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【強豪対決】Bリーグ再開!千葉vs宇都宮の強豪対決は…

こんにちは。norisuke06です。

今回はバイウィーク明けとなったBリーグ第23節 千葉ジェッツVS宇都宮BREXについて書きました。

声出し解禁となった今節。
千葉ジェッツ対宇都宮ブレックスと強豪チーム同士の対決がどうなるかというのも楽しみなのですが、試合の盛り上がりと共に観客の歓声が聞こえるというのも楽しみの一つです。

さて、船橋アリーナには強豪チーム同士の対決ということで大勢の人が集まりました。

千葉は今節でB1連勝新記録の21連勝を狙います。

宇都宮は東地区4位と3位との差は1ゲーム差と上位に上がるためには負けられない試合。

千葉は大倉選手、二上選手と怪我で欠き、さらには要となるギャビン選手も怪我のためベンチ外となってしまいました。

宇都宮は田臥選手、喜多川選手がベンチ外となったこのゲーム。
高さという面では若干宇都宮優勢にも見えますが、この能力の高さでは千葉も負けていません。

好調をキープしている千葉がB1新記録となるか。

CSに向けて負けられない宇都宮が強豪を打ち倒し、記録阻止となるのか楽しみな試合です。


Norisuke06的このゲームのキーポイント

このゲームでは「リバウンド」がキーポイントとなると思っています。

千葉はムーニー選手などのリバウンドの強い選手がいます。
対して宇都宮もスコット選手、フォトゥ選手とリバウンドの強い選手がいますが互いにオフェンスリバウンドをどれだけ取れるか。
そしてそこからのセカンドシュートチャンスを決められるかが得点を伸ばすポイントになるでしょうし、チーム内にしっかりとリバウンドをとってくれる選手がいればアウトサイドから打つ選手、千葉では原選手や富樫選手、佐藤選手、宇都宮では遠藤選手、比江島選手、高島選手といった選手も思い切って打てるようになるのでリバウンドがうまくいっているチームほどスリーポイントのアテンプトや決定率も上がってくると思うのでこの試合では非常に重要になるでしょう。


スターティングファイブ


葉ジェッツスターティングファイブ


富樫 勇樹

原 修太

佐藤 卓磨

ヴィック・ロー

ジョン・ムーニー


宇都宮ブレックススターティングファイブ

鵤 誠司

比江島 慎

遠藤 祐亮

グラント・ジェレット

ジョシュ・スコット


強豪同士の負けられない戦いが始まる第1Q

最初は宇都宮のオフェンス。

シュートは外れ、ヴィックロー選手がリバウンドをとる。

千葉の最初の攻撃ロー選手がしっかり2点を決める。

宇都宮は比江島選手がスリーを打つが外れ、その後のディフェンスで富樫選手にダブルチーム仕掛ける。

宇都宮はオフェンスがスペースを作るのに苦労するもシュートを打てるチャンスができる。

しかし、アウトサイドのシュートが決まらず、3分間得点がない状態。

一方千葉はパスに対してディフレクションをしたりとうまく切りながら守り、攻守が入れ替わったところでロー選手の個人技や原選手の思い切りのいいドライブで得点を重ねる。

宇都宮のタイムアウト明けに千葉はゾーンを仕掛ける。

突破した宇都宮はスコット選手のインサイドで攻める。リバウンドを拾い鵤選手のスリーポイントが決まる。

さらに比江島選手に変わった高島選手のシュートが決まり7−6と宇都宮が追い上げる。

残り5分のところでスコット選手がリバウンドから得点を決める。

宇都宮は1Qの出だしにインサイドにボールを入れていなかったが、タイムアウト明けからインサイドに積極的にボールを入れ、スコット選手にボールを集める戦術をとってくる。

