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黄昏時。monologue20

少し前の5月22日のことです。
この日もいつもと何ら変わらない一日。その日の最後に、こどものサッカーの練習に付き添いで学校のグラウンドに来ました。練習時間は夜7時から8時半までの1時間半です。私の体力だと1時間半も走り続けることはできません。こどもたちのエネルギーっていったら、一体どうなっているんですかね。
5月の金沢の一日はずいぶんと長いです。日没時刻はちょうど夜7時。練習が始まる時間と同じなんですよね。日が沈んだ時間になってもまだ空は青く薄明るい。グラウンドの端から端まで見渡せます。

先ほどもまで薄青かったはずの空が、瞬く間に赤く染まりました。そして刻々と変化して地平線に赤を少しだけ残して空は青く染まりました。そうこうしているうちに、まさに「あっ!」という間に「あ〜〜!」くらいかな…濃紺へと変化していき暗闇へと変わった。これがいわゆる黄昏時っていう時間ですね。マジックアワーとも言われ、美しい色彩の変化を見ることができる時間です。短い時間で刻々と変化する色彩に目が奪われました。練習に集中せずに空ばかり眺めてしまいました。

マジックアワーとは…
日没後および日の出前に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。

ウィキペディアより抜粋引用


5月22日、金沢の日没時刻は夜7時。
日墓地の時刻になっても、あたりはまだ薄明るい。
瞬く間に赤く染まる。照明に灯りがともりグランドを照らす
赤からブルーへと変化するグラデーションが楽しめる。
気がつけば、すっかりあたりは暗くなった。太陽は朝まで休憩時間となり、代わりに照明スタンドがあたりを照らしてくれる。
もう、真っ暗。
夜7時の校舎
夜7時43分の校舎。45分経過するとご覧の通り。夜の校舎はなんだか謎めいて見える。
グランドに敷かれた目新しい白線。今日もこどもたちがグラウンドを駆け巡る。

ご褒美

サッカーの付き添いで車を出して見学していた私だが、カメラを持ってきて正解でしたね。ビデオグラファーたるもの「弁当忘れてもカメラは忘れるな」この精神で生きたい。

黄昏時に見たマジックアワー。これが今日の私へのご褒美なのかもしれない。

* * *

今回撮影で使用したカメラとレンズのご紹介

今回使用したカメラはPanasonic LUMIX S1と単焦点レンズ50mm F1.4との組み合わせで撮影しました。これからカメラをはじめようとお考えの方、興味を持たれた方は、ぜひチェックしてみてくださいね。素晴らしい描写力ですよ。皆さんも黄昏時の感動を心に記憶するだけでなく記録しましょう。

動画版 VLOG monologue モノローグ

このnoteでは、「monologue(モノローグ)」と題して、言葉や想い、たわいもない日常を、つらつらと独り言を語らせていただいています。記事の中から選んで再編集して、動画VLOG版として投稿をはじめました。
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