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これまでの僕、これからの僕。

・はじめに

僕はいつかプレミアリーグで戦う。

欧州5大リーグの中で最もレベルが高いとされるイングランドのプレミアリーグ。

そこに所属しているクラブのスタッフとしてシーズンを戦うこと、これが僕の夢。

僕は2023年12月現在、33歳になった。海外に住んで英語でサッカーの指導をした経験はまだない。

ここまで読んだ人のほとんどが僕の夢は叶わないと思っただろう。

そういう人にこそ最後までこの記事を読んでほしい。

少し長い文章になりますが、どうか最後までお付き合いください。

・これまでの僕

まずは今日までの僕の経歴をザックリと紹介。

広島の平凡な高校で平凡な選手として終わった僕。

選手として目指したプレミアリーグへの憧れを諦め切れず、指導者として目指すことを18歳で決意する。それと同時にそれまでに日本で達成する目標をいくつか立てる。

夢と希望を抱えて高校を卒業。広島を離れ、指導者として学ぶために大阪の履正社医療スポーツ専門学校へと進学。

尊敬できる先生方、実習生として受け入れてくれたガンバ大阪の元で2年間指導を学び卒業。卒業後は現在JFLに所属するFC ティアモ枚方でプロの指導者としてキャリアをスタート。

2年間ティアモで働いた後、「地元にクラブを作る」という目標を達成するため広島へ戻る。

※ここから先は身バレ防止としてチーム名等は伏せます。(あんま意味ないけど)

広島に戻ってからは自分の出身クラブで小学生を指導しながら準備をする。翌年、23歳で街クラブのジュニアユースを設立。

その後5年で「中国大会出場」と「クラブの法人化」という目標を達成し、クラブの運営権は譲渡して自分自身は別のクラブへ。

広島に戻って4年目に声がかかってトレセン事業にも関わり始める。U-13〜15県トレセンやU-14ナショナルトレセン、高校生年代のU-16少年国体にも参加して世代別代表やプロになった選手への指導も経験。

今年度からは自分の準備のため指導の現場から少しだけ距離を置き、現在は高校の先輩が運営するクラブをお手伝いしている。

「プロの指導者になる」
「地元に自分のクラブを作る」
「5年以内に県予選を突破する」
「クラブを法人化する」
18歳で設定した国内での目標は全て達成した。

・これからの僕

そしてこれからの僕の話。

プレミアリーグを戦うならまずはイングランドで指導者のキャリアをスタートしないと始まらない。が、ここのハードルが非常に高い。

というのも僕がこのままイングランドに向かって指導者ライセンスを取得したとして、それだけで現地の労働許可はまず間違いなくおりない。それくらいイギリスは就労ビザの取得が難しい。

なのでまずは日本人の移住に優しいオランダに向かうことにした。オランダで指導者として結果を出して、イングランドのクラブから必要とされる人間になる。30歳を超えてイギリスのワーホリも申請できない僕にはこのルートしかない。

そのため僕の当面の目標は「オランダ語を話せるようになる」、そして「オランダへ移住する」、この2つだ。この目標を達成するために僕は今年の10月からオランダ語の勉強を始めた。

これまで一度も触れたことのない言語の習得は予想以上に難しく、2ヶ月経過した今もまだ自分自身について話すことさえままならない。

それでも僕はここから1年で「オランダ語でサッカーの指導ができるレベル」まで話せるようになる。必ずだ、必ずなる。(という気持ちでやっている)

約1年後、僕は34歳になる。34歳になった僕はオランダ語を話してオランダに住む。それが今の目標である。

・「これからの僕」が伝えたいこと

ここまで読んで僕の夢が叶うと信じてくれる人はまあいないだろう。いてくれたら嬉しいけど。

それどころか今にも口を開いて「できるわけない」とバカにしたくてウズウズしている人さえいるだろう。

僕は日本人のそういう部分が嫌いだ。

いや、海外の人に同じ事を話してもバカにされるかもしれないな。まあいいか、そういう考え方が嫌いだってこと。

僕は自分がバカにされる分は何も気にしない。この記事を100人が読んで100人が「無理だ」と言っても僕がやる事は変わらないし、僕はできると思って自分のやる事をやり続ける。

