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~インド旅行記8~

宿に戻るために歩いていると知らない場所へ出てしまった。夕暮れで少しずつ暗くなっている中、めっちゃ焦りだした。まわりを見渡せばインド人ばかり(あたりまえだけど)で、道を聞くにも勇気が・・・って思ってたら白人女性を見つけた。気付いたら近寄って『I’m lost』と助けを求めていた。日本では絶対声をかけないであろう白人女性に進んで声をかけに行った私が面白かった。その上、英単語が苦手な私がとっさに『lost』という単語が出てきたことに驚い。その白人女性は、優しく道を教えてくれ無事に宿に着くことができた。ほんと感謝でしかない。

宿に着き、ほっとして屋上へ登ると空一面にカイトが飛んでいた。今日はなにかあるんだろうか?高い建物がないため、めっちゃきれいに見える。夕焼けとともに広がるカイトたちに心奪われ、ぼーっと空を眺めていた。

ドミトリーに戻ると、日本人の学生が増えていた。明日、一緒にガンジス川で朝日を見る約束をした。

次の早朝、みんなでガンジス川へ出かけた。4人ほど乗れるボートを借り(船頭さん込みで)、ガンジス川の真ん中で日の出を見ることができた。ほんと優雅で幸せな時間だった。ボートの上でチャイも飲んだ。温かいチャイにほっとする。岸へ戻りボートを降りる際、そのチャイの器を岸へ投げつけて割るように言われた。おもしろい!!一回使っただけの器なのに。同じ土だから自然に戻るような感じなのかなぁ。素敵な朝の時間だった。

そして昼。狭い道にお店が並んでいる裏路地へ行ってみた。もうそろそろカレー以外を食べたいなぁって思っていたら日本語でメニューが書かれたお店を発見!テンションあるよねぇ。メニューの中から(コロッケ定食)を頼んだ。細長いお米のご飯の上に大きなコロッケが2つ。やったぁと思って一口。・・・コロッケの断面を見ると黄色い。やっぱりカレー味かよ!!ってつっこんで笑ってしまった。

つづく・・・

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