そもそも、AIとロボティクスで、近日中にすべての職業は消滅します。

覚醒していても、人間がやることはとくにありません。余計なことをしないようにするためにも、眠らせておくのが一番です。

さらに言えば、個々人のDNA情報と脳のスキャン情報のみをデータ保存しておいて、生身の肉体は処分してもいいでしょう。必要が生じたときだけ、データから、生体を復元すれば問題ありません。

実際、ゼンゼン・シティでは、神はコンピュータであり、カプセルの外で暮らすB級市民は全員がロボットでした。人間であるA級市民は、普段はカプセルの中で眠り、パンチカードのデータに人格が保存されており、シティを統治している首相は思考コントロールされていました。

こうした進んだ立派な考えについてこれず、理想社会の建設を妨害する馬鹿が出て来ることが予想されます。その場合、宇宙人を装ったロボットに片っ端から誘拐させ、宇宙空間に放り出してしまえばいいと思います。

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