僕が嫌いなのは「できるわけない」という考えの矛先を自分自身に向ける人。

この15年間で何百人もの選手や指導者、保護者、そこに関わる沢山の関係者と話してきた。

職業柄、普通の人よりも沢山の方々と関わってきたけど、自分の夢や目標についてハッキリと自信を持って話してくれた人は10人もいないと思う。

「なれればいいな」くらいにぼかしながら話す人はいるけど、「なる」とハッキリ言える人は本当に少ない。逆に諦める(諦めた)理由を話す人は嫌というほど見てきた。

「お金が」「時間が」「環境が」と、諦める自分を肯定する理由はいくらでも出てくる。もちろん僕の知らない「本当にどうしようもない理由」もあるのかもしれない。でもそういう人に言いたい。

「できる」と思ってやり始めたら、本当にできるかもしれないよ。

僕は「本気でやれば大体のことはできる」と思っている人間だ。でも僕のその感覚を言葉だけで説明しても他人には理解してもらえない。だから僕は「できるわけない」と思われることをやる。

やればできるんだと、これを読んでくれた人に証明したい。

日本で働くサッカー指導者のほとんどはハッキリ言って貧乏だ。サッカーしかしてこなかった僕には海外でのんびりやれるような余裕はないし、もう33歳で若いとも言えない。それでもやる、必ず。

まずはオランダ語を話してオランダに住む。

もしかすると10年経っても20年経ってもイングランドには到達できず、まだオランダにいるなんてこともあるかもしれない。でも僕は何年かけてでも死ぬまで夢を追いかけ続けるよ。

実際のところ、本気でやったからって全てが上手くいくわけではない。もしそうなら世の中成功者だらけになってる。さすがに僕もそれはわかっている。

けど自分の望む1番の結果を得ることができなかったとしても、本気で頑張った人には人生を豊かにする別の何かが残る。そういうもんだと思う。

「僕も」「私も」と思える人が出てくるよう、本気でやればできるってことを「これからの僕」がSNSを通じて伝えていく。

・「これまでの僕」が伝えれること

そしてこれを読んでくれてるキミ、本当に達成したい目標や叶えたい夢があるのならそれは言葉にして他人に伝えた方がいい。これだけは自信を持って言える。

家族でも友達でも誰でもいい、外で知り合った他人でもいいから1人でも多くの人に話すべき。

これは他人に言えない夢なんか叶うわけないとか、そういう事が言いたいんじゃない。

もしキミが何かに向けて本気で頑張っているのなら、その本気を他人に伝えていけばいつか必ずキミを助けてくれる人と出会う。

僕がそうだった。僕は自分の地元にクラブを作るとき、地域の子どもに進路の選択肢を増やしてあげたいという想いで始めた。でも23歳という年齢が理由で「できるわけない」と色んな人にバカにされた。

それでも僕が本気だったから、まずは地元の友達が仕事の合間を縫って助けてくれた。そうして少しずつ形になって助けてくれる人はどんどん増えて、僕1人ではできなかっただろう結果が沢山ついてきた。

もし僕が誰にも話さず1人で黙々と頑張り続けても、いつまでも何も形にならなかったと思う。今だってそうだ。僕はTwitterでオランダ語を勉強し始めた事を発信したから、勉強を助けてくれる人と出会えた。

誰にも知られず頑張る美学みたいなのもわかるけど、色んな人に話して助けてもらう方がキミの夢が叶う可能性はグッと高まるよ。

これは「これまでの僕」の経験から伝えれること。

・さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

途中で「バカにされても気にしない」と書いたのは本当ですが、やっぱり応援してもらえる方が嬉しいです。

この記事を載せたツイートに「いいね」でもしてもらえたら、応援してもらえた気持ちになって頑張れそうです。

コメントやリツイートなんかしてもらえたらもっと頑張れます。笑

ここまで読んでくださった方々の刺激になれるよう頑張りますので、これからもよろしくお願い致します。

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