見出し画像

きしょみち -2024年6月8日の日記

サムネは関係ないニャッキのファンアート。


______

□6月8日
成人式に出たのがもう大昔のように感じるが、実はまだ10年も経っていないということに驚く。若いアピみたいな話ではない。人は「時の流れがはやい」というようなことを言うが、私にはその感覚があまり無い。

映画を観るとき、例えば1970年の映画を観た後に1980年の映画を観るとすると、たった数時間で間の10年をすっ飛ばすことが出来る。
正直、1970年だろうが1980年だろうが我々の世代からすると等しく”昔”だ。言っちゃ悪いが同じようなもんだ。
しかし、この10年間には様々な人の人生の濃密な時間がみちみちに詰まっている。本当にみちみちだ。気色悪いくらいに。知らないけどそうだろう。

10年という時間はそんなきしょいみちみちなんだと頭では解っていても、私の深層心理では、映画2本行き来すれば一瞬で過ぎるくらいの認識なんだ。

だから、いま実際に体験している10年があまりにも長くて驚く。
仮に90歳まで生きるとして、(こういう時大抵80歳と推定されることが多いが、80歳ってちょっとまだ早くない?と思っている) あと60年以上あんの?人生?なっが~……と、途方もない気持ちになる。


私の時間感覚を形成している要素を他にも考えた。
大人になるにつれて時間が短く感じるようになるのは、生活に目新しさが無くなるからだという。

私はもしかしたら、結構常に新しいことをやってるのかもしれない。
試しにここ半年ほどの動きをざっくりまとめる。

・3DCGの基礎を学んだ。
・曲を作ってYouTubeに投稿した。
・普通の動画投稿もした。
・同人ゲームを販売。
・漫画を描こうと構想を練り、ネームまでは行った。
・編み物ができるようになった。
・魚が捌けるようになった。
・ルービックキューブを買って解き方を練習した。
・ガシャポンにハマった。
・かなり良いシール帳兼コレクトブックを作っている。
・虫歯を治した。
・いちご新聞の購読を始めた。
・noteに日記を書き始めた。

など。後半は弱い。
今度はプログラミングの勉強を始めようともしている。それもある程度できたら次には英会話、ピアノ、ギター、数独などと続くだろう。

ある人は「器用貧乏」と言う。一般的な引きニートの平均のようにも思う。少しの好奇心と内向的な性格が合わさるとこうなる。家でずっと何かを作ったり調べたりしてしまう。

こうまとめてみると、特別行動が多いわけでもないかもな。
学校のカリキュラムとかよく考えたらこれよりギチギチだったし。
気のせいでした。すいません。

でもやっぱ人生長い。
人生長いわりに、30歳くらいでもうあらゆる希望や可能性が半分くらい無くなるの怖くないか。無くなると思ってるだけか。

ちょっと前まで100歳超え目指そうと思ってたんだけど、ちょっとこのペースだと無理かも。でも負けず嫌いだから、平均寿命は超えたい。88歳までは頑張ろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?