それでもファウルはあるものの守る千葉。

宇都宮は渡邉選手、フォトゥ選手、荒谷選手をコートイン。

千葉はしっかりと体をあて、相手が嫌がるディフェンスを仕掛け、宇都宮のオフェンスのリズムを掴ませないように仕掛ける。

その効果もあり、宇都宮はタフショットとなる。

そこからは激しいボールの奪い合いがあり、声出し解禁となった会場からも声が出る。

現時点で残り時間2分23秒12−12と緊張した時間が続く。

千葉は変わらず体をしっかりと当てて守り抜き、原選手が積極的にドライブで仕掛け、比江島選手のファウルを誘う。

原選手のフリースロー1投目は外してしまうが、2投目はしっかり決め13−12と千葉が逆転に成功。

その後も千葉は積極的なディフェンスで宇都宮のリズムを掴ませない。

激しい攻防が続き第1Q15−12と千葉がリードして終える。


ディフェンスで流れを掴むのは一体…

第2Qは千葉のオフェンスからスタート。

シュートが外れ、宇都宮の最初のオフェンス。

1Q同様激しいディフェンスを続ける千葉。

宇都宮らしからぬイージーミスが出てしまう。

最初の得点は千葉ロー選手。

早めにボールを運び、ドライブからインサイドへ侵入。そこに惹きつけられたスコット選手。

キックアウトからロー選手がスリーポイントを決めリードを広げる。

宇都宮は千葉のディフェンスに苦しみながらもスクリーンを使って攻めるがなかなかフリーを作らせてもらえない。

その中でも遠藤選手のスリーポイントが決まり、さらには千葉のミスからスコット選手のファストブレイクで得点を重ねる。

宇都宮の流れを切りたい千葉はタイムアウト。

タイムアウト明け、宇都宮の最初のオフェンス。

しっかりとデザインされたオフェンスを作り遠藤選手がスリーポイントシュートを打つが外れてしまう。

次の宇都宮のオフェンスでも遠藤選手が魅せました。

リバウンドからボールを運び、そのままコーストトゥコースト。

流れを渡したくない千葉はスミス選手がスリーポイントを決め粘る。

オフィシャルタイムアウト明け千葉の攻撃。

23−21と宇都宮の猛追を感じるも、富樫選手がスリーポイントをきめ宇都宮にしっかりとダメージを与える。

その後も宇都宮のコミュニケーションミスからロー選手のダンク。

28−21と宇都宮を突き放す。

宇都宮も徐々にリズムが出てきて、ジェレット選手の得点が決まる。

スコット選手もインサイドに果敢に攻め千葉のファウルを引き出すも2Q終盤千葉のシュートが外れ、リバウンドを拾った宇都宮遠藤選手。

しかし、拾ったところを狙っていた千葉の小川選手がボールを奪い、一旦は富樫選手にボールを預け、再びボールを貰いこのスリーポイントシュートを決め会場が盛り上がる。

このプレーで10点差をつける千葉。

その後、宇都宮に2点を返されるも小川選手がさらにスリーポイントを決め38−27で終盤に宇都宮を突き放す形で前半が終了。


前半の振り返り

激しいディフェンスからリズムを掴んだ千葉。対してまんまと千葉の策略にハマり、リズムが掴めない宇都宮という印象の前半。

千葉はリバウンドもしっかりと掴み、得点を重ね、堅守で点差をつけることに成功。

一方宇都宮はディフェンスの内容は悪くないが、要所でコミュニケーションミスがあったりと得意のディフェンスでいまいちリズムを掴むことができない中、オフェンスはスコット選手、フォトゥ選手のインサイドアタックで点を重ねるも、アウトサイドシュートの調子が上がらず、点差をなかなか縮めることができない。

