母の迷いや葛藤が子どもに与える影響

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娘は迷っていた。

＊勉強
＊合唱コンクールの伴奏
＊習い事の全国大会出場
＊部活の昇段審査

全てやり切れるのか葛藤していた。

その様子を見ていた私は、
彼女の感情に引っ張られて、
全ての感情を受け取ってしまった。

境界線を引けず、
一緒に迷いと葛藤に突入した。

「二兎を追う者は一兎をも得ず
って言うじゃない？」

これは、”弱い私”が出たときに言うセリフ。

彼女の性格を考えると、

「全部やり切ろう！」と、
背中を押せなかった。

少し時間に余裕がある方が良いと思ったからだ。

「どう思ってる？」
「どうしたい？」
と、問いかけても、
答えは出ず、困っている様子だった。

だから、
「やらない事を決めようか？」
と、話した。

＊勉強はしないといけない。
＊伴奏も決定していること。
＊全国大会も決定している。

答えはひとつ。
”部活の昇段審査”を見送る方向で決まった。

しかし、
先日、部活の選手権大会があり、
手も足も出ず一回戦負け。

数日前に組み合わせが発表され、
前日は「どうせ勝てない」「負けるんだろうな」
と、肩を落とし、
眠れない夜になったようだ。

強いと分かっている相手に向かっていくのは勇気がいる。

一対一の真剣勝負。

それでも逃げずにやり切った彼女の姿は勇者だった。

その姿を見て、
昇段審査を受けない。
という判断は正しかったのか？

あと1年、
のらりくらり適当に部活をするのか？

毎回、勝てない試合に出るのか？

でも・・・やり切れる？

堂々巡りの日が続いた。

娘とも何度も話し合い、

気持ちを確かめるが、答えが出ない。

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☆選手権大会の日、
不安な心と戦いながら逃げなかった。

☆テスト勉強も、
言われなくても朝食の時、
英語の本文を流している。
提出物も計画を立てて進めている。

☆伴奏も朝・晩、自主的に練習している。

☆全国大会に向けて習い事にも一生懸命だ。

うん、大丈夫！！

彼女はやれる！！

そう確信し、

「全部やろう！！
昇段審査の練習も毎日10分やれば当日まで何時間になる？
大丈夫、貴女はできる！！
全部やり切れる！！！」

根拠はない。

自信もない。

でも、もう迷わない。

私が迷うと彼女も迷うのだ。

私が葛藤していると彼女も不安になるのだ。

もう迷わない。

共に突き進む。

そう決めた。

すると、

彼女の腹も決まったようで、

「やる！！」

と、言って学校に行った。

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応援団長は大忙し！！

今しか出来ないこと。

必要とされているうちが華。

そう気持ちを落ち着けながら、

また一歩、

成長させてもらおう。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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