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非日常の美を切り撮る。「Linesー意識を流れに合わせる」「コレクション展 1」金沢21世紀美術館〈monologue60〉

おはようございます。のりしろ太郎です。
日常のふとした何気ない瞬間をカメラで切り撮っています。ゆったりとした心で過ごし、自分自身の感性の感度を上げると、普段見落としていた美を見つけることができるのだと、そう感じています。
今日は日常の美ではなく、非日常の美を切り撮って、皆さんお届けさせていただきます。どうぞ最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。

昨日、私がディレクターを努めさせていただいてるアーツカウンシル金沢のミーティーングがありました。アーツカウンシル金沢は、金沢市役所第二本庁舎2階にあります。この建物のすぐそばに、世界的に有名な金沢21世紀美術館があります。ミーティーングが終わってから、現在開催中の「Linesー意識を流れに合わせる」と「コレクション展 1」を観覧することにしました。
私が普段切り撮っている日常の美ではなく、キュレーションされた非日常の美です。どんな美に出会えるか楽しみです。それでは行ってみましょう。

「Lines(ラインズ)—意識を流れに合わせる」
2024年6月22日(土)〜10月14日(月・祝)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 展示室7~12、14、交流ゾーン
詳細:金沢21世紀美術館website

「コレクション展 1」
2024年6月22日(土)〜9月29日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館
展示室1~6、13、長期インスタレーションルーム、プロジェクト工房、デザインギャラリー※プロジェクト工房は9月8日(日)まで
詳細:金沢21世紀美術館website


非日常の美を切り撮るカメラとレンズ

普段は日常の美を切り撮っていますが、今日は先日届いたばかりで間もないLUMIX S9とパンケーキレンズ26mm F8を装着して、非日常の美を切り撮っていきます。
アート好きの方も、カメラ好きの方も最後までどうぞお付き合いください。

ちなみに先日届いて間もないLUMIX S9とパンケーキレンズ26mm F8を使って、撮影します。


非日常の美を切り撮る

それでは、2つの展覧会「Linesー意識を流れに合わせる」と「コレクション展 1」を観覧していきましょう。

「Lines(ラインズ)—意識を流れに合わせる」
エンリケ・オリヴェイラ / Henrique Oliveira (本多通り口) 《死の海》 2024年
チケットがなくても観覧できる交流ゾーンに展示されている大きな作品。作品が美術館と一体化しています。
大巻伸嗣 / Ohmaki Shinji (展示室7) 《Plateau 2024》 2024年
エル・アナツイ / El Anatsui (展示室8) 《パースペクティブス》 2015年
金属キャップ、牛乳缶の蓋、アルミ帯など廃材でつくられた大きなタペストリーの大作。
マルグリット・ユモー / Marguerite Humeau (展示室9-10)
ミルディンギンガティ・ジュワンダ・サリー・ガボリ /Mirdidingkingathi Juwarnda Sally Gabori (展示室11)
80歳になり画家としてのキャリアをはじめた作家。大胆な色彩と構成が美しい。
マーク・マンダース《4つの黄色い縦のコンポジション》2017-2019
「建物としての自画像」という構想から作品制作を行う。
サム・フォールズ / Sam Falls (展示室12)
木村太陽/KIMURA Taiyo(展示室2)
女性雑誌を素材に、その中に掲載されている複数の目を切り出して抽出した作品。
レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》 2004
光庭に展示されているプール。見下ろすと水中に人が見えて驚きます。実は展示室からプールの底へも入ることができます。金沢21世紀美術館の中でもとても人気の高い作品です。
本多通り口から見る金沢21世紀美術館。
エンリケ・オリヴェイラ《Corupira》が建物と一体化し、美術館内外の境界線を曖昧にしている。

日常と非日常の美

日頃、日常の美を見つけて切り撮っている私ですが、今日は金沢21世紀美術館に訪れてキュレーションされた美を観覧してきました。作品を通して、多種多様な美に触れてきました。作品としての美だけでなく、作品を通して、作家の「想い」「意識」「思考」「問い」を感じとりました。たくさんの刺激を浴びる一日となりました。写真もたくさん撮れて充実した濃かった。それにしても現代アートって面白いねぇ。
金沢を訪れたら金沢21世紀美術館に立ち寄ってくださいね。それでは、また明日noteでお会いしましょう。さようなら。のりしろ太郎でした。

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最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんのスキ、コメント、フォローは執筆の励みになります。また私のnoteに足を運んでいただけたら幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いします。
のりしろ太郎の活動や取り組みは、十月のオクトパスwebsiteをご覧くださいね。

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