高齢社会を乗り切る舵きりは早い方が良い。番外編!!
SDGsについて考えていたら、突如、新たな情報が入ってきたので、そちらから考察することにした。
弊社は総合事業というものが始まる時に、声を掛けて頂き、広島市初の基準緩和型デイサービスを始めた。もともと高齢者のニーズを可視化する研究会で仮説を立て、実証実験として設立した会社であるし、小さな規模の会社は小回りが利く。社会資源マップ共有アプリを広島市に導入・運営しているため、高齢者を支える社会資源に関しても情報が入ってくる。
昨年、基準緩和型デイサービスにて機能訓練の結果がある程度の点数に達した事業対象者が退所した後の受け皿として、拠点事業としての体操教室を開始し、
事業対象者→基準緩和型デイサービス利用→拠点事業
の流れが出来るか、を可視化する実証実験を行ってきた。
この流れは、現在使われている介護保険料を削減するための、総合事業の根幹だと考えて頂いて良い。
先日、『高齢社会を乗り切る舵きりは早い方が良い。第1回~4回』において述べた課題については、弊社の社長(ケアマネジャー)が広島市の介護保険課の課長へと、直接詳細を報告済みのため、後は、厚生労働省老健局の指示を待つのみである。
報告の際に、今年の夏に厚生労働省老健局にて、今後の方向性が決まるという情報と同時に、新たな情報が入り驚いた。
まさに新しい総合事業という枠組みの中で、健康年齢をいかに引き上げるかという理念のもと、実証実験として広島初の基準緩和型デイサービス事業所であり、居宅介護支援事業所、体操拠点事業、高齢者向けのスマホ・タブレット教室を運営している弊社だからこそ得られる、最先端の情報であると言って良い。
スタッフも最高の人材を置いている。
・元、県立広島病院の総婦長であり、看護学校の副校長を務めてこられた正看護師。
・大学で獣医学を学び、その後、人の骨格や筋肉動作を学び、太極舞、薬膳など、健康に関する確かな情報を持つ、プロフェッショナルのインストラクター
・母乳の出を良くするためのマッサージをしながら、産前・産後女性の育児や子育てなど、様々な女性の悩みを聞き続けて来た助産師
個性豊かで素晴らしいスタッフを引き抜いて来た。
そして、おまけの私は、障害者の分野で、主に社会復帰を目指す彼らの相談役として、障害者就労支援施設、精神障害者社会復帰施設に勤務してきた社会福祉士。その他、社協ホームヘルパー、障害児の外出支援(ガイドヘルパー)も経験している。2016年に、夫の居宅介護支援事業所開設とともに、高齢者の分野へと転身した。
・・・・・・つまり、高齢者福祉に関してはド素人?
ドキッ
私の一番の功績は、上記の優秀なスタッフを集められたことだから、それで良いのだ。周囲に恵まれていることが、唯一のアピールポイントかもしれない。←おい
社長は福祉用具のメーカーとして営業をした後、ケアマネジャーとして16年の実績があり、同じ事業者と癒着したりせず、利用者本位を考え、サービス事業者も70社以上と、高齢者にとって一番良い在宅支援に取り組んできた。困難事例として他の居宅介護支援事業所では扱えない事例を多数抱えて取り組んで来たため、広島市では名の知れた、優秀なケアマネジャーである。
鼻息荒く、連ねてしまったが、高齢者の在宅支援に関しては見る目は確かであると伝えたかった。
そして、今回、介護保険課から得た新たな情報は、一見、聞き流しそうな、総合事業そのものの失敗では?と思えるものだが、実はそうではない。
超優秀なスタッフが居て、高齢者のニーズについても可視化出来ている私たちが重要だと感じた新たな情報である。
夏には方向性の決まってしまう総合事業の方向性。
急を要するこの新情報について、考察と、総合事業の今後の改善案を考えてみることにする。
次回、『高齢社会を乗り切る舵きりは早い方が良い。場外乱闘編』をお送りします。
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