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夏至のメッセージ 2022 #29

2022年7月19日 宮司様との会話 その3 百鬼夜行の皆様


many monsters, spirits, etc. forming a line and walking through the night


「今、あるけれど見えないもの、それを見つけて友達になることから始まります。あなたはすでに精神文明の中にいます。動物と意志がt通じ合うことができると認識してください、そして動物たちの話を聞くことから始めてください」

姿なき者の声が入ってきました。

そういえばここへ来てから、人ではないものたちと話すことが多くなっています。

昔話の中では動物や妖怪、神なるもの、カメやらツルやらと話をしたり、嫁にもらったりすることが当たり前になされています。犬やスズメと話したり、天女の羽衣を盗んで嫁にする話もあります。

これらは単なる物語ではありません。

百鬼夜行が生活と共にあり、奇異なる者、人ではないものが当たり前であった時代が日本の文学や美術、芸術を発展させ最高傑作が生まれました。

文字と言葉ありきで作られたものの限界を知るべきです、文字や言葉を持ったことにより異国人とコミュニケーションができるようになりました、それまでは言葉や文字がなくても相手を思いやることで相手の意図を理解することができました。

言葉と文字を持つことで宗教と嘘が生まれ、自然とつながることよりも物や財を所有することに価値を見出しました。富める者と貧しい者が現れ、村が現れ、争いを好む村と争いを好まない村が現れました。

その頃には目に見えるものの価値しかなくなり、見えないものたちは忌み嫌われ、恐れられるようになりました、そして恐れを取り除こうとする者たちで溢れました。

自然や見えないものに対する畏敬の念は忘れさられ、神や仏も忘れ去られます。価値を持たない数字の過多だけを追い求め、それが権力になりました、

果たしてそれは本物でしょうか?
あの世のものや動物たちは、そんなものを求めるのでしょうか?
果たしてそんなもので美しさは測れるのでしょうか?

百鬼夜行の者どもを引き連れパレードに出かけましょう、今日はお祭り、祝言の日です。
踊り、歌いパレードに出かけましょう。

ああ、楽しや美しや、百鬼夜行のお通りでございまする


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