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江戸前サバからみえた環境問題

鯵が食べたくてアジングに初挑戦してみました。

アジングとは、ルアーでのアジ釣り。ほぼ全国で季節問わず岸壁や陸っぱりからライトタックルで楽しめる近年大人気のルアーゲームです。

釣りにハマっていた中学生の時はアジなんてルアーフィッシングのターゲットではなかったけれど、ここ数年で1g前後の軽量ジグヘッド+ワームがメインのライトショアゲームが大流行のようで、私も流行に乗っかってみました。

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アジング用に買い揃えたジグヘッドとワーム。

場所は手軽に行ける豊洲ぐるり公園。夕マズメ+夜釣り狙いのため、現地到着がちょうど満潮の16時前。その日はそこから夜に向けて下げ潮(若潮)、無風、波も穏やか、晴れという良いコンディションでした。

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日曜ということもあり、サビキ釣りのファミリー層で超大混雑、とても広い公園なのに竿を出す隙間さえない状態で驚きました。

他の人の釣果観察がてらウロウロしてるとひとスペース空いたので、やっとこさ場所確保。

【タックル】
ロッド:トラウトロッド(アブガルシアのULを流用)
リール:実家にあったスピニングリール1500番
ライン:メジャークラフトのエステルライン(弾丸ライトゲームAJI 0.25号(1.2lb))
ルアー:ジグヘッド(ティクト アジスタ S 1.3g)+ワーム(がまかつ 宵姫ノレソレ 1.8inch クリアUVシルバーラメ)

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ショックリーダーなしのジグヘッド単体です(リーダーなんてめんどくさいと思い軽く見たことを後に後悔することになる)。


ちょうど満潮+夕マズメという絶好のタイミングで、3キャスト目位でバイト。25cm弱のサバ君が釣れてくれました。

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9月中旬以降ネットでは「豊洲ぐるり公園のサバ祭り」と話題で、アジというよりサバばかり釣れているようです。この日もサビキ勢は良型サバをガンガン釣り上げていました。


その後しばらくアタリなし。ファミリーは帰り始めて徐々に人が減っていき、快適に。

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陽も落ちてレインボーブリッジがライトアップされた19時頃、2匹目。
ルアーは暗くなってきたのでメジャークラフトのジグパラヘッド(アジングスタイル 1g)+メジャークラフトのパラワーム(アジストレート グローホワイト)に変えました。


その後、ちょうど群れが回遊してきたのか、キャストする度にバイトという入れ食いタイム到来。
けれどもバイト後にジグヘッドごと切られてバラすという無念を3度も繰り返し、その度に結び直し...を繰り返していたら群れはどこかに消えていきました…。


【この日の学び】
外道まじりのアジングにはショックリーダーはマスト。豆アジばかり釣れている時ならライン直結で良いのかもしれませんが、サバやメバル、セイゴなどかかる時は超必須。超痛感(その日のうちにAmazonでフロロショックリーダー注文済)。


その後1時間くらい粘るも、バイトなし。竿をたたみ、帰宅。
サバはすぐに痛むので、帰宅後すぐにサバの処理。

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釣ってすぐ現場血抜き+内蔵の処理はしていたので(氷締めは面倒なのでしてない)、流水で洗ってぬめりをとり、三枚に下ろし、頭とアラはアラ汁に、身はしめ鯖に仕込みました。

翌日、実食。うん、おいしい!....(ん?)
後味にケミカル臭が残った気がしました。勘違いなんじゃないかと思いもう一口と箸を進めますが、やはりケミカル臭(洗剤の味がする言うと言いすぎでしょうか...。)八戸の釣ったサバは臭みもなくおいしかったし、割と処理もしっかりしたのになぜ。調べてみると、これは東京湾奥の汽水域を周回している魚特有のものらしく、同じ感想の方が結構おりました。
「水」は大事なのですね。勉強になりました。サバ君ありがとう。

釣るのは楽しいですが、今後釣って食す魚は外海に近いポイントのものにしようと思います...。

また近日中にアジングしにいきたい(アジが釣れる所にいきたい)。
サバではなく、アジが釣りたい。おいしいアジのなめろうが食べたい。




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