見出し画像

先になりたい自分を連れていってあげる♪

自分はどんなことを望んで
自分はどうしたいのか?

目標・・・ニュアンスは一緒なんだけど、ちょっと違う。この言葉は私の中ではカチカチに肩に力が入った感じに聞こえるのだ。
普段の生活の中でもっと身近なことで構わなくて、お腹が空いたから食べるとか喉が渇いたから飲むに近い。
お腹が空いた・・・何を食べたいのか?喉が渇いた・・・何が飲みたいのか?ほんの小さな自分の欲求を拾って叶えるって大切♡

私は普段、ZUMBAのインストラクターをしている。
ご存じだろうか?世界中の音楽を使ったダンスとフィットネスを融合したプログラム。最近は早見優さんや、マー君の奥さんの里田まいさんらがZUMBAのインストラクターになったらしい。
踊る曲の中に「夏色のナンシー」があるくらいだ。芸能人の力はすごい。
私はZUMBAに出会って、人生がまるきり変わった。
40歳でZUMBAをたまたま始めて、42歳でたまたまインストラクターになって、只今、インストラクター歴4年。ここまででも色々とあったが、続いている。

私にも先生がいた訳で、この人からの声掛けが無ければ、インストラクターにはなっていなかっただろう。
とても不思議なんだけど、今振り返ってみると、先生のレッスンを受けている間「この場所じゃなく、そちらに行きたい!(先生側)」となんとも大胆なことを思っていたのだ。
先生はいつも新しいウェアでキラキラしていた。
問題はこのウェア。ZUMBAウェアと呼ばれるもので、ちょいとお値段が高いのだ。Tシャツにしろ、レギンスにしろ・・・パートタイマーな主婦の私には高嶺の花だったのだ。

値段云々ではなかった本当の理由があった。
「踊りが上手くなったら買おう!」
もし、この段階でウェアを買ったとしても気後れして踊れないんじゃないか?
もし、ウェアを着て踊って間違ったとしたら「あの人、踊れもしないのにウェアなんか着ちゃって・・・恥ずかしくないのかしら?」と思われるんじゃないか?

我ながら抜群の妄想力。
これって、全部・・・外側を気にしている証拠でもあった。
当時の私は、人より目立ってはダメ!みんな足並みをそろえなければいけない!みんな仲良く!がモットーだった。
抜け駆け=仲間を裏切ることの式が出来上がっていたんだろうに。
この時の仲間だった人たちもだれ一人として、ZUMBAウェアを着ている人はいなかったし、ウェアの話になったても最終的には
「高くて・・・買えないよね~」で会話終了。
私には「買えないよね~」が「買うんじゃないよ~!」に聞こえていた。

私に転機が訪れる。
先生からのレッスンを引き継いでくれませんか?のお誘いだ。
有難い光栄なお話だったが、「何故に私?」とも思った。私は彼女のレッスンを2年くらいしか受けてないし、私よりもずっと長く通われている方々もいる。
先生が仰るには4年間、ここの教室を担当させてもらって、今回は契約を更新せずに辞めると決めたが、このまま突然辞めるのも忍びないので、引き継いでもらいたいと・・・
何故、私か?・・・盛り上げ上手だし、皆さんの中心となってやってくれると思ったからです。とな。
この時は全く持って、事の重大さを感じなかった。ただ、先生がお辞めになることが寂しかった。
頼まれたからには、やってみよう!ここからが急展開。
まずはインストラクターの資格を取らないと何も始まらない・・・東京で2日間、みっちりと学ぶのだ。もちろんお泊りなのだが、その前に家族に理解してもらうハードルがあった。
私がお泊りで家を空けることなんて今までやったことがなかった。
ここで家族に迷惑をかけてはいけないという、自分の縛りがあったのだ。
私がいなくなることで、食事にしても洗濯にしても・・・一切の家事機能がストップしてしまうと考えていたから=家族に迷惑になっていたのだろう。
実際そんなことなんてないし、今だから思うことだが、結局は自分が

「そう思われるんじゃないか?の世界を自分が創っていただけなのだ」

結局、食事の作り置きや一通りの家事を前夜に済ませ東京へと向かった。
誰も手伝ってなんてくれない・・・私がやるべきだ・・・
だって、自分事で東京にいくのだから。
そんな思い込みもあり、向かうまえからヘトヘトだった。

無事にインストラクターの資格もとり、何だかものすごく自信がでてきた。
この時点で、私はメルカリでZUMBAウェアを密かに購入し、先生のレッスンにいつものように参加した。
同じメンバーからは「え~いいなぁ♡」の声。なので、メルカリで購入した旨を伝えると、次々に購入者が増えた。

資格を取った自信なのか?その辺はよくわからないが、このZUMBAウェアを着たことでパフォーマンスがグン!と上がった。
購入先はメルカリかもしれないが、とにかく力が湧いてくるのだ。まるで、あなたはその方向に進んでいいんですよ!と言われているようで、小さかった動きもどんどん大胆に大きくなっていた。

あれから4年・・・来年の7月で5周年を迎える。
メルカリで買うこともなくなった今でも(会員専用のサイトで購入)、ウェアに毎回「自分をアゲる↑↑」パワーをもらっている。

先になりたい自分を連れていってあげる♪

もっと早くにウェアを着ていたら・・・とも思うが、
私の場合は足並みそろえることや、出る杭にはなりたくないなどの完全な
周りからの目を意識していたので、例え早い段階で購入していても着心地も居心地も悪く感じていただろう。

先になりたい自分に連れていくには、この周りからの目などの外側の意識から離れることだ。
結局、誰も何とも思っていないことが大半で、自由にクリエイトできるのは他でもない自分だ。もし、誰かが何か言ってきても「あなたはあなた。私は私。」であって、自分がどう思うか?が一番。
たった一人の意見や言われたことに振り回されて、諦めるなんてもったいない~!

私が「ZUMBA、一緒にいかがですか?」とお声かけした時の断る理由あるあるをここでご紹介。
●リズム感がない
●難しそう
●激しそう
下手だと笑われそう

この下手だと笑われそう・・・
これに対して私がいつも返す言葉がある
「大丈夫ですよ~誰も見ていませんから!」
そう、「安心してください!履いてますから!」なのだ。メンバーさんは自分のことに集中しているので、他の人を見る余裕なんてないのだ。
限りなく自由な世界です・・・私のレッスン(笑)

なりたい自分はどんな自分ですか?
まずは小さいことでもなんでも、やらせてあげる♪
そして、その時の気分はどうか?ここがポイントなんでしょうね。

私もなりたい自分をスペシャルな妄想で意図しよ♪

ステキなあなたに届きますように♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?