宇都宮はスリーポイントを効率的に打てるようにしっかりとしたスクリーンと前半同様、スコット選手、フォトゥ選手のインサイドで攻め続ける必要がある。

千葉は前半の調子の継続はもちろん。

前半のディフェンスで体力の消耗が心配になるところで残り20分をタイムシェアしながらディフェンスの強度を維持すること。

オフェンスでもリバウンドからのセカンドシュートチャンスを狙う姿勢をみせ、ファウルを誘うなどの戦術でリードを広げたい。


第3Q反撃開始!最後には劇的なプレーも…

後半は宇都宮ボールからスタート。

互いにスタートのメンバーでの入り。

宇都宮の最初のオフェンスはパスミスとなってしまう。

千葉はしっかりとムーニー選手にボールを入れ、得点を決める。

お返しとばかりに宇都宮もジェレット選手がインサイドで決めれば、比江島選手のドライブから合わせたジェレット選手が決めてオフェンスでリズムを掴みにくる。

比江島選手が果敢にドライブでペイントアタックを仕掛け原選手のファウルを誘う。

そのフリースローを2本とも決め、40−33と点差を縮める。

さらに富樫選手のスリーポイントをブロックした鵤選手。

その後のオフェンスで鵤選手がスリーポイントを決め、点差が40−36と4点差に縮まり、千葉がたまらずタイムアウト。

タイムアウト明けの千葉のオフェンス。

富樫選手を起点にボール回しを行い最後は佐藤選手のスリーポイントを決める。

宇都宮も鵤選手が苦しみながらもインサイドに侵入しシュートを決める。

残り時間5分19秒、比江島選手のドライブからエンドワン。

フリースローは外れてしまうも、前半うまくいかなかった鬱憤を晴らすかのようなプレーを見せた比江島選手。

千葉もアウトサイドからスミス選手がシュートを打つが宇都宮のディフェンスもありなかなか決められず。しかし、ムーニー選手のリバウンドで流れを継続。

宇都宮もスコット選手に代わり入ったフォトゥ選手のフックシュートで46−44と2点差まで詰める。

千葉はディフェンスの強度を上げて宇都宮の流れを切りにくる。

その努力が実り、千葉は富樫選手のコーナースリーを沈めリズムを作る。

宇都宮フォトゥ選手が2点を決めるもその次のオフェンスで荒谷選手が原選手にファウルをし、原選手のフリースロー。

2本中1本を決めるが6点差をつけることに成功。

その後もファストブレイクから原選手の得点。

千葉小川選手が宇都宮渡邉選手からテイクチャージと完全に勢いづいた千葉。

スミス選手が積極的にボールに触りに行き、チームファウルが溜まっている宇都宮からファウルをもらいに行きフリースローを獲得。

宇都宮は先ほどの好調と打って変わって千葉のディフェンスに苦しみ始める。

パスを回してもディフレクションされ速いテンポでオフェンスができない。

3Q残り2秒。

最後の千葉のオフェンス。

富樫選手からスミス選手にパスを出し、スミス選手がスリーポイントを打つ。

宇都宮笠井選手がスミス選手に接触し、ファウルを取られる。

スミス選手が打ったスリーポイントシュートが決まってしまいフリースローまで決められ4点プレーとなる。

最後の最後で守れなかった宇都宮だがこのクオーターは21−21とイーブン。

宇都宮も好調だったが、終盤で千葉がリードを広げる形で59−48。


B1新記録を達成できるか千葉。最後の第4Q

スタートからスミス選手のスリーポイントが決まる。

宇都宮もフォトゥ選手にボールを入れファウルを誘う。

比江島選手、フォトゥ選手のコンビネーションからの得点も千葉はロー選手の個人技でやり返す。

さらにリバウンドから比江島のスリーポイント、千葉は原選手のスリーポイントと互いにやり合いの展開。

宇都宮はいい流れでオフェンスができていたが、ジェレット選手のミスでターンオーバー。

その直後のオフェンスで千葉の富樫選手にスリーポイントを決められてしまう。

千葉もディフェンスの手を緩めず、宇都宮は簡単にシュートが打てない。

オフィシャルタイムアウト前のワンプレー。

ジェレット選手を起点に最後は遠藤選手がスリーポイントを決めオフィシャルタイムアウトへ。

この段階で70−59となるべく早めに得点したい宇都宮。

タイムアウト明け千葉は原選手、ロー選手のスリーポイントを苦しみながらも決め切りさらに点差を広げることに成功。

宇都宮はたまらずタイムアウト。

タイムアウト明けの宇都宮のオフェンス。

千葉が前からプレッシャーをかけにくる。

宇都宮はなんとか掻い潜るも、高島選手がタフショットとなり千葉がリバウンドを拾う。

パスが出たところを宇都宮笠井選手がスティール。

フリーの状態で2点を決めるファインプレー。

さらにはファウルをもらった比江島選手がフリースローを2本きめ少しずつ息を吹き返す宇都宮。

千葉も負けじとロー選手のミドルショットを決める。

千葉のシュートを打った時のリバウンド争いに巻き込まれた遠藤選手にアクシデントが発生。

膝を抱え倒れている遠藤選手とベンチの高島選手と交代となる。

千葉はリードを保つために時間を使いながらのオフェンス。

宇都宮比江島選手がペイントアタックからキックアウトをして荒谷選手がスリーポイントを決めるもここでタイムアップ。

81−68で千葉ジェッツの勝利となりました。


最終スコアは

       1Q 2Q  3Q 4Q

千葉ジェッツ 15 23 21 22 |81

宇都宮BREX 12 15 21 20 |68


ディフェンスは悪くなかった宇都宮。

しかし、千葉の激しいディフェンスが前半から続き、なかなかリズムを掴めず、スリーポイントシュートもフリーを作らせてもらえなかったのは今後の反省材料となると思います。

また、リバウンドの部分でも特に後半はスコット選手、フォトゥ選手がボールを掴むことが少なく、タップをして外へ弾き出す場面が目立ちました。

純粋に千葉が身長でアドバンテージが取れない中、スクリーンアウトやダブルチームで状況を打開していたとも言えるのでしょうが、やはりそこを修正できないと今後のゲームでも心配になります。

そんな中でもやはりエース比江島選手が後半、点をとりに行く姿勢が出てきて3Qでは流れを作る状況を演出。

それに乗じて鵤選手のプレーもよくなってきてチーム内で相乗効果が出たのかなと思います。


まとめ

敵地船橋アリーナからのBリーグ再開となりましたが声出し応援解禁となり、タイムアウト間や試合終了後のエール交換はなつかしく、Bリーグがさらに盛り上がってくる兆しが見えました。

僕も早く満員のブレアリで声出し応援がしたくなってきました!

また、千葉ジェッツもB1新記録の21連勝と天皇杯ファイナルへの弾みがついたと思います。

ベテランも若手もバランス良く活躍できる千葉ジェッツは今後の宇都宮も見習わないといけませんし、さらに強くなりそうな予感がします。

次節、宇都宮は群馬クレインサンダースとの一戦。

アウェイ水曜ゲームとなり1週間ほど間が開きます。

その間に遠藤選手の回復を願います。めちゃくちゃ心配です…

次節は地区順位的には群馬22勝15敗東地区3位、宇都宮20勝19敗東地区5位と同地区対決となりかなり重要なゲームになりそうです。

次回も見逃せません。


それではまた。

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