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眠るように死んでいくこと -2024年7月31日の日記

□7月31日
イヤホンの左が鳴らなくなった。

貰い物だった。どうやら1万円くらいするものだったらしく、申し訳ない。これを付けたままASMRとかを聴いて寝落ちしていたのがダメだったかもしれない。起きる頃にはベッドの下に落ちていたり、体の下敷きになったりしていたし、かなり負担がかかっていたと思う。反省だ。

というわけで、次のイヤホンを買うまでの繋ぎとして100円均一で330円の高音質 (笑) イヤホンを買ってみた。言うまでもなく、330円なりの音質だった。

ただ、利点もあった。

私が最もと言って差し支えないほど大好きなボカロPである電ǂ鯨さんの曲がなんだかとても映える。

この、死んだ子供が生前使っていたおもちゃ箱をひっくり返したようなサウンドが低クオリティなスピーカーから聴こえてきたときの寂寥感……330円のイヤホンを買わなければ味わえなかった。つらい。とてもつらい。

上の3曲は、私が330円イヤホンで聴いて特にしんどい気持ちになった曲です。

そしてこれがそのイヤホン。


そういえば、先日入店したローソンのスピーカーも凄いぶっ壊れていて、廃墟で流れてるみたいな恐ろしさがあり気持ちよかった。

人が居なくなること、希死念慮の中で生活していくこと、眠るように死んでいくこと、私はそういう静かな悲しさが好きなんだろう。

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