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材料支給 〜toolbox〜


今回は改修工事に使う材料について主な買付先ごとに書いてみようと思います。

こんにちは!のりしろです。

今日は建物改修に使用する材料について。
〜toolbox編〜

建築設計の仕事を始めていつも悩むのが使いたい材料とコストのバランス…

一般的には材料の仕入れ値にいくらか費用を上乗せした見積が出てきますので、商品代のみを切り取って考えると、仕入値+αでの購入費用となります。
この手間賃を削った分でもう少し良いものが欲しいよ!
ということで、リノベーション系の商品で以前から使ってみたいと思っていたtoolboxさんの商品を使用してみることにしました。

若干お高めの金額設定ではあるのですが、デザインは気に入ったものがたくさんあります。
リノベーションでの使用をイメージされた商品が多いので、この町屋とも相性が良さそうです。
極々一般的なメーカーさんの製品を入れるよりは今回の建物の雰囲気にもマッチするかと思い、こちらの商品をいくつか選定させていただきました。

今回は自身が施主になることからこのtoolboxさんの商品を主に施主支給品としてコストを調整し、材料費にかかる手間賃を圧縮してみようと考えました。

☆商品価格は若干割高ではあるので、総額で考えると業者さんにお願いして製品を購入、設置してもらう場合と大きな差はないと思います。
今回は建物の個性も強く、見た目にもこだわりたい部分があったので、あくまでも通常のコストに近い形でより良いグレードの商品を手配した。という理屈ですね!

これから古民家リノベーションを考えられている方、他にも色々なコスト圧縮方法はありますが、時間がなくて現地にべったり貼り付けないような方には今回とったような方法もありますよ^ ^

写真手前のアイアンスタンドシンクや真鍮ハンドル単水栓・ハニカムタイル


床材はスクールパーケット+スティックフローリング
※無塗装品で仕入れて柿渋塗+蜜蝋ワックスで仕上げています(壁・天井・照明は既存のままです)

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